DAY6 ドウン、初のソロデジタルシングル「ふと」MV公開…自身の人生を振り返って伝える温かいメッセージ

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写真=JYPエンターテインメント
バンドDAY6のドラマーからソロアーティストになったドウンが、音楽的な成長を証明した。

ドウンは27日午後6時、韓国国内外の音楽配信サイトでデジタルシングル「ふと(Duet with ソン・ヒジン)」を発売した。9月6日に1stソロアルバム「Eternal」を発売したYoung Kに続き、DAY6から2人目のソロ曲発売となった。

今回の新曲は、ドウンがデビュー6年にして初めて発売するソロ曲で、公開前から関心を集めてきた。ドウンは2015年9月、JYPエンターテインメント初のバンドDAY6のドラマーとして活動を開始し、1stミニアルバム「The Day」をはじめ、多数のアルバムを発売してきた。優れたドラムの実力でDAY6が“信じて聞く”バンドとして地位を固めることに貢献した。

特に今年はDAY6だけでなく、ユニットDAY6(Even of Day)とソロの準備などに邁進し、活躍した。4月に7thミニアルバム「The Book of Us : Negentropy - Chaos swallowed up in love」をはじめ、ユニットの2ndミニアルバム「Right Through Me」、初のソロシングル「ふと」まで、3つのアルバム、あるいはシングルを相次いで発売し、音楽ファンの愛に応えた。

今回のシングル制作の過程では、自身の名前を掲げた初のソロ曲であるだけに情熱を注いだという。ドウンは「ふと」の作詞・作曲はもちろん、コンセプトの企画においても積極的に参加し、自身だけの特色がにじみ出る歌を作り上げた。ミュージックビデオの中のアニメーションの作画スタイルを始め、細かいシーンの構成など、全般的な制作過程にも参加した。これまでメンバーたちと共に良質のアルバムを出し、韓国国内外のステージで着実に築いてきた音楽的な実力が輝いた。

ドウンのソロデビュー曲に決まった「ふと」は、シャッフルリズムが際立つインディーポップジャンルの楽曲だ。ロックやスウィング、ジャズなど、多彩なサウンドの変化を特徴としている。曲の制作には、ドウンだけでなく、ソルシレ所属のソン・ヒジンやケビンオッパ、チャ・イルフン、YUEなど、これまでTWICEやNCT 127などの人気アーティストたちと作業した作家たちが参加し、完成度を高めた。

ドウンはふと道を歩いて振り返った自身はどんな人だったか、数多くの分かれ道と選択の連続だった自身の人生を振り返り、今回の曲を作り出した。「これまでの過ぎた日々を思い出し、そのようなことがなかったら、今の僕はまた別の道を歩んでいたのではないだろうか」というテーマで歌詞を書いた。

ドウンはソン・ヒジンと共に「息が詰まるほど歩いてきた道の上 / いっぱいに満たした足跡ほど / 僕を過ぎていった多くの瞬間 / 一つ二つゆっくり思い出して / Oh ふと yeah そんな気がした / It's gonna be alright / 少し遅くても大丈夫」などの歌詞でメッセージを伝え、ドウンはこれまで隠してきた魅力的な声色と歌の実力を余すところなく披露した。

「ふと」でソロデビューに成功したドウンは「曲のメロディーと歌詞の意味など、初めに意図していたことがうまく進んでいるかどうかという点に気を遣った。一緒に作っていく方々と調整していく過程がどれだけ重要なのか、もう一度学ぶことができた大切な時間だった」とし「この曲を聴く方々も、今の過程が自身を作っていく瞬間に感じられるように、目の前にある重いことも、いつかは軽く感じられることを願っている」と語った。

記者 : ファン・ヘジン