韓国の最新トレンドは“ジェンダーレス”!?GUUCIからBYREDOまで、人気ブランドの香水に注目

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バレンタインデーやホワイトデー、クリスマスなどイベントが近づくと、愛する恋人や家族、友人にプレゼントするための特別なプレゼントを探す人が多くなる。中でもプレゼントとして毎年高い人気を得ているのは、人が持つ五感の中で、最も記憶に長く残る感覚と知られている嗅覚を捕らえられる香水だ。

特に今年は、男女ともに使用できる「ジェンダーレス(genderless)」香水が人気を集めている。ジェンダーレス香水は中性的な香りで、性別を問わず全ての人々にプレゼントするのに良いだけでなく、カップル香水としても使用可能なため、さらに特別だ。強い余韻が残る特別な贈り物を探しているのなら、ジェンダーレス香水に着目して欲しい。

▶シックなムスクの香りの代名詞

化粧品ブランドKIEHL'S(キールズ)の「オリジナル ムスク」は、シックな印象で男女の区別なく使用できる代表的な香水としてよく取り上げられる。50年以上の長い期間、男女ともに愛されてきたベストセラーでもある。

ムスクの香りは暖かさはもちろん、官能的で神秘的な雰囲気が加わって、異性を惹きつける不思議な魅力を持っているのが特徴として挙げられる。これに、爽やかなオレンジの花とベルガモット蜂蜜の香りが加わって、時間が経ってもフローラル系のほのかな香りが長時間持続するのが「オリジナル ムスク」の長所と言えるだろう。


▶アロマ系 ユニセックス香水

高級ブランドGUCCI(グッチ)の最初のユニセックス香水「メモワール デュヌ オドゥール」は“香りの思い出”というコンセプトを盛り込んだ商品で、恋人にプレゼントする初めてのジェンダーレス香水として最適の商品となっている。

ミネラルアロマ系の香りをベースとして、透明感、真実などの様々な感情を一つに調和させて「メモワール デュヌ オドゥール」という新しい現代的な香水を作り出した。暖かく輝く“サンダルウッド”と、軽くて絶妙な雰囲気を与える“シダーウッド”“カモミール”が調和を成して、高級感のあるアロマティックな香りが誕生した。


▶コットンシートのように温かなパフューム

近年、香水を超えてジェンダーレスメイクアップラインを発売するなど、性別の境界線を崩すために絶えず努力するブランドBYREDO(バイレード)。過去には“男性に似合う香り”と“女性に似合う香り”で男女別に香水が分かれてローンチされるの一般的だったが、BYREDOは最初からそのような概念を取り除いて、香水のジェンダーレス化を導いたブランドだ。

そんなBYREDOの代表的な香水には、男女ともに長年愛されている「BLANCHE(ブランシュ)」がある。これはフランス語で「白」を意味し、その名前のように洗濯された白いコットンシートが連想されるきれいで純粋な香りを持っているのが「BLANCHE」の特徴だ。香水をつけてから時間が経つと、爽やかな香りに仕上がり、もうすぐ近づく春にもよく似合う香りとなっている。


▶選ぶ楽しみがある香水コレクション

ファッションブランドALLSAINTS(オールセインツ)が、ブランド独自の感性を込めたジェンダーレス香水コレクションをローンチした。特別な日に愛する人と共に、カップル香水として使用するのに最適だ。今回の香水コレクションのテーマは「ジェンダーレス香水」で、独創的な魅力のALLSAINTSならではのアイデンティティをよく表わしている。

今回のコレクションでALLSAINTSは3つの香りを披露しており、気持ち良い爽やかさをプレゼントする“オレンジフラワー”と“ピンクペッパー”の香りの「SUNSET RIOT」、“スモーキーオーキッド”のフローラルな香りに重みを加える“アンバーウッド”の調和で完成された「FLORA MORTIS」、感覚的な“レザー”と森の香りが盛り込まれた“ブラックサンダルウッド”で完成された「Leather Skies」で構成されている。

記者 : ファン・ヨンド