Vol․2 ― LIMELIGHT、日本で芸能活動の経験も…韓国との違いは?「団体行動が不思議でした」

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サバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典」に出演した日本人メンバー伊藤美優、「放課後のときめき」でボーカリストとして注目を浴びたキム・スヘ、そして実力派練習生のガウンで構成された3人組ガールズグループLIMELIGHT。昨年のプレデビュー活動を経て、2月17日にリリースしたデビューアルバム「LOVE & HAPPINESS」をひっさげて4月に来日し、日本でのプロモ―ション活動を行った彼女たちにインタビューを敢行。後編では、日本にまつわる質問を中心にたっぷりと答えてくれた。

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【PHOTO】LIMELIGHT、日本人メンバーの両親と初対面「とてもかわいらしかったです(笑)」

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ミユの両親と初対面「言葉は通じないですが…」

――今回(4月時点)で3度目の来日です。以前、Kstyleの動画インタビューで、次はたこやきや牛カツを食べたい、ミユさんのご家族に会いたいとおっしゃっていましたが、実現しましたか?

スヘ:幕張の「MBC IDOL RADIO LIVE in JAPAN」の時に、ミユお姉さんのご両親が見にいらして、たこやきを買ってきてくださったんです。韓国にはない味のたこやきがいろいろあって、不思議だったし、おいしかったです。

――ミユさんのご両親はどんな方でしたか?

ガウン:私たちのことを「スヘ~!」「ガウン~!」って呼んでくださって、とてもかわいらしかったです(笑)。

スヘ:「お疲れ様」と声をかけてくださって。言葉は通じないですが、ねぎらってくださって、プレゼントもくださいました。

――ミユさんのご両親は2人のことをどう言っていますか?

ミユ:プレデビューのEPアルバムも今回のアルバムも両親にプレゼントしたのですが、写真を見て「スヘもガウンもかわいい~!」ってずっと言っていて、うるさいです(笑)。

――今回、日本で他にどんなものを食べたり、買ったりしましたか?

ガウン:私は牛カツとおすしが好きなのですが、今回は残念ながら食べてはいません。でも昨晩、しゃぶしゃぶを食べました。韓国にもしゃぶしゃぶはありますが、味がちょっと違っていてとてもおいしくかったです。あとは、コンビニで売っているたいやきがおいしかったです。もちもちしていて柔らかくて「こんなおいしいたい焼きがあるんだ!」 ってビックリしました。

ミユ:中にカスタードクリームが入ってるやつです。

ガウン:韓国に持ち帰りたいくらいおいしいです。あとはこんにゃくゼリーが好きなので買いましたし、友人や家族へのお土産にお菓子を買いました。

スヘ:私はじゃがりことハイチューのメロン味を買いました。それからドン・キホーテで目を温めるアイマスクと、足がすっきりするシートとか、いいアイテムを買いました(笑)。あと、たまごにかける透明のお醤油があったのも驚きました。


沖縄・大阪・京都…訪れたい日本の場所は?

ミユ
――スヘさんとガウンさんは日本で行ってみたい場所を教えてください。

スヘ:夏が近づいているので沖縄に行ってみたいです。ミユお姉さんからとてもいいと聞いたので、海で泳いだり、そこだけで食べられる名物なども食べたいです。

――ミユさんは沖縄に行ったことがあるのですね。

ミユ:はい。泳ぐのが好きで、自然や動物も好きなので、イルカと一緒に泳いだこともあります。

ガウン:私はユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってみたいです。ディズニーランドにはみんなで行ったことがあるので、次はユニバーサル・スタジオ・ジャパンに期待しています(笑)。

スヘ:ディズニーランドもディズニーシーもどちらにも行きましたが、特にシーは見るものが多くてとてもよかったです。リトル・マーメイドとか、アラジンとか、エリアごとに建物や雰囲気がまったく違って不思議でした。

――ミユさんが2人を連れていきたい日本の場所は?

ミユ:大阪と京都です。中学の修学旅行で行ったことがありますが、とても楽しかったので。大阪で食べ歩きをしたり、京都で着物を着てお寺に行ったりしたいですね。

――スヘさんとガウンさんが、今回の来日で覚えた日本語を教えてください。

スヘ:ミユお姉さんから、「早く会いたかったです」という言葉を昨日教わりました。そして私が日本のファンの皆さんに必ず言いたいと思っていた「お久しぶりです」という言葉を覚えてきました。

ガウン:日本語ではないかもしれませんが「エギちゃん」という言葉です。ファンの皆さんがが私の事を「エギ(韓国語で赤ん坊という意味)ちゃん」と呼んでくださるので、日本ではそんな風に呼ぶんだなと知りました。あとは「ごちそうさま」を覚えました。

――ミユさんは、日本のファンに教えたいおもしろい韓国語を教えてください。

ミユ:「アンムルアングン(안물안궁)」です。「アン ムロ ボアッコ、アン クングムハダ(안 물어 보았고, 안 궁금하다)」の略語で、「尋ねていないし知りたくない」という意味です。SNSで自慢する書き込みなどに使ったりするようです。


日本ファンの印象「自分の魅力をわかっていてカッコいい」

スヘ
――昨日、今日と特典会を開催していますが、日本のファンと直接触れ合って印象的だったことは?

ガウン:ビデオ通話でお話したことがあるファンの方々と直接お会いしたので、とても不思議でした。ビデオ通話とはまた雰囲気が違って、私たちのことをとても好きだという気持ちがより伝わってきたので、ありがたいという気持ちがより大きくなりました。

スヘ:私は日本語が話せないから少し心配していたのですが、ファンの方々がとても気楽な感じで言葉をかけてくださって、ボディランゲージも交えてくださったので、とても楽しかったです。久しぶりにお会いするファンの方に「お久しぶりです~」と言ったら、「覚えてくれたの?」と喜んでくださったのが印象的でした。

ミユ:韓国のサイン会では3人が並んで座っているところにファンの方々が順番にいらっしゃって話したり、最後にパフォーマンスを披露したりもするのですが、日本では3人が別々のブースに分かれているのが不思議でしたし、パフォーマンスをする機会がなかったのが少し残念でした。せっかく来ていただいたのに、パフォーマンスをお見せしたかったなという気持ちがあります。

――日本のファンの印象はいかがでしたか?

ガウン:とてもおしゃれだなと思いました。個性があるというか、自分の魅力をよくわかっていて、自分をよく見せる方法をよく知っているので、カッコいいなと思いました。そして「私ももっと勉強しなきゃ」って思いました。

スヘ:私たちの名前を書いたプラカードをとてもきれいに作ってきてくださいました。日本にはかわいらしい文化があるイメージを持っていましたが、実際にそうなんだなということがわかりました。「(日本語で)超キレイ」って思いました。

ミユ:私は韓国でずっと韓国語で話していたから、日本語や方言が聞けるのがうれしかったです。私は東京生まれですが、方言を聞くと懐かしいというか、なんかうれしくなるんです。

――ミユさんの場合は、日本で芸能活動をしていた頃からのファンの方がいらっしゃいますが、韓国のガールズグループとしてデビューしたことに対して、どんな反応がありましたか?

ミユ:昨日の特典会で「YouTubeで活動していた時代から応援しています」とか、「ガルプラ(Girls Planet)を見たよ」とか、いろいろな言葉をかけていただきました。私は12歳で芸能活動を始めたので「大きくなったね~」とおっしゃる方もいました。そんなに昔から応援してくださる方がいらっしゃることがとてもありがたくて、これからも期待を裏切らないように、恩返しできるように、よい姿をずっとお見せしていきたいと思いました。


日本で芸能活動の経験も「韓国ではなにをするにも…」

ガウン
――韓国で芸能活動をしていて日本との違いを感じることは?

ミユ:まずは挨拶ですね。日本では現場入りする時に一度挨拶をするだけですが、韓国では廊下で人とすれ違うたびに何度も何度も「アンニョンハセヨ、LIMELIGHTイムニダ(こんにちは、LIMELIGHTです)」って挨拶するんです(笑)。それがすごく不思議でした。あとは、なにをするにも団体行動という感じで、トイレに行くのにも誰かと一緒に行かなくてはいけないとか。一人でも大丈夫って思うことでも単独行動をしてはいけなかったり、細かい違いがあって今も失敗したり戸惑うことがあるのですが、そのたびに2人が教えてくれるので助かっています。

――近年は日本人メンバーがいるK-POPグループが増えていますが、それについて感じることは?

ミユ:私が韓国でデビューしてみて、それがどれくらい大変なことかを身に染みて感じているので、先にデビューをした先輩方は本当にすごいなって思います。私たち同様に新人グループでも日本人メンバーがいるグループがどんどん出てきているので、一緒に頑張っていけたらなという気持ちです。

――話は変わって、宿舎では普段どんなふうに過ごしていますか?

ミユ:各自が一人部屋を使っています。私が一番大きいリビングを使っていて、各部屋に2段ベットがあります。これから新しいメンバーが入ってきたら、上の段を使えるように準備してあるんです。私の部屋には大きなYogibo(ヨギボー)があります。ゲームが好きなので、楽な姿勢で楽しめるように。

スヘ:私の部屋はすっきりしています。自分の家ではなく会社が準備してくれたものですし、他のメンバーが入ってきた時のことも考えて、必要以上に物は置かないようにしています。

ミユ:スヘちゃんのベッドの2階にはクマがいます(笑)。

スヘ:ベッドの2階にファンの皆さんからいただいたぬいぐるみや、UFOキャッチャーでとったぬいぐるみが置いてあって、その中でクマの人形が私を2階から見下ろすように置いてあるんです(笑)。

――共同生活のルールなどはありますか?

スヘ:共同スペースのリビングの電気は12時を過ぎたら消すか、豆電球にすることです。ゆっくり休めるように、夜更かしをしないように。

――では、最後にファンと読者にメッセージをお願いします。

ミユ:私たちのインタビューを最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。これから日本でもたくさん活動できるように努力をしますので、たくさんの応援をよろしくお願いします。大好きです~!

ガウン:私たちを好きになってくださり、関心を持ってくださってありがとうございます。他国の人を好きになると、語学の勉強もしなくてはならないですよね。私たちもミユ お姉さんから日本語をたくさん習って、皆さんとたくさんコミュニケーションがとれるように頑張ります。

スヘ:サイン会をすると日本のファンの皆さんが「次は韓国語をもっと勉強してくるね」とおっしゃってくださるので「私も次は日本語を頑張るね」って言うのですが、そんな風にいつも温かく接してくださることにとても感謝しています。私たち、これからもファンの皆さんとたくさんお会いしたいので、努力していろいろと準備をしています。もう少しだけお待ちくださいね! ありがとうございました。

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■関連サイト
LIMELIGHT公式Twitter:https://twitter.com/LimeLightseoul

記者 : Kstyle編集部