イム・スジョン&イ・ドヒョン主演、新ドラマ「メランコリア」運命的な初対面を収めたハイライト映像を公開

OSEN |

写真=tvN
tvN新水木ドラマ「メランコリア」(脚本:キム・ジウン、演出:キム・サンヒョプ)が感性溢れるハイライト映像を公開し、放送開始前から強い余韻を残した。

映像には、夢のある数学教師チ・ユンス(イム・スジョン)と数学の天才ペク・スンユ(イ・ドヒョン)の運命的な初対面から、彼らが同じ気持ちで数学を眺めるまでの過程が描かれている。

まず教師と生徒としてではなく、紛失物のため知り合った中で、チ・ユンスはペク・スンユが撮ったフォーカスの中の写真を通じて、彼が数学の目で世の中を見ていることをいち早く察知。しかし、学校で再び会ったペク・スンユは問題を解いてみるようにというチ・ユンスに「僕がどうして?」と冷ややかに切り返し、2人の関係が順調ではないことを予感させた。

ここに教務部長ノ・ジョンア(ジンギョン)を皮切りに、アソン高校をめぐる親たちの激しい向学心や政治的な利害関係が絡む。ペク・スンユの父親も再び数学を解くように強要して息子を責めるなど、未だに“数学の天才”のタイトルに未練を捨てていない様子。

また、ペク・スンユは数学そのものがすでにトラウマになってしまったように苦しみ、MITに進学したかつての彼に一体何があったのか興味をそそる。

このように数学に対して固く門を閉ざした彼の心を、チ・ユンスは慎重に叩く。「数学者の人生の問題を解いたからって幸せになるわけでもないし、解けないからって不幸になるわけでもない」というチ・ユンスの言葉は、ペク・スンユだけでなく、聞く人々まで慰められる気分になる。

チ・ユンスの一風変わった接近に、ペク・スンユは再び数学から目をそらすことなく直視できるようになったが、彼の変化を快く思っていない人々の登場が緊張感を高める。同級生のソン・イェリン(ウ・ダビ)は、ペク・スンユに露骨に競争から抜けるように強要するが、彼は「もっと良い人になりたい」ときっぱりと断り、変わった心境を表した。

一方で、アソン高校出身で政界と財界を埋め尽くしたいノ・ジョンアの欲望に満ちた野心が、尋常ではない展開を予感させる。政治的で戦略的な野望家である教務部長ノ・ジョンアと、純粋に学問に対する情熱で学生たちに接するチ・ユンスの価値観の対立が予想される。

特にノ・ジョンアと父兄たちが集まった場でチ・ユンスが警察に連れて行かれ、懸念していた事件が起こったことが見て取れる。そのようなチ・ユンスを見て「証明します。証明しますから、僕が」という言葉を繰り返すペク・スンユの叫びが切ない雰囲気を倍増させた。

「メランコリア」のハイライト映像は、染料が画用紙を染めるように、穏やかだが確かに存在感を表している。美しくて叙情的な映像や興味をそそる物語、イム・スジョンとイ・ドヒョンをはじめ俳優たちの信頼できる演技が調和し、期待を集めている。

tvN15周年特別企画水木ドラマ「メランコリア」第1話は、10日(水)夜10時30分に韓国でスタートされる。

記者 : パク・パンソク