“事務所と対立”ホン・ジニョン、契約解除の違約金に関する条項削除を要請…家族会社設立に向けた計画?

Newsen |

トロット歌手ホン・ジニョンが、所属事務所のミュージックKエンターテインメント(以下、ミュージックK)と対立している中、6月に専属契約取り消し通知書を送った後、法定代理人を通じて家族会社設立の意思を表わしたと確認された。

本日(25日)、ミュージックKの法定代理人がNewsenに明らかにしたことによると、ホン・ジニョンは7月、自身の法定代理人であるKim&Changを通じて、ミュージックK側に「契約の解約後、家族と会社を立ち上げる予定だ」と伝えたという。契約解約の後、ミュージックK側がイベントスケジュールなどを取ってくると、一件当たり収益分配をするとも通告したという。

このような事実が確認され、ホン・ジニョンが突然行った専属契約の解約通知は、家族会社設立のための計画なのではないかという推測も出ている。ホン・ジニョンは最近、実姉のホン・ソニョン、母親と共にSBSバラエティ番組「みにくいうちの子」にレギュラーで出演中だ。

実際、今年初めからミュージックKと対立し始めたホン・ジニョンは、今年初めに何度も内容証明を送った後、6月24日に専属契約解約通知書を送った。2014年3月にミュージックKと初の専属契約を締結したホン・ジニョンは、契約満了が行われる前にも、二度に渡って収益分配率を高めてほしいと要求し、自身の意志を通したという。

それ以降ホン・ジニョンは、今年の1月に「ミュージックKと今後5年間一緒にする」という契約を結んだが、約5ヶ月で心を変えて、ミュージックKから離れると通告したことが発覚し、驚きを誘っている。

特に、今年初めに所属歌手が専属契約を解約する場合、所属事務所に違約金を支給するように規定された部分(これは、公正取引委員会が作成した標準専属契約書上に含まれている内容)を、契約書から削除するよう要請したことに注目が集まっている。

これにミュージックKは「正当な理由なしに契約内容を変更することは難しい」と明らかにした。ホン・ジニョンは、Kim&Changと法務法人Jipyongの2ヶ所から選任し、契約期間に渡って第3者との間で締結されたすべての出演契約の契約書と、それによる精算証明資料一切を要求して専属契約解約通知を行ったのに続き、家族会社設立の意思も示したことが確認された。

一方、ホン・ジニョンは23日にSNSを通じて、ミュージックKが自身も知らない広告主と裏契約をし、ペーパーカンパニーを通じて、毎月手数料の名目で金を横領したと主張している。ミュージックKが望まない共同事業契約の締結を強行したという主張と、ミュージックKが無理なスケジュールを強行したという主張も付け加えた。

これにミュージックKは同日、「広告主と裏契約をした事実は全くなく、これについてもミュージックKは、法務法人を通じて誠意をもって疎明したことがある。このようなミュージックKの努力にも関わらず、ホン・ジニョンは6月24日、専属契約を一方的に破棄するという通知を送ってきた」とし「ホン・ジニョンが、十分休息を取ることができるようにスケジュールを取り、ホン・ジニョンが望む放送や広告に出演できるように最善を尽くして、交渉や広報活動を行った」と反論した。

ホン・ジニョン、事務所と主張が対立…SNSで怒りの暴露も「痛みを訴えてもスケジュールを強行した」

記者 : ファン・ヘジン