「ウンギョ」キム・ゴウン“兄に映画を観られないと言われて悲しくなりました”

TVREPORT |

「ひとつ上の兄に『僕は映画観られないからね』と言われました。ちょっと悲しくなります」

映画「ウンギョ」で70代の老詩人イ・ジョギョ(パク・ヘイル)のミューズである17歳の女子高生ウンギョを演じた女優キム・ゴウンがTVレポートとインタビューを行った。

キム・ゴウンはデビュー作であるにもかかわらず大胆な露出を辞さない演技で連日話題になっている。それだけでなくソ・ジウ(キム・ムヨル)との赤裸々な情事シーンで過激な演技を披露した。デビュー作が公開される興奮とドキドキする気持ちを持っているはずの新人なのに、気苦労を先に経験したこの若い女優は、うまく克服しているようだった。

キム・ゴウンは「チャレンジしたことに対して一度も後悔はしなかったけれど、怖いのも事実」と心境を打ち明けた。

「親はマスコミ向け試写会で初めて映画を観ました。ところが兄は来ませんでした。きっと気まずいと思ったでしょうね。ある日、兄が私に『僕は“ウンギョ”観られないからね』と言いました。兄の気持ちは親とちょっと違うかもしれませんね。妹の露出とラブシーンはどうしても負担だったようです」

お兄さんの話をすると限りなく優しい表情に変わるキム・ゴウンから、家族を大切に思う心が感じられた。彼女は「年の差があまりないので、幼い頃からいつも特別な関係でした。性格が似ているのでぶつかる時もあったけど、大事な瞬間にはいつも私の見方になってくれるので心強かったです。そんな兄のことだから、映画が観られないと言うのも十分理解できます」と答えた。

最近行われた「ウンギョ」のメディアデーで、映画関係者らはキム・ゴウンの親に対してたくさんの話をした。

試写会に来たキム・ゴウンの親は比較的に淡々とした表情で映画を観たという。大切な娘の大胆な姿は親として受け入れにくいはずだ。しかし案外、キム・ゴウンの父は娘の演技を褒めながら俳優の道を歩く娘を応援した。一方、母は悲しい心をかなり表したという。

キム・ゴウンはこれに対して「家族の性格は似ているけれど、母は特に繊細で心が弱いんです。だから試写会で悲しんだのだと思います。それは娘として十分理解できる部分です」と淡々と話した。

記者 : チョ・ジヨン