Vol.1 ― Apink、クイズを通して分かるメンバー同士の“団結力&記憶力”シーズン2

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写真=A CUBEエンターテインメント

昨年、10asiaはクイズを通してApinkの団結力と記憶力をテストした。(記事参照) 当時、Apinkはそれらのクイズに“メンタル崩壊”状態になりながらも楽しい時間を過ごした。果たして今年のApinkはどうだろう?3月31日にリリースした「Mr.Chu」で大きな声援を受けたApinkに再び会った。1年前と比べて遥かに成長したApinkだったが、やはりテストの前では1位を獲得した歌手も弱いところを見せた。残念ながらこの日、チョン・ウンジはミュージカル公演のため、クイズに参加することができなかった。

テスト用紙を渡すと、5人のメンバーたちはそれぞれ手で隠したり、テスト用紙を小さく折るなどして必死に自分の回答を完全に隠した。また、分からない問題が登場すると、お互いの顔色を伺う姿も見せた。解答時間が終わる頃にヒントを言うと、慌てて答えを修正するメンバーもいた。果たして今回の“団結力&記憶力”テストは、どんな結果が出たのだろうか?大笑いが起きたApinkとのインタビューを公開。まずはその第一弾である。

第1問:キム・ナムジュがデビュー初期に押していた特技は?
A.④ファン・ジョンウムの物真似


まずはウォーミングアップの簡単な問題。メンバーたちの記憶力を測ると同時に現在の特技を把握するために出題した。そして予想通り、メンバー全員が簡単に正解した。しかし、キム・ナムジュはもうファン・ジョンウムの物真似は特技として押していないと言う。キム・ナムジュは「今はあの頃よりも大人になったので、ファン・ジョンウムさんの物真似をすることを嫌がる方もたくさんいるのではないかと不安になった。だから最近は全然やっていない」と説明した。しかし、ユン・ボミが突然「ナムジュ、最近はあれをやっているじゃない。アナ?」と言うと、メンバーたちは爆笑した。キム・ナムジュは「アナは『アナと雪の女王』の主人公で、押しているわけではないけれど、この前ケーブルチャンネルMBC every1『週刊アイドル』で一度物真似をしたことがある。特技だとは思っていなかったけれど、案外上手くできたので特技になったみたい」と語った。他のメンバーたちにも特技があるのかと聞くと、パク・チョロンは「ああ、私たちは本当に特技がないようだ」と残念そうに言った。

第2問:Apinkが初めて音楽番組で1位を獲得した日は?
A.②2012年1月5日


実はこれもウォーミングアップの問題だと思っていた。Apinkは2012年1月5日にケーブルチャンネルMnet「M COUNTDOWN」で「MYMY」で初の1位を達成している。ところが、5人中3人が不正解という驚きの結果が出た。初の1位獲得という感動的な日なのだから当然覚えているだろうと思ったが、予想外の結果だった。不正解だったオ・ハヨン、キム・ナムジュ、ソン・ナウンの3人に弁明を求めた。

オ・ハヨンは「実は1月5日はホ・ガク兄さんの誕生日なので“まさか、ガク兄さんの誕生日と同じ日ではないだろう”と思って答えを避けたのに、こんなことになるなんて……」と困惑した。キム・ナムジュは「もう一度よく考えたら、1月5日ですね」ととぼけて言った後、「実は、日にちをよく覚えられないんです」と素直に告白した。ソン・ナウンも「1月の第一週目ということは分かっていたけれど、私も日にちをよく覚えられません」と打ち明けた。そこでユン・ボミがソン・ナウンに「メンバーの誕生日は覚えているの?」と聞くと、ソン・ナウンは自信のある声で「チョロン姉さんの誕生日は3月3日!簡単だから覚えている。ナムジュの誕生日はこの間だったから覚えている」と言った。それでは、他のメンバーの誕生日は……?

幸いにも、地上波初の1位を獲得した日を聞いた時は、メンバーたちは口を揃えて「7月19日」と答えた。ユン・ボミは「この日はハヨンの誕生日だから絶対忘れられない」と語った。

第3問:リアリティー番組「Apinkニュース」シーズン2の第9話「娘の多い家」の状況劇で、楽しい歌を歌ってほしいというオ・ハヨンの要求にユン・ボミが歌った曲は?
A.③「愛してしまったみたい」


「Apinkニュース」シーズン2の「娘の多い家」状況劇は、Apinkのファンダム(特定のファンの集い)の間でも最も伝説的なシーンとして挙げられている。Apinkの公式的なバラエティ番組向けのキャラクターであるユン・ボミの活躍が特に目立っていた。ユン・ボミが歌った「愛してしまったみたい」は、一度見たら忘れることができない。他のメンバーたちも忘れられなかったのか、全員正解だった。ところで、あの時ユン・ボミは何故「愛してしまったみたい」を歌ったのだろうか?彼女のカラオケ愛唱曲だったのだろうか?ユン・ボミは「当時、父の携帯電話の着メロが『愛してしまったみたい』になっていて、それを突然思い出した」とビハインドストーリーを教えてくれた。メンバーたちも初めて聞く話だったのか、興味深そうにしていた。

ちなみに、ユン・ボミのカラオケ愛唱曲はPSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」のような楽しい曲だと言う。ユン・ボミは「カラオケに行ったらCherryFilterの『ロマン猫』のような楽しい曲を一番最後に歌う」と話し、オ・ハヨンは「残り時間1分という時に曲をスタートしなければならない」とノウハウを明かした。

では、他のメンバーたちの愛唱曲は何だろうか?パク・チョロンが「随分長い間カラオケに行ってないけれど、子供の頃はチャン・ナラ先輩の曲をよく歌っていた」と言うと、オ・ハヨンが「あ~可愛い、可愛い」と合いの手を入れた。すると、ユン・ボミが「『江南スタイル』と答えた私は何なの?」と悔しそうに言った。パク・チョロンが可愛い歌を選んだのに対し、ユン・ボミはバラエティ番組向けの曲を選んだからだ。しかし、オ・ハヨンがユン・ボミの味方をしてくれた。オ・ハヨンは「人とカラオケに行った時、一度テンションが上がると、その後なかなか落ち着くことができなくなる」と情熱を見せた。

キム・ナムジュは愛唱曲の代わりに新曲を中心に歌うタイプだと話し、「昔はIVY(アイビー)先輩の『I must be a fool』、イ・ウンミ先輩の『恋人...います』のような人気のある愛唱曲を歌っていた。特に『恋人...います』はオーディションの時に歌った曲だから愛着がある」と明かした。

ソン・ナウンは「学生の時に……」と言葉を濁し、それと同時に他のメンバーたちが口を揃えて「あまり歌を歌わなかったと思う」と言った。ソン・ナウンはその言葉に頷き「静かなタイプだった。タンバリンだけ静かに叩いていた」と明かした。ユン・ボミは「絶対に理解できないタイプだ」と笑った。

昨年、Apinkの「NoNoNo」が大きな人気を博した理由の一つに、カラオケのランキングがある。「NoNoNo」はカラオケの人気ランキングで長い間上位にランクインし、人々から愛された。記者が「『NoNoNo』は飲み会でよく歌うカラオケ愛唱曲だ。『NoNoNo』の振り付けは過度ではなく、可愛く見えるし本当に気に入っている」と言うと、ユン・ボミが「もう『Mr.Chu』を『Mr.部長』に変えて歌った方がいいかな」と言い、「Mr.ブ~」と即席で替え歌を作って歌った。

第4問:2011年の10asiaとのインタビューで、ソン・ナウンが“ウムチャル”(動く写真)で作ってもらえたら良いなと発言したシーンは?
A.③「Apinkニュース」でネイルケアを受けながら眠ったシーン


実は、この問題は答えを当ててもらうために出題したわけではない。メンバーたちがとても綺麗になった今、Apinkが自分たちのどんな姿をウムチャルにして作ってほしいと思っているのかを知りたかったのだ。ユン・ボミは躊躇せず「可愛いところ」と答えた。これにキム・ナムジュが「ギターを弾くところはどうかな?」と言って笑った。ユン・ボミは「キヨミ(可愛い人)ソングのような曲を歌う時が良いと思う。歌っている時は恥ずかしいけれど、その瞬間をウムチャルにしたら可愛い」と答えた。しかし、バラエティ番組向けのキャラクターが強いユン・ボミにとって、可愛い歌は難題だった。ユン・ボミは「私はガールズグループのメンバーなのに中々歌わせてもらえなくって、以前、自分から歌いたいと申し出たことがある。その様子をファンがウムチャルにして作ってくれたものがあるけれど、そのことをもう少し広く知ってもらう必要があると思う」と語った。

パク・チョロンは「特定の姿をウムチャルにして作ってくださいと言わなくても、ファンたちは面白くて可愛いものを作ってくれる。本当にセンスがある」と感謝の気持ちを表した。その中でも記憶に残っているのは「『週刊アイドル』で鶏の足を食べる姿と、ファンサイン会での動き一つ一つをまとめて作ってくれたこと」と話した。

オ・ハヨンは「昨年授賞式で歌ったGirl's Dayの『期待して(EXPECTATION)』を綺麗に修正までしてくれたウムチャルがあるけれど、とても気に入ったので所蔵している」と明かした。メンバーたちは全員、ファンたちの反応をしっかり見ているようだ。

キム・ナムジュは「本当に思い付かない」と言って他のメンバーにお勧めを聞いた。それを受けオ・ハヨンは「姉さんは昨年の授賞式でS#arp(シャープ)の『Sweety』を歌った時、カメラを探して視線を合わせる姿が本当に可愛かった」と答え、ユン・ボミは「ナムジュはウムチャルにしたいシーンがたくさんある。色んな表情を持っていて全てが可愛い」と称賛した。するとキム・ナムジュはにっこり笑って「じゃあ、ハヨンがお勧めしたもので」と言った。

Apinkの公式ビジュアル、ソン・ナウンの番になると、キム・ナムジュが「ナウン姉さんはただ笑っているところ」と褒め称えた。これにオ・ハヨンが「ドラマ『大風水』」と短い答えを投げかけると、メンバー全員が笑い出した。ソン・ナウンが「ごめん!変なものを勧めないで~」と文句を言うと、ユン・ボミが「あなたは綺麗だから、どんな姿でも大丈夫」とソン・ナウンを慰めた。ソン・ナウンは「思い付いた。じっとしている姿をウムチャルにしたもの」と言い、「本来動いて見えるはずの写真なのに、静止している写真のように見えるのが不思議なウムチャル」と説明した。メンバーたちがよく理解できないという様子でいると、ソン・ナウンはバラエティ番組でたまに見る「静止画ではありません」のような写真だと説明し、皆分かったというように頷いた。

次の質問に進もうとしたが、突然キム・ナムジュが「まだある。『Mr.Chu』で『Dreaming~Dreaming』と歌いながら眠っているように手を動かすところ」と言い、その手の動作を何度も繰り返した。するとユン・ボミも「じゃあ、私も『チュ~』とする部分」と言って唇で「チュー」の動作を何度も繰り返して見せた。本当に面白いメンバーたちだ。

記者 : ・編集 : パク・スジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン