カン・ホドンの“シーズン2”が期待される理由

OSEN |

MBC「ひざ打ち導師」6.7%(3月14日現在、TNmS調べ)
SBS「スターキング」10.8%(3月12日現在、TNmS調べ)
KBS「Moonligntプリンス」最終回4.2%(3月12日現在、TNmS調べ)


1年以上の空白期間を経て活動を再開したカン・ホドンの成績にしては芳しくない。視聴率だけを見れば、最高のポストで最高の活躍を見せたカン・ホドンを覚えている多くの人の期待を満たすには足りない数字だ。

だが、人々をさらに失望させたのは、ゲストとして誰が出演しても取調べのように一つ一つ問い詰め、窮地に追い込む意地の悪い彼、最年長としてスムーズに番組を進行した“野生のオスの虎”が、控えめで引っ込み思案になったことだ。カン・ホドン特有の大声やエネルギー溢れる面白いリアクションは、堂々として自信のある姿勢から出てくるものだ。だが、残念ながらカン・ホドンは想像以上に繊細な人だった。特に、人々の反応に敏感な彼が、芸能界に復帰してから以前と同じように行動することは簡単ではなかったはずだ。

カン・ホドンは今、お笑い芸人として危機に直面している。だが、これ以上落ちるところのない今が、お笑い芸人としてのカン・ホドンにとっては、2度目のチャンスになるかもしれない。カン・ホドンを積極的に活用できる番組が二つも準備されているためだ。

オス虎、野生に戻った

SBS「ニュー!日曜日は楽しい-K-POPスター」の後番組としてカン・ホドンはユ・セユンらとラオスに向かうコーナーを準備している。まだタイトルも正確なメンバーや内容も知られていないが、カン・ホドンを野生のオス虎にした「ハッピーサンデー-1泊2日」を連想させる。馴染みの薄い場所への旅は、カン・ホドンには得意の分野だ。しかも、普段から息を合わせてきたユ・セユンの出演は、カン・ホドンの負担をさらに減らしてくれると見られる。

旅行ではいつも予期せぬ事件が発生する。そしてカン・ホドンはこのような旅行の中で行われる状況をユーモアに変えられる人だ。4月4日に行われる初の撮影で、どのようなエピソードを持ってくるかは分からないが、この番組が期待されるのはカン・ホドンが一緒に旅立つためだ。

勝負師カン・ホドンの一本勝負

4月9日に放送を開始するKBS「ホドン&チャンミンの芸・体・能~めざせ!ご当地スポーツ王~」も、カン・ホドンをどう活用するかという悩みへの答えではないだろうか。ゲームごとに劇的な勝利を収める勝負師のカン・ホドンと万能スポーツマンのイ・スグン。そして世の中のあらゆることの達人、キム・ビョンマンの組み合わせは、それがどんな対決であれ楽しみだ。さらに、一般人との対決なら、カン・ホドンとイ・スグンはすでに「ハッピーサンデー-1泊2」でたくさんのノウハウを蓄積したコンビであるため、より期待される。

カン・ホドンはまだその名前を見ただけで期待できる韓国最高のお笑い芸人だ。カン・ホドンらしさが一番際立つと期待される二つの番組で、これまでのプレッシャーを克服し、以前と同じ姿を見せてくれるなら、カン・ホドンにとっての4月は“残酷な4月”ではなく、暖かい春の日になるはずだ。

記者 : キム・デジュ