ロイ・キムの4thフルアルバム「,and」がついにベールを脱いだ。

「,and」は、2015年に発売した3rdフルアルバム「北斗七星」以来、約7年ぶりに発売するフルアルバムで、音楽への真剣な思いと率直な気持ちが込められた。ロイ・キムが全曲の作詞・作曲を手掛け、彼の人生の態度とも繋がっている「大切な人々」へのメッセージをアルバムの全般に盛り込んだ。

タイトル曲「大丈夫だろう」は、世知辛くて激しい現実の中で、自分を慰める独白のように聞こえるが、実は皆に“全部大丈夫だ”と、強い力を与える言葉であり、慰めを伝える楽曲だ。彼は成熟して深い歌声で感動を与える。

同日公開されたミュージックビデオでは、まるで映画のような映像美で物憂げな雰囲気を表現している。彼は静かな民家でギターを片手に楽曲制作をしている。過去写真と交差するシーンは、楽曲の感動的なメロディと合わさり、見ている人の感性を刺激する。

4thフルアルバム「,and」にはこの他にも、懐かしさという感情を希望に満ちたメロディで表現した「あなたに届くまで」、4thフルアルバムの先行公開曲で2番目のタイトル曲「あの時に戻って」、これ以上子供っぽくない自身への気づきを描く「大人で」、別れた後、残った感情の余韻を淡々と語る「ただあの時」、ロイ・キムのきれいなファルセットを聞くことができる「時間を信じてみて」、慰めと応援のメッセージを込めた「聞いて」「今夜だけは」「結局は」まで、全9曲が収録された。

2012年のデビューから徐々に自身だけの特色を込めたアルバムで人気を博してきたロイ・キムは、優れた音楽性とより繊細で成熟した感性で出来の良いアルバムを届ける予定だ。長い空白期間の後、呼吸を整えて成熟した姿に戻ってきたロイ·キムの歩みに関心が高まっている。