神話 ドンワン&イ・ユリら出演、映画「ソリクン」2種類のメインポスターを公開

OSEN |

写真=Little Big Pictures
イ・ボングン、神話(SHINHWA)のドンワン、イ・ユリ、パク・チョルミン、そしてチョ・ジョンレ監督というファンタスティックな組み合わせで注目されているミュージカル映画「ソリクン」が、メインポスター2枚を公開した。

「ソリクン」は英祖10年(1734年)、妻ガンナン(イ・ユリ)を探しに旅立つ才能豊かなソリクン(歌い手)ハクギュ(イ・ボングン)が、鼓手のデボン(パク・チョルミン)、没落した両班(ドンワン)と朝鮮八道を流浪する姿を描く。

今回公開された2枚のメインポスターでは、ソリクンであるハクギュの2つの姿が収められている。

日差しが照りつける中、血まみれになったハクギュが、胸に手を置いて一人で考え込んでいるポスターは、絶望の中で彼の断固たる意志を表している。キャッチコピー「僕は世界のために歌を歌いました」は、ハクギュが世界に向かって投げかける重いメッセージだ。腐敗した権力に向かって叫ぶ民衆の声「あなたたちは世界のために何をしたんですか」という意味を含め、疲弊した民の心を代弁する。

映画の中で、ソリクンは音楽だけでなく、パンソリ(太鼓の伴奏による韓国固有の語り物の歌唱)のストーリーで民心と時代を貫くテーマを表した人物として描かれている。

もう1枚のポスターには、人々の前で歌うハクギュや彼を嬉しそうに見つめながら笑顔を見せるガンナンたちの姿が写っている。公開された2種類のメインポスターは、ハクギュが置かれた正反対の状況を見せ、彼の前に繰り広げられるドラマチックな運命を暗示する。

今夏、疲れた心を温かく慰めてくれる「ソリクン」。時代を読み取り、国民の心を慰めるチョ・ジョンレ監督特有の演出が、今回も疲れた国民に感動を与えるのか、注目されている。

映画「ソリクン」は、韓国で7月1日に公開される。

記者 : キム・ボラ