SISTAR、Apink…女性歌手はセクシー&キュートな“下半身ダンス”が主流?

OSEN |

最近、K-POP界に下半身を利用したダンスがブームを巻き起こしている。

特に、女性歌手の間では下半身の動きをポイントとするダンスが、美脚を強調したり、ステージを盛り上げる手段として利用され、さらに視線を集めている。

女性歌手たちは主に体全体を利用したウェーブや、上半身を大きく動かしてボディラインと柔軟性を見せ、華やかなステージマナーを披露していた。しかし、4月のSISTARを皮切りに、最近活動を再開したWonder Girlsまで女性歌手の間で下半身ダンスが流行している。

SISTARは「私一人(Alone)」で上半期を席巻したといってもいいほど大人気を博した。この人気の裏には、“鶴脚ダンス”がある。“鶴脚ダンス”は、片足を胸辺りまで上げたり下げたりを繰り返し、リズムに乗る振り付けである。

特にSISTARは横スリットのワンピースを着て“鶴脚ダンス”を披露し、美脚をさらに強調した。この“鶴脚ダンス”で露出をしなくてもセクシーな雰囲気をアピールした。また、メンバーたちの艶めかしい眼差しや表情、ハスキーボイスは“鶴脚ダンス”との相乗効果で、SISTARならではのセクシーな魅力をアピールした。

Apinkは、いわゆる“コンパスダンス”をポイントとしている。“コンパスダンス”は1stフルアルバム「UNE ANNEE」のタイトル曲「HUSH」のステージで披露したダンスで、片足に重心をかけ、他の足でコンパスで円を描くような振付けである。これはメンバーたちの長い美脚を強調し、ファンから人気を得た。また“コンパスダンス”は5月27日放送されたKBS 2TV「ギャグコンサート」で、地面に落ちているお金を拾うときに有効なダンスと表現され、笑いを誘った。

また、G.NAはパワフルな“チャルボクチ(弾力的な太もも)ダンス”で人形のような容姿にさらに魅力をプラスした。G.NAは3rdミニアルバムのタイトル曲「2HOT」で“カニ脚ダンス”に変更を加えた“チャルボクチダンス”でセクシーでかわいい魅力をアピールした。足を内側に寄せ、両膝が外側に向かうようにウェーブに乗るのが“チャルボクチダンス”。このダンスはホットパンツのステージ衣装を着たG.NAのしなやかな太もものラインと調和し、男性ファンの心をくすぐった。

Wonder Girlsは、下半身ダンスでセクシーな美脚を強調するよりは、曲の雰囲気を活かすことに利用している。Wonder Girlsが精力的に活動している新曲「Like this」のコンセプトは“Wonder Girlsと楽しく遊ぼう”である。Wonder Girlsは、公開されたミュージックビデオやステージの構成においても、多くの人とのフラッシュモブ(複数の人々が一斉に同じ行動をとること)を連想させる“カニ脚ダンス”パーティーを繰り広げる。後ろに手を組んで上半身を屈めたり伸ばしたりして足を左右に揺らす“カニ脚ダンス”は、軽快なリズムと調和し、楽しい雰囲気を醸し出す。

下半身ダンスはポイントとしてアピールしやすく、曲とステージをイメージ化しやすい。最近女性歌手が披露している下半身ダンスは、各歌手の個性に合わせて女性らしさ、セクシーさ、溌剌(はつらつ)さ、可愛さなど、様々な魅力をアピールできる手段となっている。

記者 : キム・ギョンミン