SE7EN、5年振りの単独コンサートを開催!5000人のファンが熱狂し“大盛況”

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9月16日(日)、東京国際フォーラムにてSE7ENの単独コンサート「SE7EN 2012 CONCERT IN JAPAN ~SE7EN THE BEST~」が開催された。
このコンサートは、5日に発売された自身初となるベストアルバム「SE7EN THE BEST」の発売を記念して開かれ、5年振りとなる日本単独コンサートにチケット争奪戦の末、5,000人のファンが会場に訪れた。
SE7ENは1夜限りとなる感動のステージをアンコール、ダブルアンコールを含む全27曲を歌唱し、成功裏に収めた。

2007年7月7日に幕張で行われた単独コンサートから5年、観客の歓声が高まる中、力強いダンスナンバー「CRAZY」でSE7ENがポップアップで登場した。光り輝くシルバーのジャケットに赤いシャツを合わせ、オープニングに相応しい出で立ちでステージに現れたSE7ENに、客席から歓呼の声が湧き上がった。

バックダンサーを従え、軽快なダンスを踊る“魅せるSE7EN”に会場は総立ちとなり、久し振りのSE7ENのステージに観客は体を思い思いに揺らしながらビートを刻んだ。

「お久しぶりです!SE7ENです」と流暢な日本語で始まったMCでは、5年振りの開催となるコンサートへの期待感を表し、駆けつけた沢山のファンに嬉しさを隠せない様子を見せた。

ヒット曲でもあり、ファンの間ではすっかりお馴染みとなっている「BETTER TOGETHER」「DIGITAL BOUNCE」では、ポップな楽曲とSE7ENの掛け声に合わせファンと一緒に盛り上がり、観客それぞれが手にした「7」の文字を形どったペンライトが緑やピンクに光輝き、調和を成した。そして、SE7ENの真骨頂とも言える豊かな歌唱力でしっとりと聴かせるバラード曲「Last of Diary」では、イントロが流れた瞬間から歓声が上がった。目を閉じながら感情を歌に込めるSE7ENの姿とハスキーな歌声に会場が酔いしれた。

曲の合間のショートムービーでは、ジムでトレーニングをしているSE7ENの姿が映し出された。筋肉質の鍛えられたボディが映るたび、観客は悲鳴に似た歓声をあげた。

黒いコートに黒いスーツで全身をブラックに身を包んだSE7ENが登場すると、「LOVE AGAIN」でダンサブルかつキュートなステージで会場を和ませた。今回のベストアルバムに入れることができず、“大好きだけど残念な曲”とSE7ENが嘆いた楽曲「君だけに」では、歌詞がモニターに流れ、観客も一緒に口ずさんだ。曲の歌詞の最後、「愛してる」というSE7ENの一言にファンはときめきを隠せない瞬間だった。

この日一番盛り上がったといっても過言ではないダンサブルな楽曲「Entrance」。茶目っ気溢れる表情で腕をぐるぐると回し、ハートマークを作って見せるSE7ENのキュートな姿に、会場は「可愛い」という声が溢れかえった。

サプライズゲストに同じ事務所のGummyが登場。赤いワンピースと黒いニーハイブーツというセクシーな衣装でステージに現れたGummyに会場は大きな歓声で溢れた。SE7ENと共にAlicia Keysの「If Ain't Got You」で、カバーデュエットを披露し、美しいハーモニーで魅了した。また、SE7ENがGummyの髪を撫でて肩に手を掛けるなど、羨むようなパフォーマンスで観客の視線を独占した。

パク・ジニョンがSE7ENに提供して話題となった楽曲「僕が歌えなくても」では、デビュー初期のSE7ENの映像がスクリーンに流れ、観客の目と耳を楽しませた。

MCでは場内の大きな歓声にSE7ENが目を潤ませる一面もあり、5年という長い期間を待っていてくれたファンに何度も感謝の気持ちを伝える姿が印象的だった。

今のSE7EN自身を表現して作った曲と語る「COME BACK TO ME」では、観客が韓国語で合唱。ファンたちにも思い入れのある楽曲であるだけに、場内が一つとなった。

コンサートも終わりに近づき、「LA LA LA」でSE7ENが客席に降り、ファンとコミュニケーションをとると、会場は更なる盛り上がりを見せ、ジャンプをしながらSE7ENと共にステージを楽しんだ。続く「PASSION」では「1234567」の掛け声もぴったりと合い、SE7ENとファンが長年築いてきた絆を実感させた。

公演のラストでは、コンサートの定番ともなっている「I KNOW feat.TEDDY」「PASSION」で熱狂の渦に巻き込まれた公演を締めくくり、興奮冷めやまぬ会場からのアンコールに応える形で、日本デビュー曲「光」とともに客席から再登場した。「これが最後ではなく、ここが新しいスタートになるように」と言うSE7ENのMCを代弁するかのように、ピースフルなバラード曲「スタートライン」を会場一体となって歌唱。感動の余韻に包まれたステージは、その後もアンコールが鳴り止まないファンの期待を受けてのダブルアンコール「Entrance」を再度披露し、約2時間半に及んだ公演は大盛況のうちに幕を閉じた。

まさにファンが心から待ちわびた、本当に久しぶりのSE7ENの日本単独コンサート。現在のK-POPブームの礎を築いてきた彼が、5年前よりもさらにパワーアップした形で魅せた完璧なステージは、公演内のMCで本人が「今回のコンサートはいい思い出になるかもしれません」と語っていた通り、来場したすべての観客に強烈な印象と大きな感動を与えたことは言うまでもない。ソロアーティストとして、日米韓をまたにかけて活動してきた彼だからこそ作り上げることができた今回のコンサート、一日も早く映像作品として再び目の前で味わえる日が来ることを期待したい。

SE7EN 2012 CONCERT IN JAPAN ~SE7EN THE BEST~
9月16日(日)  会場:東京国際フォーラム ホールA


M1. CRAZY
M2. I wanna...
[MC]
M3. BETTER TOGETHER
M4. DIGITAL BOUNCE
M5. I’M GOING CRAZY
M6. Last of Diary
M7. UNDERSTAND ~今さら~
[INSERT MOVIE]
M8. LOVE AGAIN
M9. SOMEBODY ELSE
[MC]
M10. 君だけに
M11. Forever
[MC]
M12. Entrance
M13. ANGEL
M14. STYLE
[MC]
M15. If Ain’t Got You with Gummy ※Alicia Keysカバー
[Guest Live by Gummy]
M16. 忘れてほしい
[MC]
M17. ゴメンネ feat. TEDDY
M18. BE GOOD TO YOU
M19. 僕が歌えなくても
M20. 会いたい
[MC]
M21. COME BACK TO ME
M22. LA LA LA
[MC]
M23. I KNOW feat. TEDDY
M24. PASSION
[ENCORE]
E1. 光
E2. スタートライン
[DOUBLE ENCORE]
WE1. Entrance

■関連サイト
・SE7ENオフィシャルサイト
・SE7ENオフィシャルブログ

記者 : Kstyle編集部