YGヤン・ヒョンソク前代表、元練習生を脅迫?容疑を改めて否定「そんな事を言うはずがない」

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写真=Newsen DB
YG ENTERTAINMENTの元代表であるヤン・ヒョンソクが、元iKONのB.Iの麻薬疑惑をもみ消すために、歌手練習生出身のハン・ソヒを脅迫したという疑いを否定した。

11月1日、ソウル中央地裁刑事合意第23部(チョ・ビョング部長判事)は、特定犯罪加重処罰法上の報復脅迫容疑で起訴されたヤン・ヒョンソクの公判を開いた。

ヤン・ヒョンソクは2016年8月、YGの代表プロデューサーとして在職していた当時、麻薬使用の疑いで警察に逮捕された歌手練習生出身のハン・ソヒが、B.Iの麻薬購入の疑いを陳述したという報告を受けた後、当時YGの経営支援室長だったB氏を通じてハン・ソヒをYG社屋に呼び出し、供述を変えるように脅迫した疑いが持たれている。

ハン・ソヒは2019年、国民権益委員会を通じてヤン・ヒョンソクとYG側から圧力をかけられたことで陳述を覆したと明かした。彼女はヤン・ヒョンソクが「君1人を殺すのは簡単なことだ。陳述を覆したら謝礼も支払うし、弁護士も選任してあげると言った」と主張した。

公判でヤン・ヒョンソクは、ハン・ソヒに会ったのは事実だが、嘘の陳述をするように脅迫または強要したことはないと明かした。ハン・ソヒの主張はほとんど事実ではないと主張した彼は「30年間芸能人として生きてきた。普段から言葉遣いには注意している方だ。若いハン・ソヒさんにそんなことを言うのはありえない。そのような雰囲気の場でもなかった」と釈明し、ハン・ソヒが会話中に録音しているかもしれないと思って言葉使いには注意したと主張した。

またヤン・ヒョンソクは「麻薬はやめてと心配する話だった。慰めて聞いてあげる雰囲気で半分ほどの時間を過ごした。『君を芸能界で殺すのは簡単なことだ』という言葉が誤訳されて、『君1人殺すことは簡単なことだ』に変わった。所属芸能人を管理して教育する人間として、そのようなことを言うのはありえない」と説明した。

裁判部は、14日を結審公判期日に指定した。この公判では、弁護人の最終意見、ヤン・ヒョンソクの最終陳述などが行われる予定であり、裁判部は書証や提出された証拠などを通じて、脅迫や強要による陳述の変更があったかを重点的に判断すると明かした。

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記者 : イ・ハナ