放送終了「ジンクスの恋人」少女時代 ソヒョン&ナ・イヌ、逆境乗り越え…2人に訪れた恋の結末は【ネタバレあり】

MYDAILY |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS「ジンクスの恋人」放送画面キャプチャー
「ジンクスの恋人」がハッピーエンドで幕を閉じた。

韓国で4日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「ジンクスの恋人」最終回では、逆境を乗り越えて、真の幸せに向き合ったスルビ(ソヒョン)とコン・スグァン(ナ・イヌ)の姿が描かれた。

スルビは、スグァンがソン・ドンシク(チェ・ジョンウ)の銃に撃たれて倒れると、パニックに陥って座り込んでしまった。その瞬間、彼女のネックレスからきらめいていた青色が爆発するかのように広がった。その結果、数分前に時間が逆戻りし、スグァンは辛うじてドンシクが撃った銃を避けた後、彼と共に1階に墜落した。しかし、スグァンが再び2階に戻った時、スルビは跡形もなく消え、ネックレスだけがその場に残っていた。その後、忽然と姿を消したスルビを探し回るスグァンの姿と共に時間が立ち、最後まで尋常でない展開が続いた。

一方、ソン・サムジュン(チョン・グァンリョル)のために全ての霊力を注いだミス(ユン・ジヘ)は、彼の胸で息を引き取った。号泣していたサムジュンは、兄のソン・イルジュン(チャ・グァンス)宛に手紙を残し、愛する女性を失った後、すべてを手放して反省する姿を見せた。

すべての疑いを認めたイルジュンは、息子のドンシクだけは守ろうとしたが、すでにドンシクはスルビが最後に発揮した超能力によって、呪いにかかった状態だった。息子の不幸に苦しむイルジュンの姿は、様々な悪行を犯したが、普通の人に劣らない父性愛を見せ、人物の立体的な一面を浮き彫りにすると同時に、勧善懲悪のメッセージまで残した。

スグァンはスルビを守ってあげられなかったという罪悪感に苦しみ、2人は虚しく別れたまま、1年という時間が流れた。相変わらずスルビを探し回っていたスグァンは、彼女と似ている人がいるという情報提供を受けて、南海(ナムへ)に向かった。しかし、そこで暮らしていたスルビは記憶をすべて失い、自分の面倒を見てくれる祖母と過ごしていた。スグァンはそんなスルビを見て複雑な気持ちになり、スルビは自分に不純な目的で近づいてきた男が多かったと言いながら彼を警戒し、視聴者を悲しませた。

しかし、スルビは自分のそばをうろつくスグァンに、少しずつ心を開いた。スグァンと一緒にクムファホテルに向かったスルビは、異母兄のソン・ミンジュン(キ・ドフン)と再会したが、彼を全く見分けられなかった。

また、一生の大半を過ごした秘密の部屋はもちろん、特別な思い出を作ったソドン市場を訪ねた後も、記憶を思い出せなかった。それでもスルビを助けるために孤軍奮闘するソドン市場の商人たちの活躍は、最後まで作品に活力を与え、笑いを届けた。

皆の真心が通じたのか、スルビとスグァンは長い別れと記憶の喪失を乗り越え、元の関係を取り戻し始めた。2人が以前一緒に過ごした屋上部屋を訪ねたスルビは、スグァンに言い表せない気持ちを感じ、2人はキスをしながら、再び恋人関係に戻ることを暗示した。

最終回の終盤には、愛の実を結んだ2人と共に、それぞれの幸せを見つけた人々の日常が描かれ、視聴者を微笑ませた。ミンジュンも仕事と愛を通じて真の幸せを見つけ、皆の祝福の下で結婚式を挙げたスルビとスグァンが、後日子供まで産んで生きていく姿が描かれた。スルビとスグァンは子供と一緒に、2人の思い出が詰まった聖堂を訪ねた。

この時、スルビは過去にスグァンにしたように「愛してる」とそれぞれ書かれた石を子供に知らせ、彼女の記憶が戻ってきたことを推測させた。これは幸運と不運の間で綱渡りをしていた過去から抜け出し、運命に逆らって幸せになった2人のハッピーエンドを知らせ、視聴者を感動させた。

記者 : ミョン・ヒスク