映像物等級委員会「KARAのMV、等級を分類する機会がなかった」

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映像物等級委員会のキム・チャンソプ課長、アン・チワン課長、パク・ソンイ委員長、リュ・ジョンソプ部長(左から)、写真=映像物等級委員会
映像物等級委員会が、KARAのミュージックビデオの等級分類についての立場を明らかにした。

映像物等級委員会パク・ソンイ委員長は11日、ソウル市中(チュン)区にあるプレスセンターで開かれた映像物等級委員会の記者懇談会に出席し、ガールズグループKARAのミュージックビデオについての質問を受け、「放送局で先に等級分類を受けたため、(等級分類を)したくてもする機会がなかった」とコメントした。

KARAのミュージックビデオは、露出度の高い衣装などで波紋を呼び、一部マスコミでは映像物等級委員会の事前審議制の実效性の可否などについて疑問の声が上げられた。

この日パク・ソンイ委員長は、インターネットのミュージックビデオ等級分類について「ミュージックビデオがインターネットにアップロードされる時点で、等級分類を先に受けてアップロードされるのが“自由の侵害なのか”“音楽産業の大きな妨害要素なのか”という二つが論点のようだ」と言った。

引き継き、「ミュージックビデオが事前に等級分類を受けるのは初めではない。放送局で決めて分類をする。インターネットのミュージックビデオの場合、何度も国政監査でずっと問題になっていたため、一般世論でもマスコミでも問題の申し立てをした」と付け加えた。

また「放送局では、自体の定規を作った。年齢等級と言うよりは、放送不可の概念が強い。青少年観覧不可になれば、放送不可なので放送することができないため、その点をインターネットで解消をした。放送不可をむしろノイズ・マーケティングのように利用したりした」と説明した。

パク・ソンイ委員長は、「使用環境の点からは、映画、ゲーム、ネット漫画もすべて等級がある。映画とゲームは事前評価で、ネット漫画は自己申請の等級だと知っている。インターネットのミュージックビデオだけはどんな評価もなかったため、等級分類をしようしたのだ」と、等級制度の導入理由について説明した。

一方、この記者懇談会では、映像物の等級制度の案内、専門委員制度の導入、制限上映可能な等級分類の現況と事例などに対する説明がなされた。

記者 : キム・ミリ