チュ・ヒョニョン、モノマネ達人らしい観察力や強みを語る「様々なバイト経験がキャラクターに活きている」

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写真=「ARENA Homme+」
女優のチュ・ヒョニョンが様々なアルバイト経験について語った。

最近、男性ファッション雑誌「ARENA Homme+」のチュ・ヒョニョンのグラビアとインタビューが公開された。

チュ・ヒョニョンは最近、Coupang Play「SNL KOREA」シーズン3と多数のバラエティ番組に出演し、細かい演技と愉快な魅力で多くの視聴者から愛されている。彼女は「今の私は自分が持っている姿や人々が好きな姿をもっとたくさんお見せできるキャラクターのほうが良いです。最初は違いました。『SNL KOREA』などでお見せするイメージから脱しなければならない、他の姿も早くお見せしようという気持ちが大きかったです。しかし、それは欲かもしれないし、時期的にも早いかもしれません。今は人々が気に入ってくれて見たがる姿を、もう見たくないと言われる時まで最善を尽くしてお見せしようと思っています。今の私も私で、時間が経って新しい機会が訪れた時に、また変わった姿をお見せできると思います」と堂々と話した。

考えが深まっただけに悩みも多かったという。彼女はMBC「ラジオスター」を初めて撮影した時、「スタジオに入る直前までトイレで深呼吸をしました。1人でドアを閉めて便器に座って『ダメ、緊張するな。私ならできる』とずっと繰り返しました」と回想した。

しかし、彼女はプロだった。「(収録が)始まる前に『私は狂っている。私はサイコだ。私は変人だ。私はチュ・ヒョニョンではない』と洗脳しました。そうしてから(撮影に)入ると、図々しくなれました」と明かした。

チュ・ヒョニョンは自分の強みとして、様々なアルバイト経験を挙げた。アルバイトをしながら出会った人々のおかげで、様々なキャラクターを研究することができたという。彼女は「何も考えずに、ただ過ぎていく部分をもう少し詳しくキャッチし、それを演技に反映しました。幼児博覧会で離乳食とベビー服を売って、スーパーの試食コーナーでもバイトをしました。また、子供たちに教えたこともあります。一番長くやったバイトは居酒屋でのホールサービスでした」と話した。

チュ・ヒョニョンはアルバイトをしている時も観察力が良かったという。彼女は「居酒屋でバイトをしていた時から観察力が良かったです。本当にあらゆる人々を見ることができました。隅っこにあったお店で、不倫カップルをたくさん見ることができたので、興味深く観察しました。最初は知らなかったですが、普段は本当の夫婦やカップルは多くの話をしません。主にスマートフォンをたくさん見ます。スマートフォンばかり見ていて、必要な話だけをするのです。しかし、不倫カップルは話をたくさんして、甘い眼差しをしていました」と語った。

また、「SNL KOREA」シーズン3を通じて、面白い様々なモノマネで有名になった。しかし、モノマネの設計者である本人は真剣だった。彼女はモノマネの秘訣として「その人の性格を先に観察します」と話した。続いて「その人の情緒はどうなのか。その人が他の人たちによく見せようとする、メンツを大事に思う人なのか、それとも消極的で、なかなか心を開かない人なのか。それによって(声を低くして)口を上手く動かさなかったり、(口を開けて)口を過度に動かしたりします。このように『その人が他の人々にどのような姿を見せたがるのか』を覗いてみると、音がどこから出てくるのかをもう少し簡単に把握することができます」とし、モノマネ達人らしい観察力を見せた。

成功した人の中で切実でない人はいない。チュ・ヒョニョンもそうだった。彼女は「オーディションを受けに行って落ちても、良いフィードバックを受けました。『演技は上手い』『感情は良い』『発音は良い』というような。そのような褒め言葉を1つでも聞くと、たとえ些細なことでも忘れられませんでした。いつかは『君、上手だね。一緒にやろう』という話を本当に聞きたかったです。そのように言われていた言葉のため、演技を諦めることができませんでした」と打ち明けた。

チュ・ヒョニョンは麻辣湯(マーラータン)を思いながら、グラビアを撮影したという。彼女は「(麻辣湯にパクチーを)必ず入れます。私はパクチーを湯の中に入れずに、別に出してほしいと言います。スープに生パクチーを添えて、くるくる包んで食べるほど、パクチーが好きです。辛さは2.5程度で、羊肉と牛肉では牛肉のほうが好きです」と好みに触れた。

記者 : キム・ナラ