「私はSOLO」制作会社、放送作家に対する権利侵害で通報…過料処分へ

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写真=SBS Plus、ENA
人気バラエティ番組「私はSOLO」の制作会社が、過料処分を受けた。

SBS Plus、ENAで放送中のバラエティ番組「私はSOLO」の制作会社のチョンジャンエンターテインメントが、書面契約書を作成せずフリーランス(自由契約者)の放送作家の権利を侵害したという理由で、過料処分を受けた。

文化体育観光部は22日、「今月18日、芸術人権利保障およびセクハラ・性暴力被害救済委員会(以下 芸術人権利保障委員会)の審議・議決を経て、チョンジャンエンターテインメントに過料150万ウォン(約16万4,000円)を課した」と報告した。

また、同エンターテインメントに是正を勧告した。勧告の内容は「私はSOLO」の制作と関連し、作家たちと対等な立場で契約を締結し、書面契約書を作家たちに渡すこと、契約締結および契約書交付に関する履行内容を含む、再発防止対策を提出することなどだ。

文化体育観光部は、同エンターテインメントがフリーランスの作家と文化芸術サービスの書面契約書を作成しなかった行為が、芸術家福祉法違反に値すると判断した。

芸術人権利保障委員会は「芸術家福祉法第4条の4を受け、芸術家の権利に関する事項を明示した書面契約書を作成していたら、放送作家の権利がさらに明確に予見され、申告者(作家たち)がこれを行使することができたはずだ」と指摘した。

また「著作権など芸術家の権利に対する契約条件を明示しない契約書を締結するなど、依然として是正が必要な部分があり、是正を勧告する必要があると判断した」と付け加えた。

同エンターテインメントは来月4日まで、過料処分の事前通知に対して意見を出すことができ、意見提出期間内に過料を自発的に納付すれば、最大20%減免される。

これに先立って全国マスコミ労働組合の放送作家支部は今年4月、チョンジャンエンターテインメントを書面契約書作成義務違反と、放送作家に対する権利侵害で文化体育観光部に通報した。同エンターテインメントが優越的な地位を利用して作家たちに不公正な契約条件を強要し、適正な収益分配を拒否したという理由からだった。

記者 : ナム・へヨン