EPIK HIGH、デジタルシングル「雨の日に聴くといい曲」MVを公開…しっとりとした雰囲気

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写真=アワーズ
信頼できる季節ソングの職人が戻ってくる。EPIK HIGHが新しい“梅雨ソング”で帰ってきた。

EPIK HIGHは6月29日の午後6時、国内外の音源サイトを通じて新曲「雨の日にぴったりな歌」を発表した。今回の歌は、EPIK HIGHが1月に発売した10thフルアルバム「EPIK HIGH Is Here 上」以来、約5ヶ月ぶりに披露する新曲で、デビューしてから18年で初めて披露したデジタルシングルだ。

デビュー初期から全てのヒット曲を作詞、作曲、編曲しながら優れた音楽的実力をアピールしてきたチームらしく、新曲もセルフプロデューシングを通じて完成した。歌詞はTabloとMisra Jinが一緒に書き、作曲はTabloとTwo Cutsが務めた。編曲はTwo Cutsが一人で担当した。

EPIK HIGHは「雨が降って/君のことを思い出す/雨が降って/また雨が降って/悲しい音楽が流れると/昔の歌のように/君のことを思い出す/君のことを思い出す/雨が降って/眠れなくて/悲しい音楽が流れると/昔の歌詞のように/君のことを思い出す/君のことを思い出す/君のことを思い出す」などの歌詞を通じて、雨の日には必ず思い浮かぶ人に対しての思いを歌った。シンガーソングライターのColdeはフィーチャリングを務め、特有の胸に響くボーカルを加えた。

美しいメロディーと耳に入る甘いラップ、胸に響く歌詞はEPIK HIGHの真価を証明している。蒸し暑い夏の夜に降る雨のようにしっとりとした感性が印象的だ。

Coldeだけでなく、サプライズのフィーチャリングボーカルも加わり、聴き手を喜ばせた。歌の後半に歌手のユンナが「雨の日に/ぴったりな歌/ますます増えていきますね/雨が降って」と歌った。彼女は2008年に発売された5thフルアルバム「Pieces, Part One」の収録曲「傘」にも、フィーチャリングボーカルとして活躍した。

歌のタイトルであり、ユンナが歌った歌詞のにもある「雨の日にぴったりな歌」は、雨の日に聴きたくなる歌として位置付けられる見通しだ。先立って大きく愛された「傘」に続き、2012年に発売された7thアルバム「99」の収録曲「寒い(Feat.イ・ハイ)」を通じて固めた“季節ソングの代表歌手”のイメージが、新曲を通じて一層強化されると見られる。

EPIK HIGHは新曲の発売に先立ち、26日の午後7時にTikTok Liveを通じてオンラインコンサート「FOREST 2021」を盛況裏に開催した。この日の公演で「FLY」と「Love Love Love」「ONE」「Don't Hate Me」などの代表ヒット曲を披露し、観客から好評を得た。

18年間本業に充実しながら“Living Legend”(生きる伝説)として価値を証明してきたEPIK HIGHは、今回のシングルに続き下半期には新曲で満たした「EPIK HIGH Is Here 下」を発売する予定だ。新しいアルバムを通じてまたどんなカラーのラップと感性、メッセージを披露するのか、期待が集まっている。

記者 : ファン・ヘジン