【REPORT】ソン・スンホン、貴重な料理姿に目が釘付け!“おにギュ―”でファンをおもてなし…日本ファンミーティング ― Vol.2

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話題の時代劇『師任堂(サインダン)』を撮影中のソン・スンホンが、ファンミーティング「Song Seung Heon“SH&Asto JAPAN”Spring Fan Meeting 2016」を東京と大阪で開催。昨年の11月以来の来日で、変わらぬ王子様ぶりを見せてくれた。ここでは4月27日に行われた東京公演の模様をリポートする。

ファンの前で貴重な料理姿を披露

最後のコーナーは「もしもしスンホンです! ピクニックしませんか?」スンホン本人から携帯に電話がかかってくるというドキドキと料理コーナーが合体したふれあいタイムだ。電話を受けた2人のファンがステージに上がると、ソン・スンホンはヘッドマイクとエプロンを装着。テーブルには海苔やゴハンや具材などが並ぶのでキンパプ=海苔巻きかと思ったら、どうも違うよう。真ん中に握ったゴハンをドン、と置き、ハムや卵焼きやキムチを乗っけていくソン・スンホン。会場にどよめきが走るが、ほどなく、いま流行りのおにぎらずタイプの海苔巻を作っていることがわかってきた。1つ目を作り終わったところで賢いソン・スンホンは学習能力の高さを発揮。2つ目は、ゴハンの量をぐっと減らしてサーモン、卵焼きなどを乗せ、上にまたゴハンを乗せる作戦に出た。さらに「ごはんを接着材にします」と言って本当に糊のように使いこなす技も発明。そして最後は両手に体重をかけてギュ―ッ。こうしておにぎりとも、おにぎらずとも違う“おにギュ―”とでもいいたくなるような新たな食べ物が完成した! しかもこれ、かなり大きい。

運ばれてきたのはいいものの、初めて見る食べ物に戸惑うファン。「どうやって食べたらいいんでしょう?」と聞くと「口で食べればいんですよ」と言って「フフフッ」と笑うソン・スンホン。まさかのツンデレ!(笑) 食べにくそうなファンを横目で見ながら「こんなに大勢の人の前で食事するのは初めてですよね。フフフ」最後は記念のツーショットをパチリ。「トッポキくらいは作るが料理はあまりしたことがない」というソン・スンホンの貴重な料理コーナーはここで終了。そしてイベントもそろそろ終盤に……。

「今日は皆さんといろんなゲームをしたので時間がたつのがなおさら早く感じられました。いつも思いますが、イベントでステージに上がってくださる方もいますが、遠くからずっと見守ってくださる方もいらっしゃいます。そういう方に申し訳なく思います。時間的な余裕のないことをご理解くださって、楽しんでくださるファンの皆さんに心から感謝しています」今後の予定を聞かれると「まずはドラマ『師任堂(サインダン)』の撮影を無事に終え、次は6月ごろから映画を撮影します。韓国映画ですが海外での撮影になりそうで、これまでにやったことのない役柄に挑戦します。次は秋ごろ、『師任堂(サインダン)』でまた、皆さんにお会いしたいと思います。そのときはまた笑顔でお会いしたいです」


成熟した男の魅力を強く感じさせたソン・スンホン

最後はファンによる「ソン・スンホンシ、ファイティン!」の大合唱に「ありがとうございます」と大きく手を振ったソン・スンホン。エンディングでは甘く優しい声で「少女」を歌った。「かなり前に発表された曲ですが、ある歌手の方が歌っているのを見ていい曲だなと思い、歌は苦手なんですが歌うことにしました。タイトルどおり、この会場にいらっしゃるすべての方を少女だと思って歌います」上の階のファンへも目線を送り、手を振るソン・スンホン。最後は投げキッスをして退場……と思ったら、またステージに現われ、テープがバーン! キラキラと舞うテープの中に笑顔で立つソン・スンホンの姿もまた輝いていた。その後、ハイタッチ会が行われた。がっちりと両手でハイタッチしてくれる優しく男前なソン・スンホンに、ファンはあらためて感動したという。

5月には韓国で新作映画「第3の愛」が公開され、8月には日本でオム・ジョンファと共演したラブコメディ「ミス・ワイフ」が公開されるソン・スンホン。時代劇で大人の男を演じている最中の来日だったせいか。それとも、コンスタントに日本でのイベントを重ねているせいか。今回のファンミーティングはいつにもましてリラックスした様子で、真面目ななかにも茶目っ気のある人柄に加え、成熟した男の魅力、大スターの余裕のようなものを強く感じさせた。2016年下半期、最大の話題作といわれる『師任堂(サインダン)』ではどんな姿を見せてくれるのか。期待したい。

ライター:望月美寿

「Song Seung Heon “SH&Asto JAPAN” Spring Fan Meeting 2016」
日時:2016年4月27日(水) 開演19:00
会場:東京ドームシティホール

【セットリスト】
「少女」(原曲:イ・ムンセ)

記者 : Kstyle編集部