解散発表の2NE1、最後の新曲「Goodbye」MV公開“私たち、また会う日までさようなら…”

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写真=「Goodbye」ミュージックビデオキャプチャー
「私たち、また会う日までさようなら、さようなら…」

別れの挨拶は騒々しくはなかった。2NE1は静かに、そして落ち着いて別れを告げた。

2NE1は21日午前0時、各種音楽配信サイトを通じて、最後の新曲「Goodbye」を公開してファンたちに別れを告げた。

作曲は海外ミュージシャンのJ GrammとRook Monroeが参加して作った曲で、ジャンルはスローテンポR&Bだ。導入部分の華やかで清涼なギターリフがとても魅力的だ。R&Bとレゲェの感性が同時に盛り込まれているマイナーコードの進行は、洗練されていてシンプルな編曲を通じて「別れ」というテーマをもう1度想起させてくれる。

特に注目すべき点は、2NE1が活動を終了する最後の曲ということだ。淡々と吐き出す成熟した別れは、華やかではないが真心が込められており、一層胸にジンとくる。シンプルだがリズム感のあるギター伴奏は、メンバーそれぞれの音色により集中させる役割も果たしている。

騒々しくない別れの中でも繰り返される「忘れないで」「行かないで」と言う歌詞と、「私たち、また会う日までさようなら、さようなら」などの歌詞は、聴く人をほろりとさせる。

2NE1の解散に多くの人が残念な気持ちを持っているため、曲が与える感性が一層現実的に感じられる。彼女らは、デビューの頃から女性アイドルの限界を超えたパワフルな振り付けや安定的かつ引き込まれるような濃いボーカルとラップで、旋風的な人気を呼び、新たなトレンドを作ってきた唯一無二のガールズグループだった。

あまりにもはっきりした成果を挙げ、2NE1ならではの魅力で世界的に愛されたグループだったため、7年の時間に終止符を打たなければならない状況が切ない気持ちを醸し出している。

しかし、「私たち、また会う日まで」と言った歌詞で暗示しているまた別の始まり。これは、ファンにとって少しは慰めになるはずだ。

記者 : チョン∙ジュンファ