2000ウォン「改名をたくさん勧められた…歌の実力以外に期待感を与えられるグループを目指す」

OSEN |

写真=イ・デソン
SBSのオーディション番組「ニュー!日曜日は楽しい-K-POPスターシーズン2」(以下「K-POPスター2」)出身の男性デュオ2000ウォン(キム・イルド、キム・ヒョビン)が正式にデビューを果たした。2人は4月14日に1stミニアルバムをリリースし、タイトル曲「ソウルが嫌になった」で活動を始めた。

2000ウォンは「K-POPスター2」で感性的なボーカルと感覚的なラップで人気を集め、バン・イェダム、楽童ミュージシャン、アンドリュー・チェと一緒にトップ4まで上ったすでに実力を認められたグループだ。プロの世界に正式デビューを果たした彼らはときめく気持ちを表した。

「とても忙しいですが、とても楽しいです。初めての経験なので。オーディション番組とは違います。『K-POPスター2』の時は、僕らに合わせられるシステムでしたが、今は他の歌手との競争なので、さらにプレッシャーや負担も感じます」(キム・ヒョビン)

特に、放送局で様々な先輩歌手と直接会うことになった彼らは、一風変わった経験に目を大きく見開いたという。「先輩歌手の方々は恐いと思っていましたが、意外にも先輩や後輩の関係は置いといて、お互いに礼儀正しく挨拶する姿が印象的でした。僕らは新人であり、後輩なのでさらに頑張らなければと思いました」(キム・イルド)

2000ウォンはデビューを控え弘大(ホンデ)で開催されたストリートライブを通じて「ソウルが嫌いになった」を披露して観客と先に触れ合う時間を設け、初心を思い出したという。彼らがリリースしたタイトル曲「ソウルが嫌になった」は、愛した女性と別れてから彼女のいないソウルはつらく、疲れたのでソウルが嫌いになったと語る歌だ。25歳の二人は、愛と別れの経験を溶け込ませ、一緒に曲を作ったため愛着を持っている曲と説明した。

「この前ホンデでストリートライブをしました。実家に戻ったような気分でした。非公式の初ステージでしたが、プロデビューしてからも初心を忘れないようにしようという意味がありました。ステージに立った時は、何から何まで繊細に気を配らなければならないという負担がありましたが、ストリートライブの時は観客と一緒に楽しむことが出来るので気が楽です」(キム・ヒョビン)

「そうです。現場の感覚が違います。ストリートライブは目の前で観客と握手しながら呼吸できることが長所です。デビューするとこのようなチャンスは減ってしまいますが、こうした観客と触れ合うチャンスがたくさんあればいいと思います」(キム・イルド)

特に、彼らのストリートライブは映像を通じて公開されたこともあるが、中学3年生の時に初めてストリートライブを行い、2000ウォン(約200円)を稼いだのでチーム名を2000ウォンにした彼らは「1000ウォンと1000ウォンを合わせて2000ウォンです」という紹介の挨拶で注目を浴びた。

「実は、デビューする前に、僕らのチーム名を変えたほうが良いとたくさん言われました。しかし、チームのアイデンティティを保とうという思いで変えませんでした。オーディション番組出身だと区分すること自体も無意味だと思います。僕らは違和感を感じない姿をお見せしたいと思っています。僕らのチーム名がお金だからといって『お値段2000ウォンの音楽なの?』と言われて傷つくときがありました。しかし、これからは前向きに考えたいと思います」(キム・イルド)

「2000ウォンというチーム名で僕らは認知度を上げました。ユニークなチーム名だけに、ユニークな音楽をお見せしたいです。歌の実力がベースになっているチームはたくさんいますが、彼らと何か違うところがあると期待感を与えられるグループになりたいです」(キム・ヒョビン)

2000ウォンは正式デビューを通じてオーディション出身グループというイメージを乗り越える活躍を予告した。

「出来るだけ多くの方々に僕らを認知させる作業が必要だと思います。『K-POPスター2』が終わって間もない頃は、たくさんの方々に顔が知られていましたが、今はまた新たにスタートするような気持ちです。下がった認知度を上げることが目標です。オーディション番組出身の2000ウォンではなく、プロの歌手として多くの方々に愛される2000ウォンになるように努力します」(キム・イルド)

「プロの舞台に上がっただけに、競争を経て最後まで生き残るチームになります」(キム・ヒョビン)

記者 : クォン・ジヨン