フェンシング元韓国代表ナム・ヒョンヒ、結婚相手の性別・職業に関するデマが拡散…詐欺疑惑も浮上

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB
元フェンシング韓国代表ナム・ヒョンヒの結婚相手として知られているチョン・チョンジョが、女性であり、詐欺の容疑で服役した前科があると報道された。

25日、Dispatchの報道によるとチョン氏は、2019年4月に済州(チェジュ)で会ったA氏に男性のふりをして「妻の実兄がソウルで水に関する投資事業をしている」とし、300万ウォン(約33万円)を騙し取った。

また2019年9月にはマッチングアプリで会った男性B氏に、彼の名義でローンを申請し、家を買おうと提案して2,300万ウォン(約225万6千円)を騙し取った。2018年4月にもマッチングアプリを通じて出会った男性C氏に馬の調教師だと名乗った後、計5,700万ウォン(約633万6千円)を騙し取った。

2019年6月にはD氏にパラダイスグループの婚外子だと名乗り、D氏を秘書として就職させると話し、7,200万ウォン(約800万3千円)を騙し取った。チョン氏は2017年にも同じ手法を用いて詐欺を働いたとみられている。

2019年9月にはE氏に現在アメリカにいると言い、投資をしたら2倍にして返してあげると騙した後、計34回にわたり総額1,600万ウォン(約177万8千円)を騙し取った。

また2019年8月には海外就職プログラムの斡旋者と運営者に扮してF氏に接近し、68万ウォン(約7万5千円)を騙し取った。その後、F氏が刑事告訴を強行するとF氏を脅迫して追加で495万ウォン(約55万円)を騙し取った。

このほかにもチョン氏は2019年6月に被害者G氏から50万ウォン(約5万円)相当のマッサージ機を借りた後、返却をしなかった。これにより仁川(インチョン)地裁は2020年12月11日に、チョン氏に懲役2年3ヶ月を言い渡した。裁判所は「チョン・チョンジョは多数の被害者を騙して、3億ウォン(約3,343万8千円)に近い巨額を騙し取った」とし、「被告人はほとんどの被害金額を補償することができなかった」と明かした。

ナム・ヒョンヒとチョン氏の結婚は23日に、あるメディアとのインタビューを通じて分かった。該当のインタビューによると、2人はフェンシングを通じて縁を結び、現在ナム・ヒョンヒとチョン氏の娘は、チョン氏が住んでいるシグニエルで過ごしていると伝えられている。

このインタビューを通じてチョン氏は本人がニューヨークで乗馬を勉強した後、乗馬選手として活躍していたが、怪我をして引退したと主張した。またグローバルIT企業の役員として経営を助けたことがあり、現在は韓国で子供向けの芸体能心理学礼儀教育院を運営していると明かした。

2人の結婚ニュースが伝えられた後、インターネットを通じてチョン氏の性別、出生地、職業に関するデマが拡散した。これに対しナム・ヒョンヒは24日、「悪質かつ虚偽内容を含んでいる投稿により虚偽事実が流布された場合、強力に対応していく予定だ」と知らせた。

チョン氏も同日、「私という人に関する話や悪質な虚偽内容を含んでいる投稿などにより虚偽事実が流布された場合、強力に対応していく予定だ」と明かした。これと関連してマイデイリーの関係者がチョン氏に連絡を試みたが、未だ返信はないという。

記者 : イ・イェジュ