CJ E&M、ドラマ輸出業界の強者に…今年20編で133億ウォンの売り上げ

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総合エンターテインメント企業CJ E&Mがドラマ輸出業界の強者として急浮上した。

30日、CJ E&Mによると今年CJ E&Mドラマの海外販売輸出額は第3四半期基準で133億ウォン(約9億6千万円)を記録した。今年1年間の海外販売輸出額は約156億ウォン(約11億3千万円)に達する見通しである。

CJ E&Mは今年、20編の自社制作ドラマを海外に輸出した。輸出ドラマはtvN「美男ラーメン店」「美男バンド~キミに届けるピュアビート」「ロマンスが必要2」「イニョン王妃の男」「黄色い福寿草」OCNの「ヴァンパイア検事」「特殊事件専門担当班TEN」「神のクイズ」チャンネルCGVの「美少女キラーK」などの計20編である。

これらのドラマは、アジアはもちろんのこと、アメリカ、中南米、ヨーロッパなど20ヶ国以上の地域で販売された。特に「美男バンド~キミに届けるピュアビート」「ロマンスが必要2」「ヴァンパイア検事」の3編は20ヶ国以上に販売され、良質の商品であるということを十分に発揮した。

特にイ・ミンギとINFINITE エルなどが出演した「美男バンド~キミに届けるピュアビート」はケーブルドラマ史上最高額となる輸出価格を記録した。「ロマンスが必要2」はケーブルドラマとしては初めて日本の地上波チャンネルTBSで放送され、良い成績を上げた。

CJ E&Mの輸出好調は絶え間ない努力と着実な努力が功を奏したと判断される。CJ E&Mは昨年下半期から自社制作に力を入れ、コンテンツの競争力を強化してきた。ドラマの制作編数も急増し、2010年には8編、2011年には14編だったのが、今年は18編(10月末基準)に増加した。

CJ E&Mのドラマは輸出好調とともに、今年目覚ましい成果を収めた。ケーブル放送最初の108部作の毎日ドラマ「黄色い福寿草」は5.99%という高い視聴率と同じ時間帯で23週間1位という大記録を打ち出した。

「応答せよ1997」はレトロブームを巻き起こし、最高視聴率9.47%、9週連続同じ時間帯で1位となる珍しい記録を出した。これはケーブルドラマの史上最高の視聴率である。(TNmSリサーチ、ケーブルテレビ加入世帯/tvN、OCN、Mnet、O'liveの4チャンネル合算基準)「応答せよ1997」は来年の頭から本格的な海外販売を開始する。韓国で高い人気を博しただけに、海外でも期待を集めている。

CJ E&Mはシーズン制ドラマの韓国導入も成功させた。tvNの「ブッとび!ヨンエさん」はシーズン10を放送し、ケーブル最長寿ドラマとしての威厳を誇った。「神のクイズ」と「ヴァンパイア検事」もそれぞれシーズン3、シーズン2を放送した。クオリティの高いジャンルドラマを通じ、ケーブルドラマの新しい幕を開けたと評価された。

CJ E&Mのドラマ部門を総括するチェ・ジニ常務は「CJ E&Mが蓄積してきたドラマ制作のノウハウと斬新な企画力が出した相乗効果に、海外マーケットへの感心が高まっている結果だと思う」とし、「CJ E&Mはこれからもアメリカ、中南米市場はもちろん中東、ヨーロッパなど様々な地域にドラマを輸出し、韓流の窓口としての役割を果たしていく計画だ」と伝えた。

記者 : イ・スア