恋愛リアリティ番組「ハートシグナル」シーズン1の出演者、詐欺で罰金刑と報道

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写真=Newsen DB
チャンネルA「ハートシグナル」シーズン1に出演したK氏が、詐欺容疑で罰金200万ウォン(約22万円)を宣告されたことが分かった。

本日(3日)、韓国メディアのスポーツ京郷(キョンヒャン)によると、ソウル西部地検刑事3部(主席検事:チュ・ヨンソン)は6月27日、K氏に罰金100万ウォン(約11万円)の略式処分を下した。そしてその後の9月28日、裁判所はK氏に200万ウォンの罰金を確定した。

報道によると、被害者のA氏は昨年8月、ヨーロッパ行きの航空券を安く購入できるというK氏からの提案を受け、180万ウォン(約20万円)を送金したが、旅行の前日まで航空券を受け取ることが出来ず、結局A氏は追加費用を払って別途、航空券を購入した。A氏はK氏に対し、「航空券の予約のために支払ったお金を返金してほしい」と要請したが、返済は何度も延期された。結局、A氏には一部しか返金されなかったという。

A氏が公開したメッセージを見ると、K氏は「申し訳ないとしか言うことができない。お金を持っているのに、わざと返さないわけではない」とし、被害金額の返済能力がないと主張した。

一方でA氏とK氏は「ハートシグナル」シーズン1の最終放送日である2017年9月1日、K氏の講演会で知り合った。当時、講演名の前には「ハートシグナル」という番組名も書かれていたという。マスコミとの電話インタビューでA氏は、「放送を通じて知った人物でなかったら詐欺被害に遭っていなかったと思う。番組内でのK氏のイメージを信じていたし、有名な人が詐欺を働くことはないだろうと思っていた」と、被害を訴えた。

これに先立ち、4月にも同番組に出演した別の出演者がお金を借りた後、返済せず、詐欺容疑で訴えられたと暴露されたこともある。法務法人チョンヒャンのパク・ゴンホ弁護士は、このような内容を個人SNSを通じて公開し、「告訴人は『ハートシグナル』の出演者に1年ほど前に数千万ウォン(数百万円)を貸し、昨年11月から返済を求めていたが、返してもらえなかった」と主張した。パク弁護士が告訴した人物と、先立って言及された航空券詐欺容疑のK氏が同一人物なのかは、未だ明らかになっていない。

記者 : イ・ヘジョン