【REPORT】アリーナでの単独公演を実現させたGOT7!さらなる大きな舞台に向け、跳び続ける7人

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5月24日リリースの「MY SWAGGER」がBillboard Japan Hot 100とオリコンデイリーシングルランキングの二つで首位を記録。勢いに乗るGOT7が、6月24、25日の両日に渡って、「GOT7 ARENA SPECIAL 2017 “MY SWAGGER”」を開催した。会場は単独初となる国立代々木競技場第一体育館で、喜びもひとしおなメンバーは超満員の会場でその勢いを実証した。では二日目の模様をお届け!


アリーナ級のSWAGなステージに熱狂

ファンが手元のライトをすべて消し、真っ暗になった館内。ステージではメンバーそれぞれにピンスポットが当たり、格好良さ炸裂のダンスを繰り広げていく。アクロバティックな要素も取り入れ、ノッケからGOT7らしさをアピールする7人。バックダンサーは大きな旗を振り、彼らの快進撃をバックアップしていた。

その後、ファンがライトをオンにすれば、グリーンの大海原が鮮やかに広がり、メンバーは最新シングル「MY SWAGGER」を披露。早速の“ヤバすぎ”なパフォーマンスに館内は熱気に満ち、「GOT ur LUV」を挟んだ「Yo モリアガッテ Yo」でさらなる盛り上がりに。センター・ステージへと移動し、ファンとの距離感を密にした上で、「Yo! もっと?」「モリガッテヨ!!!」とコール&レスポンスをすれば、盛り上がらないはずがない! こうした鉄板曲を惜しげもなく詰め込んだオープニングで7人は早くもスワガーぶりを発揮していた。

自己紹介を終えた後はトークタイムだ。JBは「たくさんの方が来てくれました」と喜び、ジニョンは「夏が近いからですかねぇ、スゴイ熱気に包まれています」と話す。そしてヨンジェのリードでライブビューイングを楽しむ全国のアガセ(GOT7のファン) に手を広げて、ご挨拶。ベンベンは「あ~~~」と雄叫びを全国に届けた。

ヨンジェが「僕が好きな歌」と紹介した「STAY」では、センター・ステージでメンバーが横一列になって熱唱。ヨンジェがしっかりとしたボーカルでリードする中、ユギョムが美声を響かせると歓声が起きた。幼い頃の思い出を懐かしむ詞に合わせ、スクリーンの映像はモノクロに変化し、「SO LUCKY」では軽やか&ソフトな振り付けがハッピーなムードを強くする。さらにラストでは全員が右手ひとさし指を突き出し、それは「ファンとGOT7は一つ」とのメッセージ。

“踊る唇”をバックに演じた「LAUGH LAUGH LAUGH」はセンター、メイン、二つのステージをフルに使って楽しくパフォーマンス。メンバー同士が互いに見つめ合って、笑い笑わせるシーンもあり、手で「スマイル」を作る振付でエンディングまで客席も笑顔が止まらなかった。

続くトークでは「MY SWAGGER」がBillboard Japan Hot 100とオリコンデイリーシングルランキングで1位をとったことを皆で喜び、メンバーはファンに感謝。ベンベンはこの曲中、高速ラップで見せ場を作ったユギョムに、速射ラップをリクエストし、彼は右手でリズムをとりながら高速フロウを演じていった。そしてダンスをリクエストされたJBはベンベンの歌に合わせて、腕をダイナミックに揺らして踊り、それに合わせてフロアのライトも大きく揺れる。JBのダンスにアガセは大きな拍手を送ったが、JBは「(もっと) 拍手が欲しいです」とおねだり。歌でもMCでもリードしカリスマ性を放つJBの可愛らしさにキュンとなる。

「次の曲はJBさんが書いた曲」(ユギョム) との紹介に続いた、ニューシングルのカップリング曲「MEET ME」はJBとヨンジェの鉄壁のボーカルリレーが光り、「LOVE TRAIN」はアップテンポに楽しくパフォーマンス! その後、この日のために特別公開された「MEET ME」のMVは派手な仕掛けに頼ることなく、メンバーの歌心を見せつける感動作だった。


どこまでも飛躍するステージと愛嬌満点のウィンク攻撃

後半は黒を取り入れたアダルト&スタイリッシュなファッションでのステージだ。赤く染まったステージで演じる「ANGEL」ではメンバーが熱き思いをセクシーなダンスで表現し、舞台に立ち込めるスモークがメンバーをよりスタイリッシュに映し出す。妖艶にキメた後はGOT7とファンとが共に飛翔する“フライ”タイム。まずは雲の間を突き抜けていくような映像とダブステップなサウンドがマッチした「skyway」を披露する。

続けて“フライ系”な歌に行きたいところだが、メンバーは初披露となった「MEET ME」のMVの反応が気になる様子。ユギョムは甘い声で「皆さん、どうでしたかぁ~~? 胸がキュンキュンしましたかぁ?」と問いかけると、聞いている側が恥ずかしくなりそうなコメントに他のメンバーは口々に「プロですねぇ」と称賛。ベンベンは「あっ~~、映画館でご覧の皆さん、どうでしたか」とセクシーに問いかけるが、ちょっと無理があったようで、「(何事も) 人生、チャレンジですよ」と締めた。さらに「この曲は、僕たちの一番可愛い、怖いリーダー。ちょっとセクシー、いっぱいシックなJBさんが作りました」と紹介した。

プロデューサーとしても活躍するJBだが、周囲に「僕、ウィンク、出来ないよ」と漏らしたんだとか。ジニョンは「皆さん、JBさんのウィンク、見たいですよね」と煽り、JBのウィンクタイムがスタートした。そして「僕はユギョムさんバージョンのウィンク知っています」と話すのだが、ユギョムは「(それって) 何?」とポカン。JB演じるユギョムのウィンクは歯を食いしばった変顔だった。

そしてユギョムが「ジニョンさんのウィンクが見たい」と話すと、ジニョンは「ファンの皆さんは見たくないです」と固辞しながらも、振り向きざまのウィンクで魅せる。ジャクソンもゆっくりと振り返りながらキュートなウィンクを演じ「皆さん、愛してるよ」とキュート・ボイスでラブメッセージ。が、恥ずかしさのあまり、舞台下手袖へと逃げるジャクソンだった。

そしてヨンジェが「行きましょう!」と声をかけてスタートした「Fly」。スタートするとイントロだけでも悲鳴にも似た歓声が起き、メンバーはトラップなサウンドに会わせて、両手を広げて宙を舞うようなダンスを演じ、ファンを夢見心地にさせる。そしてマークが先陣を切ってセンター・ステージへ。続く「Hard Carry」も“飛行機が移動手段”と歌うフライ・ソング。オープニングに登場したフラッグ部隊が再び現れ、中盤からダブステップに転じると、マークがバク転をキメる。バックの映像はモノクロとカラーが交錯し、カラーの動画はスリリングに加工され、音、映像、そしてメンバーのパフォーマンスが格好良さ満点にハマっていた。


ラブリー・タイムでは個々の魅力も炸裂!

フライ・タイムの後はラブリー・タイム! メンバーは日本初披露のスペシャルな歌を挟みながらスウィート・チューンの連発で会場をハートフルにしていく。でも、その前にちょっと一休み。一連のフライ系ダンス曲でハードに舞った彼らからブレイクのリクエスト。JBは「30秒だけ休みを下さい」と話してフロアに座り込むが、これも前フリだ。その間、ジニョンが「こうして皆さんの顔を見てるだけで、元気になれます」と話せば、マークは「次は皆さんの、もっと近いところまで会いに行きます」と続け、待望のトロッコタイムに!

ジャンプするように駆けながらトロッコに飛び乗ったマークを筆頭に、メンバーが二手に分かれてトロッコにインし、まずは「Q」を日本初パフォーマンス! ジャクソンはマークのラップに耳をそばだてたり、ヨンジェは歌いながら指ハートをプレゼントしたりと、ほんわかムードが嬉しい。そしてトロッコに乗ったまま「Just right」へ移れば、ヨンジェはサランヘポーズをプレゼントし、マークはトロッコから身を乗り出すようにダンス。ジャクソンの「Say, 代々木~~」といったコール&レスポンスでフロアは一つになり、メンバーはメインステージに戻ってからも楽しそうなステージングを見せた。

続いた「Paradise」も本邦初披露。花道で縦一列に並んでパフォーマンスを演じた後にセンター・ステージに場所を移せば、会場は一瞬にしてパラダイスになる。

歌い終えたメンバーは「本当に面白いコンサートですね」(ヨンジェ)、「本当に近くに行けて満足しています」(マーク) とラブリー・タイムの感想を述べ、今度はNHKの「テレビでハングル講座」にレギュラー出演する彼らならではのコーナーがスタート! メンバーが“それぞれの魅力”をセルフ・アピールし、生のハングルをレッスンする。

ジャクソンは「僕の魅力は明るくてセクシー。そして筋肉です」と話し、力こぶを見せると、その見事な盛り上がり具合にフロアからは黄色い絶叫が! マークは「僕の魅力は低い声です」とその言葉そのままローボイスで話し、「Paradise」の英語パートをクールに演じれば、ファンは皆、大満足! JBは「僕の魅力はシックな性格です」と話し、「僕と付き合おう! 僕のところに来て!」とシックに告白した。

その後、メンバーは白いキューブ状のオブジェを使ったパフォーマンスで「If You Do」を歌って苦悩する男心を表現し、本編最後では再びラブリーな「Never Ever」を披露。ファンはメンバーそれぞれの名前をコールし、心の底から声援を送っていた。


ファンとメンバーが想いを通わせたアンコール

ベンベン・プロデュースの映像上映、「離さなければ...」で幕を開けたアンコール。「MY SWAGGER remix」では再びトロッコに乗り、カラーボールを投げ入れながら歌うメンバーたち。「Girls Girls Girls remix」では重低音のサウンドにフロアが大きく揺れ、アンコール・ラストの「AROUND THE WORLD remix」ではファンのジャンプで代々木が縦に揺れた。そしてダンサーはタオルをプロペラさせながらの大騒ぎ! ユギョムはロボット風ダンスで見せ場を作り、大きな歓声を浴びていた。

終盤、メンバーはそれぞれの言葉でファンへの感謝を伝えた。

ユギョム「僕はやっぱりライブを愛してま~す。ステージでパフォーマンスすることは自分にとってかけがえのないことです。次はもっといいパフォーマンスを準備して皆さんを待ってます! 愛してます!」

ヨンジェ「これからもアガセの皆さんと思い出をたくさん作りたいです。ずっと一緒にいてくれますよね? 皆さんとまた会えるように曲作りを頑張りますので、応援よろしくお願います。大好きです」

マーク「日本デビューからアリーナ公演をするのが夢でした。皆さんのおかげでアリーナ公演が出来ました。本当にありがとうございます。今日も皆さんを“よしよし”するので、皆さんも僕に“よしよし”して下さい(と話して、メンバーとファンが互いに頭をナデナデ) アガセの皆さん、愛してる」

ジニョン「やっとここまで来ることが出来、本当に嬉しいです。ここ代々木は去年のJYP NATION以来ですが、僕たちだけで立っていると、本当に広くて、超緊張しました。でも、皆さんの熱い声援で緊張が解けました。本当にありがとうございます。僕たちがこの場にいられるのを当たり前とは思いません。皆さんがいるからここに存在しています。どんな状況になっても皆さんだけを思います。皆さんと一緒にもっと高いところにFLYしたいです。皆さん、一緒に行くよ! 皆さんの自慢の歌手になって戻ってきます」

ベンベン「映像を皆さんが気に入ってくれて嬉しいです。前に『もっと大きなところでコンサートが出来るよう頑張ります』と言いましたが、それが今日実現できました。皆さんのおかげです。押忍。来年、もっと大きいところでコンサートを(したいです) 東京ドームに行きましょう! いつも大好き!」

ジャクソン「こんなに多くの皆さんに会えて嬉しいです。一生忘れない思い出になりました。本当にありがとうございました」

JB「ホテルからここに来るまで雨が降るのを見て、皆さんが来る道が大変じゃないか心配でした。雨で曇った気分が晴れたなら嬉しいです。僕の音楽を応援してくれる皆さんがいることが僕にとって大きな幸せです。」

コメントの最後はJBが「皆さん、手を合わせてください」と声をかけ、メンバーは手を重ねて、「G.O.T 7 チャイ」とコールし、館内が一つに。その後、スクリーンには「アガセの皆さん、歌声を届けましょう!」との文字が映され、「STAY」の控えめに流れるトラックに合わせて、ファンが大合唱。さらに「GOT7 is MY SWAGGER」と書かれた緑色のカードを掲げると、メンバーも「皆さんもぼくたちのSWAGGERです!」と応えた。

アンコール、そして最後の挨拶を終えても、彼らは名残惜しそうにステージを去ることはなかった。7人は最後まで投げキッスをプレゼントし、ジャクソンは感極まり、上半身裸に! ベンベンは改めて「次のツアー、東京ドームで会いましょう」とファンを喜ばせ、ファンと共に東京ドームを目指すことを誓った。

ライター:きむ・たく

GOT7 ARENA SPECIAL 2017 “MY SWAGGER”
日時:2017年6月25日(日) 開場:16:00 / 開演:17:00
会場:国立代々木競技場第一体育館

【セットリスト】
Opening~
01. MY SWAGGER
02. GOT ur LUV
03. Yo モリアガッテ Yo
04. STAY
05. SO LUCKY
06. LAUGH LAUGH LAUGH
07. MEET ME
08. LOVE TRAIN
09. ANGEL
10. skyway
11. Fly
12. Hard Carry
13. Q
14. Just right
15. Paradise
16. If You Do
17. Never Ever
<ENCORE>
01. 離さなければ...
02. MY SWAGGER remix
03. Girls Girls Girls remix
04. AROUND THE WORLD remix

【LINE MUSICプレイリスト】
GOT7 ARENA SPECIALセトリ:https://lin.ee/2eksM0G/lnms
※EN-2~EN-4はプレイリストに含まれておりません。

■ツアー情報
GOT7 Japan Tour 2017 “タイトル未定”
11月3日(金・祝) Zepp Sapporo
11月11日(土) 福岡サンパレスホテル&ホール
11月12日(日) 福岡サンパレスホテル&ホール
11月16日(木) Zepp DiverCity Tokyo
11月17日(金) Zepp DiverCity Tokyo
11月18日(土) Zepp DiverCity Tokyo
11月21日(火) Zepp Nagoya
11月22日(水) Zepp Nagoya
11月24日(金) Zepp Namba
11月25日(土) Zepp Namba
11月26日(日) Zepp Namba
12月21日(木) 日本武道館 (Tour Final)
12月22日(金) 日本武道館 (Tour Final)

チケット一般発売:8月26日(土) ※I GOT7 Japanにて超最速先行受付中!

コンサートのお問い合わせ:SOGO TOKYO 03-3405-9999
(月-土 12:00~13:00/16:00~19:00 ※日曜・祝日を除く)

■リリース情報
GOT7 New Single「MY SWAGGER」発売中
・初回生産限定盤A (CD+DVD) ESCL 4870-1 ¥1,852+税 (税込 ¥2,000)
・初回生産限定盤B (CD+DVD) ESCL 4872-3 ¥1,713+税 (税込 ¥1,850)
・通常盤 (CD) ESCL 4874 ¥1,204+税 (税込 ¥1,300)

「MY SWAGGER」特設サイト:http://www.got7japan.com/my-swagger/

GOT7 Japan Official Website:http://www.got7japan.com/

記者 : Kstyle編集部