ミン・ヒジン、ADOR代表取締役再選任なるか…仮処分申請の審問期日が10月11日に決定

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写真=マイデイリー DB
ADORのミン・ヒジン前代表がHYBEを相手取った法的紛争が、もう一度繰り広げられる。

9月30日、韓国法曹界によると、10月11日午前、ミン・ヒジン前代表がHYBEに対して提起した議決権仮処分申請の審問が開かれる予定だ。これはミン前代表が、ADOR代表職を解任された後、自身の取締役再選任を要求して提起した法的処置で、両者にとって2度目の裁判となる。

これに先立ってADORは8月27日、HYBEのCHRO(最高人事責任者)出身のキム・ジュヨンを新代表取締役に選任したと発表。ミン・ヒジンはADORの社内取締役職をそのまま継続し、NewJeansのプロデュース業務もそのまま担当すると伝えたが、ミン前代表はこれを不当な契約だと主張している。

NewJeansのメンバーたちは先月11日、YouTubeを通じて緊急生配信を行い“最終通告”をし、ミン前代表の復帰を要請しながら支持を表明。ミン前代表は13日、ソウル中央地方裁判所に「ADOR臨時株主総会招集、およびADOR社内取締役(代表)再選任のための仮処分」を申請した。

ミン前代表は、自身に対する代表職解任はHYBEとの株主間契約に違反するものと明かし「HYBEは株主間契約が解除されたと主張したが、これは何の根拠もない」と一方的な決定に反発した。

これに対し、ADORは先月25日「代表取締役職の復帰要求については、現在は受け入れられないと議論した」と立場を明かしている。

ミン前代表とHYBEは、4月から葛藤が続いている。HYBE側はミン前代表が経営権の奪取を試みたとして疑惑を提起、ミン前代表はこれをうけ5月、HYBEを相手に議決権行使禁止仮処分を申請し、認容判定を受けた。

しかしADORが8月、ミン前代表の解任を決定したことで両者の葛藤は続いている。これにより、ミン前代表がHYBEを相手取って申請した議決権行使仮処分が、今回の法的攻防の核心的な論点になるとみられる。

記者 : キム・ハヨン