“今月デビュー”XODIAC レックス、必ず達成したい目標は「どこに行っても恥ずかしくないグループになりたい」

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K-POPの“王”という意味を持つ芸名のように、アイドル界のワントップになるためにあらゆる準備をしてきたXODIACのリーダーレックスが4月25日にデビューを控えている。パク・ジニョン(J․Y․ Park)とPSYも絶賛したパフォーマンスに、韓国芸術総合学校の現代舞踊科出身らしい優れたダンスと女心を掴む美少年のビジュアル、練習の鬼と呼ばれるほどの執念と努力まで。まさにサギケ(詐欺キャラクター:ありえないくらいカッコいい人)と言えるだろう。成功する人は最初から違う。“準備されたリーダー”レックスを中心に、優れた才能とタレント性を誇る少年たちがK-POPを占領する日も遠くない。情熱と覇気に満ちた少年たちが大きな夢を胸に抱き、飛び上がる準備を終えた。リーダーのレックスをはじめ、K-POP界に第1歩を踏み出すXODIACの今後に期待が高まる。

――2ヶ月ぶりですね。その間、さらにカッコよくなりましたね。

レックス:ハハ。恥ずかしいですね。実は、僕は写真を撮られるのが怖いんです。ハハ。でもありがとうございます。1月号を撮る時はボムスとシンと一緒でしたが、今日は単独グラビアなので最初はすごく緊張しました。頼る人が居なくて少し寂しかったのですが、リラックスした雰囲気の中でうまく撮ってくださって素敵に撮れたと思います。ありがとうございます。

――最近はデビューの準備で忙しいのではないですか?

レックス:もう本当にデビュー間近で、曲の練習からミュージックビデオの撮影など準備することが多くて慌ただしい日々を送っています。良い姿をお見せしたくて、自己管理にもさらに気をつかっています。ハハ。

――レックスという芸名を使っていますが、どのような意味なのか教えてください。

レックス:どんな芸名を使えばいいかインターネットで検索してみたら「REX」という単語がぱっと目につきました。「王」という意味の単語なので、「K-POPの王になる」という意味を込めたいと思いました。何かもっと洗練された感じに見せたくて、前の文字の「R」を「L」に変えたら、「これだ!」と思いました。事務所からも候補の中でこれが一番良いと言われたので芸名をレックスにすることにしました。

――――地方でダンスを始めてから、各コンクールの賞を総なめにして、舞踊を始めてわずか4年で韓国芸術総合学校の現代舞踊科に合格した伝説の主人公だと聞いています。舞踊を始めたきっかけは何ですか?

レックス:中学生の頃、アイドルになりたくて一人であちこち教室を探しに行きましたが、僕が住んでいたところがとても田舎で、ダンスを学べるところがたった2ヶ所しかありませんでした。その中の一つが舞踊教室でした。何かに惹かれるように偶然その教室に入ることになりが、舞踊の魅力にすっかりハマってしまいました。とても面白くて、舞踊にハマって生きていました。そして教室に登録して半年で芸術高校にいきなり合格し、入試の準備をしていたところ、韓国総合芸術学校にまで受かりました。本当に運がよかったです。

――舞踊をやっていた平凡な大学生が、どうやってアイドルの道を歩むことになったのですか?

レックス:大学2年の終盤だったと思います。海外のコンクールを準備していたら、突然「LOUD」の作家さんから連絡が来ました。アイドルオーディションのバラエティ番組に応募してみないかと提案されました。その連絡を受けて本当にたくさん悩みました。当時準備していたコンクールは、僕のキャリアにとってとても重要な大会で、1次まで受かっている状況だったんです。でも、すでに僕の気持ちはアイドルオーディションの方向に行っていました。僕の周りの人たちも皆が僕を止めたし、親も反対しましたが、それでも自分の直感を信じてみたかったです。そうしてアイドルという夢に挑戦することになりました。

――舞踊をやっていたのに、急にアイドルのダンスを踊ることに難しい点はありませんでしたか?

レックス:舞踊の動きがクセになって、それをなくすのにかなり苦労しました。実は「LOUD」に出演する時も、この部分についての指摘が多かったです。どうすればこれを直せるか考えたときに、短所を長所に変えてみたらどうかと思いました。舞踊で学んだ動きを活用してちょっと変えてみたら、それが僕だけの個性的なダンスになりました。

――「LOUD」に出演するまで音楽をちゃんと学んだことが一度もなかったと聞きましたが、なぜ歌まで上手なのですか?

レックス:まだ未熟な部分が多いです。歌はただ友達とストレス解消を兼ねてカラオケに行ったこと以外は学んだことがありませんでしたが、好評していただいて嬉しいです。今は歌の練習を本当に頑張っています。一日も欠かさず1~2時間は必ず歌の練習をしています。

――「LOUD」で脱落危機に直面する度に生き残り、「不死鳥チョ・ドゥヒョン」というニックネームを得ました。短い間、どうやってそんなに完璧なイメージチェンジができたのでしょうか?

レックス:僕は自分の短所を冷静に把握するタイプです。その短所を長所に変えるために努力したのが、ステージで役に立ったのだと思います。僕が未熟な部分を分からないまま練習していたら、新しい姿をお見せすることはできなかったと思います。

――パク・ジニョンさんやPSYさんなど、審査員に絶賛されたステージも多かったです。一番記憶に残っているコメントは何ですか?

レックス:第4ラウンドの時に「SHOCK」というステージをしたのですが、その時が良かったです。チームワークもよかったですし、準備もしっかりできて 「これは1位になる」と確信していました。ステージを終えてパク・ジニョンプロデューサーが「3分のステージが1分のように感じた」と言ったくださいましたが、その言葉が一番記憶に残っています。

――「LOUD」に出演した後、空白期間がありましたね。夢を諦めようとした時、One Cool Jacso Enterainmentに出会ったと聞きました。今の事務所にはどうやって入ることになったのですか?

レックス:「LOUD」に出演した後、アイドルになるために事務所のドアを叩き続けましたが、機会が簡単に来るわけではありませんでした。諦めようとしていた瞬間、今の事務所から連絡がきました。最後のチャンスだと思ってOne Cool Jacsoに入りましたが、ありがたくもあらゆる面で本当にたくさん助けてもらっています。良い事務所に出会ってメンバーたちと一緒に楽しくデビューを準備しています。

――デビューする前から「ファッションアイドル」「新たな私服職人」などで話題になっています。海外の有名マガジンからラブコールはもちろん、「WEIBO Account Festival 2022」でファッション新人賞まで受賞しましたね。

レックス:デビューもしていないのに大きな賞も貰って、たくさん連絡も来て感謝しています。こんなに大きな関心を受けるとは想像もしていなかったのですが、夢のようです。毎日感動的な日々を送っています。

――今は宿舎で生活していると聞きました。メンバーたちとも、国籍がさまざまなので、コミュニケーションに壁を感じたりしますか?

レックス:思ったよりコミュニケーションに壁は感じません。メンバーたちは韓国語が上手なので、言葉もよく通じますしチームワークが本当に良いんです。メンバーが多くてシャワーを浴びる時間が長くかかること以外は、すべてに満足しています。辛い時は話し合ってストレス解消もできるし、頼れるメンバーたちがそばにいてくれて心強いです。

――ロールモデルはいますか?

レックス:BTS(防弾少年団)のV先輩です。なんでもできるじゃないですか。音楽やダンス、マナー、グラビアなど、色々と学んでいます。僕もいつか、V先輩のように誰かのロールモデルと呼ばれる日が来たら嬉しいです。

――いよいよ今年上半期、XODIACがデビューします。デビューして必ず叶えたい目標などはありますか?

レックス:まず「新人の中で一番良いグループが出た」と言われたいです。どこに行っても恥ずかしくないグループ、はっきりとした個性を持ったグループに見えてほしいです。僕たちの今年の目標は新人賞です。一生懸命に準備して、年末の授賞式で必ず新人賞を受賞したいです。

記者 : ファン・ヨンド