SHINeeからSISTARまで…これからは演技で勝負!“アイドルの演技成績表”

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演技するアイドルが浮上!

最近、歌にダンス、その上優れたルックスを兼ね備えたアイドルの中で、以前とは異なり徹底的に準備してテレビドラマや映画に挑戦する演技ドル(演技+アイドル)が急増している。ドラマや映画で活躍するアイドルたちの演技成績表をまとめた。/EDITOR パク・アルム

SHINee ミンホ | SBS「花ざかりの君たちへ」 | ★★★★

イケメン揃いのSHINeeの中で、少女漫画から飛び出したようなルックスのミンホも演技に挑戦した。輝く制服姿でお姉さんファンたちの心をくすぐった彼は、“大根役者”騒動もなく、原作とのシンクロ率100%のルックスだとファンたちから評価された。しかし、視聴率では良い成果に繋がらなかった。

INFINITE ホヤ | tvN「応答せよ1997」 | ★★★★★

ドラマの関係者たちも、これほどうまく演じ切るとは予想していなかったと評価している。“大勢ドル”(人気の高いアイドル)と呼ばれるINFINITE ホヤは、ドラマ「応答せよ1997」でソ・イングクが好きだという、多少衝撃的な設定でファンたちを当惑させた。しかし、彼の演技は過剰でも不足でもなく、ホヤ&ソ・イングクカップルの支持者を量産した。

CNBLUE イ・ジョンシン | KBS「いとしのソヨン」 | ★★★

CNBLUEメンバーの中で一番最後に演技に挑戦した最年少のイ・ジョンシン。初回放送を前に、期待よりも不安の方が大きかったのは事実だ。しかし、視聴率30%を突破して国民ドラマになった「いとしのソヨン」を通じて、イ・ジョンシンは次第に進化する演技力を披露し、“国民の弟”として定着しつつある。

f(x) ソルリ | SBS「花ざかりの君たちへ」 | ★★★★

幼い顔立ちのf(x)の最年少ソルリ。男装女子の役柄を演じ、第2のユン・ウネと言われながらやんちゃな魅力を披露した。しっかりと準備した演技ドルであるだけに、大根役者とは言われずに済んだ。しかし、共演したミンホとの呼吸、演技力に比べて低い視聴率が残念な部分でもあった。

Brown Eyed Girls ナルシャ | KBS「ウララ・カップル」 | ★★★★

Brown Eyed GirlsのナルシャはMBC「光と影」に続きKBS「ウララ・カップル」で巫山神女の役を演じ、完璧な演技ドルに生まれ変わった。役割は大きくないが、毎回変身に変身を重ね、様々な見所と一緒に演技も日進月歩していると評価されている。視聴率もMBC「馬医」との対決で善戦している。

SISTAR ダソム | KBS「ファミリー」 | ★★★

乳白色の肌と女性らしい性格で男性ファンから熱い支持を受けているダソムは、初の演技挑戦だとは信じられないほど、見た目は天使でも中身は悪魔という二面性をもったキャラクターを演じ切っている。「ファミリー」(旧題:「黙ってファミリー」)がMBCシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「ハイキック」シリーズのように大ヒットには至らなかったが、役者としての可能性は十分に見ることができると評価された。


アイドル?Oh No!いまや演技ドル!

もはや、歌が上手くてダンスが踊れるからといって、アイドルになれるわけではない。

最近のアイドルは、歌とダンスはもちろん、作詞・作曲、その上演技までできる“マルチアイドル”が急増している。このようなアイドルの洪水のなかで、ドラマと映画を我が物にして演技するアイドルを演技ドルという。もちろん以前も演技するアイドルはいたが、以前とは違い最近のアイドルは長い間徹底的に準備し、企画的に演技に挑戦しているのだ。最高の人気アイドルを出演させたからといって、必ずしもドラマと映画で人々を引き付けられるわけではない。彼らの人気は一定の視聴率を保証するのは事実だが、準備された演技力なしには返って逆効果を出すことも無視できない事実だ。とにかく、2012年はどの年よりも色んなアイドルが演技ドルとしてドラマと映画に挑戦状を出した。そして視聴者は、彼らの演技に一喜一憂し、注目した。ドラマと映画を魅了した、各グループに必ず一人はいる演技ドルの2012年演技成績表を比較分析してみる。

役者顔負けのアイドルリスト

時には、アイドルグループのメンバーだということを忘れさせるようなアイドルが目につくようになった。その中でも演技ドル洪水時代で最も多くの演技ドルを排出したアイドルグループはどこだろうか? 1位は断然、100%演技ドルを誇るCNBLUEだ。ジョン・ヨンファ、カン・ミンヒョク、イ・ジョンヒョン、イ・ジョンシンの全員が演技兼業を宣言しており、「棚ぼたのあなた」「紳士の品格」「いとしのソヨン」に出演し、視聴率でも成功している。2位は、テギョン、ウヨン、ジュノ、チャンソン、ニックンが演技ドルとして活動している2PM。特にジュノとチャンソンは、最近映画「監視」、MBC「7級公務員」にキャスティングされ、期待を集めている。2PMと同じ事務所の2AMは、チョグォン、スロン、ジヌンに演技経験があり、3位となった。4位はメンバー7人の内ヒョミン、ウンジョン、ジヨン、ソヨン、キュリの5人が演技と歌手活動を兼ねているT-ARA、ユチョンとジェジュンが演技ドルとして活躍しているJYJが同率4位になった。最近ジェジュンは、MBC「Dr.JIN」と映画「コードネーム:ジャッカル」で映画にも挑戦状を出しており、ユチョンは現在「会いたい」で抜群の実力を披露している。

写真提供:SUPER JUNIOR シウォン(SBS)、SUPER JUNIOR ドンヘ(ライオンフィッシュ)、SISTAR ダソム(カイロスエンタープライズ)、Apink チョン・ウンジ(CJ E&M)、少女時代 スヨン(CJ E&M)、JYJ ユチョン(MBC)、Brown Eyed Girls ナルシャ(コンテンツK)、CNBLUE イ・ジョンヒョン(FNCエンターテインメント)、SHINee ミンホ&f(x) ソルリ(SM C&C)

記者 : パク・アルム