TOMORROW X TOGETHER、超高速カムバック!先輩BTS(防弾少年団)の活躍が刺激に「プレッシャーもあるが…」(総合)

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写真=BIGHIT MUSIC
TOMORROW X TOGETHERが超高速でカムバックし、海外での人気に拍車をかける。

8月17日の午後2時、TOMORROW X TOGETHERの2ndフルアルバムのリパッケージアルバム「混沌の章:FIGHT OR ESCAPE」の発売記念オンラインメディアショーケースが生中継された。

彼らは同日午後6時、2ndリパッケージアルバムをリリースし、カムバック活動を再開する。今年5月に発売した2ndフルアルバム「混沌の章:FREEZE」以来、3ヶ月ぶりの超高速カムバックとなる。

リーダーのスビンは「3ヶ月ぶりに、『混沌の章』のリパッケージアルバムを引っ提げてカムバックした。良い姿をお見せしたい」と切り出した。ヒュニンカイは「新しい姿を早くお見せしたくて、3ヶ月でカムバックすることになった。カッコいい姿をたくさん準備してきたので、楽しみにしてほしい」と語った。

ボムギュは「こうして早くMOA(ファンの名称)の皆さんに新しい音楽とパフォーマンスをお見せできて嬉しい」と話した。ヨンジュンは「これまで発売したアルバムの中で、最短期間でのカムバックになったが、とてもワクワクして楽しみだ。今回の活動で、もっと成長した姿をお見せしたい」と語った。テヒョンは「僕たちを待って、応援してくださるファンの皆さんに感謝し、今回の活動も楽しみたい」と付け加えた。

全11曲の中でタイトル曲に選ばれた「LO$ER=LO♡ER」は、エモポップパンクジャンルの楽曲だ。人々からは「ルーザー(LO$ER)」のように見えても、世界で唯一の救援者である「君」とは、お互いを救う「ラバー(LO♡ER)」になりたいという少年の気持ちを表現した。

メンバーらは、活動に対する自信も示した。アルバムのタイトルのように喧嘩をしたり、逃げたいと思った瞬間はあったかという質問に対し、ヨンジュンは「所属事務所(BIGHIT MUSIC)のおかげで成功したという世間からの視線だ。もちろん、事務所という垣根の中でもっと強く成長した部分はあるが、僕たちもこうした視線を乗り越えるために目標を厳しく設定して、一生懸命に努力している」と答えた。

続けて「僕が信じているのは、こうした視線から逃れるよりも、時間がかかっても徐々に努力していけば良いステージで僕たちの努力を証明することができるということだ。遅くなっても、ゆっくり戦うのが僕たちのやり方だ」と付け加えた。

TOMORROW X TOGETHERのためタッグを組んだ、HYBEとアメリカの総合メディア企業Ithaca Holdingsが発揮する相乗効果にも期待が高まった。2社は昨年4月にタッグを組み、グローバル企業に跳躍するという中長期事業戦略に拍車をかけた。

今回のタイトル曲のギターセッション作業は、HYBEの取締役会の議長バン・シヒョクが、Ithaca Holdingsのスクーター・ブラウン(現HYBE AMERICAのCEO)からプレゼントされたギターで行われた。このギターはイギリスの伝説のロックバンド、ローリング・ストーンズのメンバー、キースリチャーズが実際に使ったギターだ。

これについてボムギュは「そのギターでタイトル曲のギターセッションの作業をするという話を聞いてびっくりしたし、とても光栄だった。良いサウンドがタイトル曲に加わり、さらに特別になったと思う」と話した。

初の公式ファンソング「交換日記(トゥバトゥワリワリ)」の制作ビハインドも明かした。ボムギュは「“トゥバトゥ”はMOAの皆さんがTOMORROW X TOGETHERをユニークに呼ぶ表現だ。語感が良くて副題にした。以前、『ファンの皆さんと明日も一緒に居て、末永く一緒に居よう』と話をしたが、本当に長い間一緒に居たい気持ちを込めて歌詞を書いた。ファンの皆さんに会えない状況だけれど、僕たちは一つで、いつも一緒に居るという気持ちを込めた」と説明した。

ヒュニンカイは「5人が書いた歌詞をまとめた楽曲だ。今までMOAの皆さんとどんな話をしたか、僕が日記にどんな内容を書いたかを一つずつ考えながら、作詞に参加した。本当に伝えたい言葉を収めることができて、とても楽しい作業だった」と明らかにした。

TOMORROW X TOGETHERはカムバックを控えて音楽ファンの熱烈な声援に支えられ、アルバムの先行注文が56万枚を突破した。リパッケージアルバムでもう一度「ハーフミリオン」(50万枚)を達成し、グローバルな人気を証明した。

これに先立ち、2ndフルアルバム「混沌の章:FREEZE」では米ビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」最新チャート(8月14日付)で9週連続チャートインに成功した。同アルバムは6月19日付の「ビルボード200」で初登場5位となり、TOMORROW X TOGETHERの世界的な人気を証明した。

ヨンジュンは「今はちょっと人気を実感している。プレッシャーを感じる時もあるが、プレッシャーを原動力にして、さらに成長するTOMORROW X TOGETHERになりたい」と話した。ヒュニンカイは「成績まで良かったので、さらに楽しく活動を終えることができた。MOAの皆さんのおかげだ。遠くから見守ってくださっているので、その分エネルギーが伝わるように、僕たちも頑張りたい」と抱負を語った。

「所属事務所の先輩グループBTS(防弾少年団)の成功により、精神的に負担を感じていないか?」という記者の質問に対し、ヨンジュンは「先輩たちの話を聞いて、僕たちもとても嬉しかった。とてもいい刺激をたくさん貰った。立派な先輩が近くにいらっしゃるということは、僕たちにとっても大きな力になる。プレッシャーを感じる部分もあるが、避けられない部分だと思う。プレッシャーを乗り越えるために、目標をさらに厳しくし、努力している。良い音楽とステージで、僕たちの努力を証明できると思う」と答えた。

TOMORROW X TOGETHERは「第4世代アイドルを代表するグループ」として、Z世代の代表ボーイズグループに挙げられる。ボムギュは「Z世代の気持ちを代弁しようとは思っていなかったが、正直に僕たちの話をしていると、僕たちの世代が共感できる話が多く反映されたようだ。例えば『We Lost The Summer』『No Rules』の場合、パンデミック時代に同世代が感じる感情を自然に表現した」と話した。

テヒョンは「表面的なZ世代というわけではなくて、僕たちメンバーが実際にその世代を生きている少年たちなので、多くの部分でその感情が反映されている」と明らかにした。ヒュニンカイは「この時代を生きていると、作詞にも役に立つと思うし、多くの人が共感できる歌詞を書けるようになった」と共感した。

・【PHOTO】TOMORROW X TOGETHER、リパッケージアルバム「混沌の章:FIGHT OR ESCAPE」発売記念ショーケースを開催

・TOMORROW X TOGETHER、タイトル曲「LO$ER=LO♡ER」MV予告映像を公開

記者 : ファン・ヘジン