ヨン・ウジン&IUら出演、映画「夜明けの詩」韓国で3月に公開確定…ポスターを公開

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写真=(株)at9 Film
映画「夜明けの詩」が韓国で3月に公開される。キム・ジョングァン監督の新作で、ヨン・ウジンやIUなどが出演する。

「夜明けの詩」は初春、7年ぶりにソウルに帰ってきた小説家チャンソク(ヨン・ウジン)が、偶然出会って別れた、誰もがいるが誰もいない、道を失った心の話を描く。

演出を務めたキム・ジョングァン監督は、2004年の短編映画「ポラロイド作動法」で多数の映画祭を席巻してスポットライトを受けた。その後、「最悪の一日」「ザ・テーブル」「ジョゼ」や、Netflixオリジナルシリーズ「ペルソナ」などで特有の繊細な演出力と感性的な映像美を披露、キム・ジョングァン監督にだけできる“キム・ジョングァンユニバース”を完成させた。それだけではなく、「ザ・テーブル」「私はあなたと近いところにいます」などの本を発刊、卓越したストーリーテリングで映画ファンはもちろん、読者の心まで捉えた。

「第20回全州(チョンジュ)国際映画祭」全州シネマプロジェクトの選定作である「夜明けの詩」は、これまでの映画では見たいことがない斬新な構図、題材、キャラクター、ストーリーでキム・ジョングァン監督ならではのスタイルの頂点を披露して、観客たちを魅了する予定だ。キム・ジョングァン監督は「たった数日間、一人の人物がいくつかのエピソードを通過していく物語だ。人生に関する話で、ここにいるような気もするし、いないような気もする状態をキャッチするため、不確実であっても大胆に挑戦してみた」と明かした。

「夜明けの詩」には、名前だけでも関心を集める俳優たちが総出動する。ドラマと映画を行き来しながら活躍しているヨン・ウジンは、7年ぶりにソウルに戻ってきた小説家チャンソクに変身、慣れているようだが見知らぬ道の上で、道を失ったストーリーを描く。

キム・サンホは、カフェでチャンソクと偶然再会する写真家として登場し、希望に関するドラマチックなストーリーを伝える。

「毒戦 BELIEVER」「サムジンカンパニー1995」など作品で代替不可能な存在感を見せたイ・ジュヨンは、チャンソクが訪問したバーのバーテンダーに変身して、顧客の記憶を買うミステリアスな人物としてまた別のストーリーを作り出す。

多数の自主映画と「ジョゼ」で視線を捉えたユン・ヘリは、チャンソクの小説の発刊をサポートする編集者として登場、自分の思い出の中の話を公開する。

最後にNetflix「ペルソナ」のエピソード「夜を歩く」でキム・ジョングァン監督と縁を結んだIUが特別出演して、「夜明けの詩」への注目を集める。キム・ジョングァン監督との義理で、ラブコールに喜んで応えたIUは、彼女ならではの柔軟さを発揮して、カフェで会った時間を失った女として「夜明けの詩」の始まりを飾る。

キム・ジョングァン監督は「ワンテイクが終わるたびに、映画が作られる面白さがあった」と伝え、期待を高めた。

25日に公開された「夜明けの詩」のポスターは、街を歩くチャンソクと彼を照らす暖かい光、影が調和をなして美しいムードを演出する。「今はその時とは違う姿だったんだ」というコメントは、小説家であるチャンソクが出会って別れる人々、そして彼らが聞かせてくれるストーリーとチャンソクが伝えるストーリーへの好奇心を刺激する。

「夜明けの詩」は、韓国で3月に公開される予定だ。

記者 : キム・ナラ