俳優ソン・ジュンギがKBS 2TV水木ドラマ「優しい男」(脚本：イ・ギョンヒ、演出：キム・ジンウォン)で披露している多彩な眼差しの演技が話題となっている。

同ドラマでソン・ジュンギは、眼差し一つだけで視聴者の共感を得て、視線を独占している。ソン・ジュンギはムン・チェウォンとパク・シヨンに向かい合うシーンで、優しさと冷静さを自由自在に操る対照的な眼差しを演じ、カン・マルというキャラクターもより輝かせている。

劇中ウンギ(ムン・チェウォン)を愛するようになった瞬間、昔の純粋さを取り戻したかのようなマルがウンギに送る優しい眼差しは、台詞がなくても恋に落ちた男性を完璧に表現していた。特に韓国で1日に放送された第16話で、ウンギのためのサプライズイベントを用意し、今か今かとウンギを待っていた彼の姿は、女性ファンを虜にするには十分だった。

しかし、ジェヒが泣きながらお願いをするシーンでは、動揺せず冷静な姿でカリスマ性をアピールした。ジェヒに「消えろ」と叫んでいた姿は、恐ろしくさえ感じられた。

このようにソン・ジュンギは毎回多彩な感情をリアルに演じきっている。視聴者はドラマに夢中になり、一時も目を離せなくなっている。

記憶を取り戻したウンギの表情が、マルとのキスの途中に冷たく変わるシーンで、前話のエンディングを迎えた「優しい男」は、韓国で7日午後10時から第17話が放送される。