「タッチ」ユ・ジュンサン&キム・ジヨン“青少年観覧不可の判定に戸惑っている”

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俳優ユ・ジュンサンと女優キム・ジヨンが、映画「タッチ」(監督:ミン・ビョンフン)の青少年観覧不可の判定について戸惑いを隠せなかった。

映像物等級委員会(以下、映等委)のホームページによると、映画「タッチ」は「映像表現において扇情的な要素が具体的に表現されており、飲酒運転による事故など、主題、内容、煽情性、暴力性、薬物、模倣の危険性を考慮し、青少年観覧不可」の判定を受けた。

ミン・ビョンフン監督からこの知らせを伝え聞いたユ・ジュンサンとキム・ジヨンは、複雑な心境を明かした。

ユ・ジュンサンは、「『タッチ』は家族みんなで観ながら我々の社会の暗い影を直視し、疎外された人たちを慰め、癒してあげなければいけない作品なのに、青少年観覧不可の判定はすごく残念だ」と語った。

キム・ジヨンも、ミン・ビョンフン監督との電話を通じて「青少年たちとともに映画を観ながら我々の社会の問題を悩んでみようとする作品が青少年観覧不可だなんて、戸惑っている」と伝えた。

またミン・ビョンフン監督も、「青少年たちに薬物や暴力、そしていじめの危険性を投げかけ、警告する作品が青少年観覧不可になり、非常に遺憾だ」とし、映等委の決定を公論化する思いもあるという意志を表した。

「タッチ」は、幸せな人生を夢見たある家族に起きた予期せぬ事件を描いた映画で、韓国で11月8日から公開される予定である。

記者 : キム・ミリ、写真 : クァク・ギョンフン