YGヤン・ヒョンソク、控訴審でも検察が懲役3年を求刑「厳重な法執行が必要」

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写真=マイデイリー DB
YG ENTERTAINMENT(以下、YG)の総括プロデューサーであるヤン・ヒョンソクに、検察が控訴審でも懲役3年を求刑した。

本日(27日)、ソウル高等法院刑事6-3部(部長判事:イ・ウィヨン、ウォン・ジョンチャン、パク・ウォンチョル)の審理で、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(報復脅迫等)などの疑いで起訴されたヤン・ヒョンソクの控訴審5回目の公判が行われた。

この日、検察はヤン・ヒョンソクが当時、YGに所属していたB.Iの麻薬使用の情報提供者を呼び、通報をもみ消そうとしたとし、「世界的な芸能活動で莫大な利益を得て、利益の相当な部分は会社の最大株主であるヤン・ヒョンソクに渡った」と語った。

続いて、第1審の無罪判決については「事実誤認による判決」とし「ヤン・ヒョンソクが社会的な地位を用いて情報提供者をYGの社屋に呼び、陳述を翻すよう要求したのは威力行為に当たる。必ず有罪判決を下してほしい。全く反省がなく、被害者との合意に至らなかった点から、厳重な法執行が必要だ」と強調した。

検察はヤン・ヒョンソクに対して懲役3年の実刑を、共に起訴されたYGのマネージャー出身キム氏には懲役2年を求刑した。

ヤン・ヒョンソクは2016年、当時YGに所属していたB.Iの麻薬使用疑惑の捜査をもみ消すために、公益通報者A氏を懐柔・脅迫した疑いで裁判にかけられた。

検察は昨年11月、結審公判で懲役3年を求刑したが、第1審の裁判所は同年12月、無罪判決を下した。これに検察は、第1審の裁判部の事実誤認と法理的な誤解を理由に控訴。裁判所に公訴状の変更を要請し、ヤン・ヒョンソクに面談強要罪の疑い(特定犯罪加重処罰などに関する法律違反第5条4項)及び、幇助罪の公訴事実を追加した。

ヤン・ヒョンソクの控訴審5回目の宣告公判は11月8日に行われる予定だ。

記者 : カン・ダユン