チョンウ主演映画「野獣の血」予告編第1弾に続き第2弾を公開…義理と裏切りが渦巻くヤクザたちの物語
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写真=(株)スタジオDHL
キャラクターたちの強烈なケミ(ケミストリー、相手との相性)とリアルなストーリーで期待を集めている映画「野獣の血」が予告編第2弾を公開した。「野獣の血」(監督:チョン・ミョングァン)は1993年、もっとも悪い奴だけが生き残る釜山(プサン)郊外にある“グアム”の実力者ヒスと、そこで生き残るためのヤクザたちの激しい戦いを描く。
7日に公開された予告編第2弾は、40歳になってごろつきの生活に懐疑を抱き、別の人生を夢見るヒス(チョンウ)が一寸先も見えない渦の中に巻き込まれていく過程が描かれている。
長い間“グアム”を掌握していたソン老人(キム・ガプス)の意味深な忠告から、30年来の友人チョルジン(チ・スンヒョン)の懐柔、金になることなら誰の味方にもなれる人物であるヨンガン(チェ・ムソン)の直言まで、誰も信じられない混乱が繰り広げられる。
特にヒスが生まれて初めて守りたかったアミ(イ・ホンネ)までどん底の争いに加わり、物語はさらに破滅に向かう。予告編の中の「あの下まで落ちたり、あそこまで上がって王になったり」というヨンガンのセリフのように、状況によって眼差しと表情が変わるヒスの姿は結末を予測できない。
これに先立って先月、予告編第1弾を公開し、義理と裏切り、計略と嘘がはびこる下っ端の人生の激しい戦いをリアルに描いた本作は、観客に最高の没入感を与え、深い余韻を残すとみられる。
「野獣の血」は韓国で3月23日に公開される。
記者 : キム・ボラ