BIGBANGのG-DRAGON、MVの事前審議を拒否…法的処罰は受けない

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写真=G-DRAGON MV「ONE OF A KIND」スクリーンショット
BIGBANGのG-DRAGONが事前審議制を拒否し、インターネット上にMV(ミュージックビデオ)を公開した。しかし、法的処罰は避けられることになった。

27日、映像物等級委員会(委員長パク・ソニ)は、G-DRAGONの所属事務所であるYGエンターテインメントに啓導公文を発送すると明かした。

G-DRAGONは25日、動画投稿サイトYouTubeでMV「ONE OF A KIND」を公開した。今月18日から実施しているMV事前審議制の等級分類を受けていない状況での公開だった。

映像物等級委員会は「3ヶ月間(8月18日~11月17日)事前審議制のテスト期間を設ける」とし、「法的な制裁なしに、G-DRAGONの所属事務所に法律改定事項の履行を求める公文のみを発送する予定」と伝えた。

MVの事前審議制は映画およびビデオグラムの振興に関する法律第50条に従うものだ。代価有無に関わらず、法律上、音楽映像産業従事者(制作業者、配給業者、オンライン音楽サービス提供業者、販売業者など)が公衆の視聴に提供するMVは、事前審議を申請し等級分類審査を受けなければならない。

これに従わないと2年以下の懲役または2000万ウォン(約140万円)の罰金が科せられる。また、等級分類を受けた後は完成されたMVに等級表記をしなければならない。等級表記をしないと1000万ウォン(約70万円)の罰金を払わなければなない。

映像物等級委員会によると制度は順調に行われている。10日間の申請件数は合計9件。このうち5件が3日以内に等級をもらった。

映像物等級委員会は「当初5~7日以内に等級分類を終えることを目標にした。MVに対する別途の受付体系新設により、手続きがより簡単になった。放送審議MVに関する等級分類例外認定などで申請の数が分散され、等級分類の処理速度が予想より速くなった」と説明した。

一方セヌリ党のナム・ギョンピル委員は19日、MVの事前審議義務規定を削除し、自立的・事後的に審議するようにする内容の「映画およびビデオグラムの振興に関する法律」改定案を発議した。

記者 : イ・スア