女優のソン・ヘギョ、チェ・ヒソ、パク・ヒョジュの“ウォーマンス （女同士の友情）”に注目しよう。

SBS新金土ドラマ「今、別れの途中です」（脚本：ジェイン、演出：イ・ギルボク）は、華やかなファッション業界を舞台に、30代たちの仕事と愛を現実的に、また深みのあるストーリーを描き出して視聴者の共感を引き出す予定だ。

「今、別れの途中です」では、高校の同窓である3人の女性、ソン・ヘギョ（ハ・ヨンウン）、チェ・ヒソ（ファン・チスク）、パク・ヒョジュ（チョン・ミスク）が登場する。作中、ソン・ヘギョはファッション企業のデザインチームのチーム長のハ・ヨンウン役を、チェ・ヒソはファッション企業の社長の娘でありデザインチームの総括取締役のファン・チスク役を、パク・ヒョジュは前職モデルであり現在は主婦であるチョン・ミスク役を務める。

冷静な現実主義者であり、安定した生活を求めるハ・ヨンウンはここ10年間、地道に最善を尽くしてきた。そのような彼女にとって、友人兼上司のファン・チスクは、様々な意味で隅に置けない存在だ。ハ・ヨンウンは誰よりも友人を心配するが、一方で友人の存在によって揺れる自分の人生を自覚している。そのようなハ・ヨンウンが、本音を打ち明けることができる唯一の存在がチョン・ミスクだ。

ファン・チスクは世の中の全てを手に入れて、満たされているように見えるが、実は寂しい人物だ。総括取締役という役職も名前だけで、父親の地位と財力を使って、友人のハ・ヨンウンに雑事を任せて、経済的に補償していた。彼女にとってハ・ヨンウンは必ず必要だが、一方で負けたくないという複雑な感情を生み出す存在だ。しかし実際に、ハ・ヨンウンの心をいちばんよく理解する友人がファン・チスクだった。

ハ・ヨンウンとファン・チスクが仕事、地位、友情で複雑に絡み合った関係だとしたら、チョン・ミスクはそのような利害関係もなく、2人をもっぱら“友達”として見つめる人物だ。3人の中で唯一、結婚して子供も産んだチョン・ミスクの日常は、夫の手助けと育児の繰り返しだ。チョン・ミスクは相変わらず自身の仕事をしている友人を羨む一方、いつも彼女たちの話に耳を傾ける。

彼女らのウォーマンスは「今、別れの途中です」のストーリーで、ロマンスと同じくらい丁寧に描かれる。制作陣は「ソン・ヘギョ、チェ・ヒソ、パク・ヒョジュの3人の女優は、本当の友人のように固いチームワークを見せ、最高の演技を披露した」と伝えた。

「今、別れの途中です」は、韓国で11月12日の午後10時よりスタートする。