ビルボード選定“必ず知っておくべきK-POPガールズグループTOP10”

OSEN |

米ビルボードが韓国の音楽業界で重要な役割を果たしたガールズグループトップ10を選定し、集中的に取り上げた。

ビルボードは最近、K-POPのコラムを取り上げる「K-Town」を通じて「必ず知っておくべきK-POPガールズグループトップ10(Top 10 K-Pop Girl Groups You Need to Know)」というタイトルの記事を掲載した。記事説明文には「懐かしい音楽を求める昔からのK-POPファンから、最近になってK-POPを聞き始めたばかりの好奇心旺盛なリスナーに至るまで、必ず知っておくべきガールズグループ」との説明がつけられた。

ビルボードは「アメリカでは、支配的なガールズグループが波のように押し寄せては去っていく様子であるため、90年代のスパイス・ガールズや、デスティニーズ・チャイルドを皮切りに、3LW、プッシーキャット・ドールズなどに移り変わっていった。最近はリトル・ミックス、フィフス・ハーモニーなどが活動している」とし「しかし、韓国では90年代後半からガールズグループの人気が冷めない。彼女たちは海を渡り、世界的な人気を集めている。最初にこの土台を作ったグループから、現在スポットライトを受けているガールズグループまで、必ず知っておくべきトップ10を選定した」と説明した。

まず、S.E.S.が選ばれた。ビルボードは「90年代後半から2000年代頭まで、K-POPに多大な衝撃を与えたグループ」と紹介した。続いて「当時、男性中心だった音楽業界に嵐を巻き起こした形」だったとし「中毒性の強いビートに歌いやすい歌詞、S.E.S.のスクールガールのイメージなどで、有名歌手たちを押し退け、大きな人気を集めた」と報じた。S.E.S.は2002年に解散したものの、ブランド効果は十分享受した。

2番目には少女時代が名を連ねた。甘く、優しいK-POPのガールズグループを代表する少女時代は「Gee」でYouTube再生回数1億回を初めて達成したガールズグループでもある。韓国と日本で毎回のように音楽ランキング1位を記録することはもちろん、最近は中国や米国でも少しずつ活動を始めており、ビルボードはこれに注目した。

3番目はFin.K.Lだった。ビルボードはFin.K.LをS.E.S.のライバルとして紹介し、「R&Bバラードの『Blue Rain』甘いダンス曲『永遠の愛』、ロックジャンルの『Now』などで精力的に活動した。イ・ヒョリは最も成功した女性K-POPソロ歌手の一人になった」と付け加えた。

Wonder Girlsが4番目に選ばれた。ビルボードは「アジアの外ではWonder GirlsがK-POPを紹介する役割を果たした」と、その理由を説明した。PSYの「江南(カンナム)スタイル」の前に、Wonder Girlsの「No Body」の英語バージョンがビルボードホット100チャートで76位にランクインする記録を達成したためだ。韓国での人気をアメリカにも広げる初のガールズグループとなった。

AFTERSCHOOL、2NE1も名を連ねた。AFTERSCHOOLは“卒業型”ガールズグループで、ライブステージでのパフォーマンスを通じてビルボードから注目を浴びた。また、ビルボードは「少女時代がK-POPのビートルズだとしたら、2NE1はローリング・ストーンズ」とし「2NE1ならではの猛烈な姿勢と“イケてる”ファッション」をその理由に挙げた。2NE1は2ndフルアルバム「Crush」でビルボード200チャートで61位にランクインし、K-POP歌手として新たな記録を樹立した。

この他にも、Baby V.O.X、Brown Eyed Girls、Jewelry、SISTARがビルボードに選ばれた。ビルボードはトップ10のガールズグループのヒット曲を数曲説明するほか、ミュージックビデオも紹介し、K-POPのガールズグループを大きく取り上げた。

記者 : キム・サラ