ユ・スンジュン、ビザ発行拒否訴訟が棄却されたことを不服とし“控訴決定”

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写真=ユ・スンジュン Weibo
歌手ユ・スンジュンが控訴を決めた。

ユ・スンジュンの法定代理人である法務法人クァンジャン側は17日、マイデイリーに「今回のユ・スンジュンのビザ発行拒否処分の取り消し訴訟に関連して、控訴することに決めた」と明らかにした。

先立って先月30日午後2時、ソウル行政法院行政1部(部長判事キム・ヨンチョル) は、ユ・スンジュンの査証(ビザ) 発行拒否処分取り消し訴訟を棄却して、「国防の義務遂行に支障を招いて、韓国社会の秩序を惑わす恐れがある。公共の安全、善良な風俗を害する」と判示して、ユ・スンジュンの査証(ビザ) 発行拒否処分の取り消し訴訟を棄却した。

裁判所はユ・スンジュンが公益勤務要員招集期日を3ヶ月延期してアメリカに入国し、アメリカ市民権を取得したことに関連して、兵役逃れのためのものだと判断した。

ユ・スンジュンは2002年、軍入隊のための身体検査で社会服務要員判定を受けて入隊予定だったが、突然韓国国籍を放棄、アメリカ市民権を取得して兵役が免除された。これを受けてユ・スンジュンに対して兵役逃れを非難する世論が沸き立ち、法務部はユ・スンジュンの入国制限措置を下した。2002年2月に仁川(インチョン) 国際空港で入国が拒否されてから、14年にわたり韓国の地を踏むことができずにいる。

その後、昨年5月にユ・スンジュンはインターネット放送アフリカTVを通じて、ひざまずいて積極的に入国許可を訴えた後、アメリカの駐ロサンゼルス領事館に入国ビザを申し込んだが拒否された。当時ユ・スンジュンは、「アメリカ市民権をあきらめて軍入隊をしても入国禁止が解除されて韓国国籍を回復して、韓国の地を踏みたい」と語った。それと共に、韓国国民と兵務庁の関係者たちに「どんな方法でも韓国の領土を踏みたい。善処してほしい」と泣いて訴えた。

同年10月にユ・スンジュンは、「韓国政府が在外同胞に発行するF-4ビザを発行してほしい」と主張して行政訴訟を提起した。

記者 : チェ・ジイェ