チョン・ウヒ主演、映画「めまい 窓越しの想い」5月7日より日本公開が決定!場面写真を解禁

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(C) 2019 FILM DOROTHY All Rights Reserved.
完璧な女性を求めるあまり、31歳まで恋愛経験のない小説家の前に理想の相手が現われることから起こる騒動を描いた、ハ・ジョンウとコン・ヒョジン共演で贈る2012年のラブコメ映画「ラブ・フィクション」をはじめ、多くの映画ファンが期待を寄せるチョン・ゲス監督が現代社会の生きづらさと希望を独自の視点で描いた本作。

2016年の「哭声/コクソン」で殺人事件の目撃者を演じ、強烈な存在感を示したほか映画とドラマの両方で活躍を遂げる若手演技派女優チョン・ウヒが本作の主演を務め、仕事・恋・家族関係のストレスから耳鳴りとめまいに苦しむOLソヨン役を繊細な感情表現と体当たりの演技を披露した。共演には「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品され、その他各国の映画祭で数々の受賞&ノミネートを果たした2018年のロシア・フランス合作による、ロシアの伝説的ロックバンドを描いた映画「LETO -レト-」で主役に抜擢されたドイツ出身の国際派俳優ユ・テオが抜擢。ソヨンと秘密の社内恋愛を繰り広げる上司役を演じ、「第41回青龍映画賞」で新人男優賞を獲得した。そして窓越しにソヨンと心の交流を深めていく清掃員の青年に繊細な眼差しが魅力的な新星俳優チョン・ジェグァンが扮している。

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そして、今回到着した場面写真には、チョン・ウヒ演じるソヨンとユ・テオ演じるソヨンの上司ジンスが親しげに顔を寄せ合う様子や、チョン・ジェグァン演じる窓ガラス清掃員グァヌと見つめ合う様子が収められている。

チョン・ゲス監督は30代に入った2000年頃に日本で勤務しており、実際に高層ビルの42階で閉じ込められたような想いをしながら働いていた孤独や悩み、そして恐怖をシナリオに込めたと振り返っている。また、本作のタイトルは巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督がジェームズ・スチュアートとキム・ノヴァク主演で描いた1958年のサスペンス「めまい」(原題:Vertigo)から名付けられたそう。韓国語で「耐える」という意味もあるため、英語と韓国語が同じ意味合いを含んでいる点に惹かれたと振り返っている。

息苦しい日々を高層オフィスビルの中で耐えるOLと、窓の外をロープで縦横無尽に移動する清掃員。予期せぬ出会いを果たした2人が紡ぐ物語の結末に注目だ。

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■上映情報
映画「めまい 窓越しの想い」
5月7日(金) シネマート新宿ほか 順次公開

監督・脚本:チョン・ゲス「ラブ・フィクション」
撮影:イ・ソンウン / 編集:キム・ヒョンジュ「世宗大王 星を追う者たち」、チェ・ジャヨン/音楽:キム・ドンキ「ときめきプリンセス婚活記」

出演:チョン・ウヒ「哭声/コクソン」「ビューティー・インサイド」
ユ・テオ「LETO -レト-」「権力に告ぐ」
チョン・ジェグァン「サイコだけど大丈夫」

2019年 / 韓国/ 114分 / カラー / シネマスコープ / 5.1ch /
日本語字幕:朴理恵 / 原題:버티고 / 英題:VERTIGO / レイティング:G / 配給:クロックワークス
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<あらすじ>
あなたを見ている人は、きっとどこかにいる――。
高層ビルにあるオフィスで働くソヨン。契約社員としての生活、誰にも打ち明けられないジンスとの社内恋愛、毎晩かかってくる母親からの電話。安定した生活を求めるソヨンを取り巻く環境は、どれも不安定なものばかり。これ以上絶えることができないと、彼女の中で緊張の糸がぷつんと切れてしまう。そんな時、オフィスの窓の外からロープにぶら下がったままソヨンを見つめる清掃員のグァヌと出会う。

■関連リンク
「めまい 窓越しの想い」公式サイト:https://klockworx-asia.com/vertigo/

記者 : Kstyle編集部