MONSTA X、ショヌの入隊後5人で初のカムバック!「デビュー7年目…限界を超えた存在感を見せたい」(総合)

OSEN |

MONSTA Xがもう一段回成長した姿でカムバックした。

彼らは19日午前11時より、ニューミニアルバム「No Limit」発売記念オンライン記者懇談会を行った。「No Limit」は今年6月に発売した「One Of A Kind」以来、約5ヶ月ぶりに発売したニューアルバムだ。

I.Mは韓国で5ヶ月ぶりのカムバックについて「僕たちが韓国から日本、アメリカまで本当にたくさんのアルバムを準備してきました。いつの間にか10thミニアルバムをリリースする歌手になったんだなと思い、今回のアルバムは特別だと思いました」と感想を語った。

「No Limit」はどんな状況でも限界のない、MONSTA Xの無限の可能性を伝える意味でアルバム名に決まった。「僕たちは僕たちの道を行く」というメンバーらの信念で、競争の激しい時代でも一際目を引くMONSTA Xのアイデンティティでもある。

キヒョンはニューアルバム「No Limt」について、「どんな状況でも、限界のないMONSTA Xの可能性を見せるという意味を込めました。限りない競争の中で、さらに輝く僕たちのアイデンティティを盛り込んだアルバムです」と語り、自信をアピールした。

ミニョクも「僕たちがいつの間にかデビュー7年目になりました。今回のアルバムを通じて、MONSTA Xのシグネチャーである、エネルギッシュでパワフルな躍動性を見れるのがポイントだと思います。時間が経てば経つほど、余裕のある楽曲を披露することも出来ますが、もう一度タイトル曲に力を入れて『相変わらず強烈だな』という印象を与えるのがポイントです。限界を超えたMONSTA Xの存在感を感じることが出来ると思います」と期待を呼びかけた。

また、I.Mは「今回のアルバムは、メンバーたちが積極的に制作にも参加したことが特別なポイントだと思います。様々なカラーを盛り込むために、コンセプトから衣装、すべての部分にメンバーたちが意見を出しました。それだけ僕たちの愛情がたっぷり込められたアルバムと言えるでしょう」と付け加えた。メンバーたちは皆、ニューアルバムについて 「MONSTA Xの初心」であり「アイデンティティ」だと言及した。

「No Limit」のタイトル曲である「Rush Hour」は、アルバム全体を貫く一つのメッセージを伝える楽曲だ。ジュホンとYE-YO! が一緒に作った楽曲で、混雑した状況、あるいは時間を意味するラッシュアワーを、複雑な世の中に例えた。よりしっかりとしたチームワークと自信溢れるMONSTA Xの特色を、より明確に表現した楽曲だ。

前回の活動に続き、もう一度タイトル曲の制作に携わったジュホンは、「『Rush Hour』を制作することが出来てとても気分が良かったです。『GAMBLER』をたくさんの方が好評してくださったおかげで、もう一度タイトル曲を制作することが出来たのだと思います。音楽をつくる者として、進むべき道は遠いと思いますが、今までやってきた音楽をある程度認められた気持ちになりました。ファンからいい反応をたくさん聞くことが出来ましたし、その分もっと努力しなければならないと思うので、頑張っています」と感想を語った。

そして「Lush Hour」に込めたMONSTA Xのアイデンティティについては「僕たちのアルバム『No Limit』そのものだと思います。デビュー当時から僕たちは覇気、そして自信溢れる姿をたくさん見せようとしていたのですが、『Lush Hour』がそういった部分で、僕たちのアイデンティティをたくさん含んでいるのではないかと思います」と説明した。

「No Limit」は、前回のアルバム「One Of A Kind」とは、また違った雰囲気のMONSTA Xに出会える作品だ。ジュホンは「『One Of A Kind 』はMONSTA Xのスタイルを守りながら、その中で見せられる魅力をアピールしようとしました。限界のない新しい魅力を見せようと努力していたと思います。でも、『No Limit』は雰囲気そのものがかなり違います。アルバムごとに自信、エネルギー、躍動性といった単語を集めて、世の中に向けて覇気溢れるメッセージを伝えようとするのが、今回の『Lush Hour』だと思います。どんな状況でも、僕たちは僕たちの道を行くということをお見せしたかったです」と伝えた。

MONSTA Xは韓国で「No Limit」のプロモーション活動を行い、12月にアメリカでフルアルバムを発売する。それから「2021 Jingle Ball Tour」と来年にはワールドツアーを再開する予定だ。

ヒョンウォンは「コロナ禍がこれほど長引くとは思っていませんでした。メンバーたちもそうですし、個人的な活動を通じて様々な姿をお見せするために努力しました。体力的に限界はありましたが、体調管理をしながら、会えない時間を様々な活動で埋めるためにすごく努力したと思います。やっとファンの皆さんと会える時間が来ましたが、活動を準備しながらも、皆さんと会う時にどのような姿をお見せしたら良いか、メンバーとずっと相談していました。久しぶりに直接会えるので、様々な姿をお見せ出来るのではないかと思っています」と語った。

ミニョクも「いつも僕たちは本当にたくさん公演をするグループでしたが、そのせいか、いつも公演がしたいと思っていました。予定より2年も遅れるとは思っていませんでした。ここ2年間、ファンの皆さんとどのようにコミュニケーションをとればいいか、たくさん考えていました。その分、コンテンツを通じて、僕たちの姿をたくさんお見せしようとしています。2年ぶりの公演なのでに、たくさん準備しています」と付け加え、ファンと直接会える公演に期待を膨らませた。

MONSTA Xは今回のアルバムで、7月に入隊したショヌの空白を埋めるために努力した。ショヌなしに5人体制で初めて発売するアルバムであるだけに、空席を埋めるためにそれぞれが少しずつ努力したという。

ミニョクは「(ショヌさんの)空白を完全に埋めることは出来ないと思います。最初から空白を感じています。普通、ショヌさんがグループの挨拶の合図をしますが、今は僕が臨時でやっています。それさえ、早く戻ってきてほしいと思っています。挨拶から歌、レコーディングのすべての部分で、空白を感じます。それを感じさせないようにするよりも、ショヌさんが今、一緒に出来ないからこそ『もっと頑張ろう』という気持ちになっています。ショヌさんが帰って来るまで、出来るだけ頑張って良い姿をお見せしたいです」と話した。

キヒョンも「僕たちも頑張って待っていますが、ステージ上ではただ待っているだけでは何も出来ません。ショヌさんがパフォーマンスやボーカルなど、担当していた部分が多いので、僕たちがもっと頑張ってショヌさんの空席を埋めるために一生懸命に努力しています」と付け加えた。

MONSTA Xは“成長アイドル”を代表するアーティストに挙げられる。今後の目標も「着実に前進していくことだ」と語った。まず、ミニョクは「一度も考えたことがなかったと思います。『ビルボードにランクインするなら……』『グラミー賞に行くなら……』『音楽番組で1位になったら……』そういった話をメンバーたちとした記憶は無いです。明確な一つの目標より、ただ新しい地点に着いた時、それを喜ぶメンバーたちを見ながら一緒に挑戦したことで自然と得られるものがありました。一番大切なのは、1つの目標を追うのではなく、現状に満足せずに与えられたものを一生懸命にして言ったからこそ、今の僕たちが居るのだと思います」と語った。

I.Mも「常に前に進んでいるような気がします。成長型という言葉のように、僕たちはひとつの階段を上がるために今立っている階段をしっかり固めておく必要があると思っています。一段階上がったら、その次の階段を登ることが僕たちの目標だと思います。限りなく前進していきたいです」と伝えた。

デビューから7年、限りなく成長し、もう一度K-POPの地位を高めていくMONSTA Xの今後に期待が高まる。

・MONSTA X、タイトル曲「Rush Hour」MVを公開…中毒性溢れるメロディー

・MONSTA X、初の映画「MONSTA X:THE DREAMING」日本オリジナル予告映像が解禁!メンバーからのコメントも

記者 : ソン・ミギョン