RAIN、記者2名に対する名誉毀損訴訟の告訴取り下げ

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB
歌手RAIN(ピ、本名:チョン・ジフン)が、メディアの記者2名への名誉毀損訴訟の告訴を取り下げた。

ソウル中央地方裁判所の刑事2単独パク・スングァン判事は、17日に開かれた公判で、RAINが情報通信網利用促進および情報保護法上、名誉毀損の嫌疑で告訴したメディアの記者2名に対する公訴を棄却する決定を下した。

これは、被害者が刑罰を望まない場合は起訴することができない、「反意志不罰罪」に基づいて下された決定だ。これと共に、RAINは民事上の損害賠償請求の訴訟も取り下げた。しかし、同じ嫌疑で起訴された衣料事業家A氏に関しては、訴訟を取り下げることなく裁判が開かれることになった。

A氏は2010年4月、「RAINが大株主だった衣料メーカーJ社の代表と共謀し、公金を横領した」とし、背任や横領などの疑いで告訴した。この事実が報道されると、RAINは虚偽事実流布による名誉基本の嫌疑で、A氏と該当記事を書いた記者2名に刑事告訴と共に損害賠償請求訴訟を起こした。

RAINはその後2010年12月、検察に22億5000万ウォン(約1.9億円)を横領した疑いで、無嫌疑処分を受けたが、ソウル高等検察庁は捜査が不十分だという理由で再捜査命令を下した。

この日の裁判では、RAINが証人として採択されたが、軍服務を理由に出席に応じなかった。

記者 : コ・ギョンミン