チョン・ウヒ、演技をする理由とは?「他人を理解しながら自分自身を理解できる」

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写真=「W KOREA」
チョン・ウヒが、ファッションマガジン「W KOREA」の表紙を飾った。

「W KOREA」が最近公開した写真で、チョン・ウヒは秋の雰囲気が漂うカーディガンを重ね着し、こちらをじっと見つめている。横に設置されたモニターには、彼女の眼差しがクローズアップされ、俳優の視線が感じられるユニークな雰囲気が演出された。同時に公開されたグラビアでは、レザーコートとテーラードスーツを合わせ、モニターにリアルタイムで中継される自分の顔を背景にポーズをとっている。また、別の写真ではモノクロのモニターの前でカメラヘルメットをかぶって素敵な雰囲気を演出し、トレーラーの上でダイナミックなポーズでレンズを見つめるカットも強烈な印象を残す。

グラビア撮影と共に行われたインタビューでチョン・ウヒは、「理解や共感が難しいキャラクターにはどのようにアプローチするのか?」という質問に「キャラクターとの共感や接点がなければ演技できないわけではありません。今まで選択してきたキャラクターは、自分と似ていなかったり相反する姿が多かったし、そのような部分が魅力的に感じられ、彼女たちに惹かれました。でも、今思えば、結局は自分自身につながっている部分があります。全体的に共感が難しかった『THE 8 SHOW』のセラは、パフォーマンスアーティストとして純粋な刺激のために人間の欲望と本性に触れる人物です。私自身も、視聴者や観客に与えられるカタルシスのために、純粋さを求め続けている面があると思います。自分とは全く違うと思っていたキャラクターと、そのように合う地点が生まれてきます」と答えた。

「なぜ演技をするのか?」という質問には、「自分という人間が残念で物足りなくて、他人の人生を吸収してみたかったんだと思います。他人の人生に対する経験と、現場で多くの人々と出会って作業する時間が自分を拡張させて、成長させると考えてきました」と答えた上で、「でも、演技をすればするほど、『私という人間を知っていく過程なんだ』というのが1番大きいです。他人を理解しながら、実は自分自身をもっと理解していくんだ。振り返りを重ねることで、『私は自分のことが1番気になるんだ』ということが分かりました」と付け加えた。

記者 : ペ・ヒョジュ