ヨン・ウジン&IUら出演、映画「夜明けの詩」韓国で3月31日に公開決定…メインポスター&予告映像を公開

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写真=(株)at9 Film
映画「夜明けの詩」が韓国で3月31日に公開されることが決定し、センチメンタルな春の感性を刺激するメインポスターとメイン予告映像を公開した。

「夜明けの詩」は初春、7年ぶりにソウルに帰ってきた小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)が偶然出会って別れた、誰もがいるが誰もいない、道に迷った心の話を描く。

映画「最悪の一日」「ザ・テーブル」「ジョゼ」や、Netflixオリジナルシリーズ「ペルソナ」などの作品で卓越したストーリーテリングを披露してきたキム・ジョングァン監督の新作で、「第20回全州(チョンジュ)国際映画祭」の全州シネマプロジェクトを通じて初公開され、早くから高い関心を集めている。

「たった数日間、一人の人物がいくつかのエピソードを通過していく物語だ。ここにいるような気もするし、いないような気もする状態をキャッチするため、不確実であっても大胆に挑戦してみた」と演出の意図を明かしたキム・ジョングァン監督。彼の意図通りに、7年ぶりにソウルに戻ってきた小説家チャンソクがカフェ、博物館、バーなどの日常的な空間で、見知らぬ人に出会って別れる。その過程を繰り返しながら完成されるストーリーは、新鮮な映画を探し求めている観客を魅了するだろう。

チャンソク役の俳優ヨン・ウジンを皮切りに、キム・サンホ、IU、イ・ジュヨン、ユン・ヘリなど、他の誰でもない、彼らだけの雰囲気と存在感を持つ俳優らが共演し、映画「夜明けの詩」の面白さと魅力を倍増させた。

「夜明けの詩」のメインポスターは、暗い夜の街で、街灯が照らす公衆電話のブースの中に立っているチャンソクの姿が収められ、切ない雰囲気が注目を集める。「道に迷った心が物語になる」というフレーズは小説家である彼が、時間を失った女性ミヨン、思い出を燃やす編集者ユジン、希望を求める写真家のソンハ、記憶を買うバーデンダーのジュウンらとの出会いと別れを通じて、彼らが聞かせてくれるストーリーとチャンソクが伝えるストーリーへの興味をかきたてられる。

これと共に公開されたメイン予告映像は、キム・ジョングァン監督の映画ならではのセンチメンタルな雰囲気を醸し出し、映画への期待を高めた。

「小説読む人が一番理解できなかった。どうせ作られた話なのにどうして信じるの?」というミヨンの話に、「僕の話を聞いてみますか」と提案するチャンソク。そうして始まった話は、様々な時間と空間で続き、「その時とは違う今、道に迷った心が物語になる」というフレーズが、妙なトキメキとトキドキ、癒しを届け、「夜明けの詩」への期待をより一層高める。

メインポスターとメイン予告映像を公開した「夜明けの詩」は、3月31日に韓国の映画館で上映される予定だ。

記者 : ヤン・ユジン