「十八の瞬間」Wanna One出身オン・ソンウ&キム・ヒャンギ、第3弾予告映像を公開…それぞれの葛藤と涙の理由とは

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写真=JTBC「十八の瞬間」予告映像キャプチャー
「十八の瞬間」が、共感の深さと感性のキメが異なる青春学園ドラマの誕生を知らせた。
JTBCの新月火ドラマ「十八の瞬間」側が8日、Wanna One出身オン・ソンウ、キム・ヒャンギ、シン・スンホ、カン・ギヨンの姿が盛り込まれた第3弾予告映像を公開した。

「十八の瞬間」は、危なっかしくて未熟な“プレ青春”たちの世界を覗く感性青春ドラマだ。些細なことでも感情の起伏が激しい十八歳。誰もが過ぎたであろう瞬間をリアルかつ深く描き、初々しい感性と深い共感を届ける。

役者としての第一歩を踏み出すオン・ソンウと、4年ぶりにドラマに帰ってきた“信じて見る女優”キム・ヒャンギの出会いは、それだけですでに話題を集めている。ここに、人気俳優として注目されたシン・スンホと代替不可能な魅力のカン・ギヨンまで加わった興味深い組み合わせが、期待を更に高める。ミステリアスな転入生チェ・ジュヌ(オン・ソンウ)の登場とともに、チョンボン高校2年3組の優等生ユ・スビン(キム・ヒャンギ)、みんなが認める学級委員長のマ・ヒヨン(シン・スンホ)、また彼らの副担任を引き受けた“新米教師”オ・ハンギョル(カン・ギヨン)に訪れる、小さくも特別な変化が心温かく描かれる見通しだ。

この日公開された第3弾予告映像は、緑豊かな街を自転車で走るジュヌの姿から始める。「行く、こうして。こうして、またどこか流れて行かなければ」というナレーションと共に、力強くペダルを漕ぐ彼の姿が好奇心を刺激する。

スビンとの胸ときめく初めての出会いに続き、学級委員長のヒヨンの紹介でチョンボン高校に入学することになったジュヌ。しかしジュヌとヒヨンの間には、すでに尋常ではない空気が流れる。「どうして知らないふりをする、お前じゃないか」というジュヌの追及に「どうするつもりだ。僕だったらどうするつもりだ、このゴミ野郎」と、180度変わった態度で対抗するヒヨン。2人の少年の鋭い対立が好奇心を刺激し、最初からこじれてしまったジュヌの転入先での生活を推測させる。

続いて、息が上がるぐらいに走るジュヌと「お前は腹を立ててるんだな。踏みにじられてうごめいてるんだ。この腰抜けが!」という副担任のハンギョルの叫びは、感情表現も不慣れだった孤独な少年に訪れる小さな変化を暗示する。

また映像に盛り込まれたジュヌとスビンの涙も、好奇心を刺激する。自分を叱る母親に「他の人に自慢しようと、偉そうにしようと私を産んだの?」と、胸に固まったわだかまりを爆発させるスビン。成績と成功が人生のすべてのように流れる世界と、どん欲な母親への叫びが、熱い共感を刺激する。一方、携帯電話を持ったジュヌの頬を流れる涙と「ごめん、母さん」という短いセリフも、見る人の胸を詰まらせる。「何事でもないことに腹を立て、悲しく、嬉しかった僕らのすべての瞬間」というフレーズのように、十八歳、大人は知らない彼らの世界の中で、それぞれ異なる現実と悩みがどのような感動を届けるのか期待が集まる。ここで雨の中でたたずむスビンのもとに走って行き、手で雨を遮るジュヌの姿まで公開され、ドラマファンの心をときめきで染め上げている。

ドラマ「十八の瞬間」は、JTBCドラマフェスタ「ヒップな先生」、2部作の一幕ドラマ「真夏の思い出」で繊細な演出力と感性的な映像美で好評を引き出したシム・ナヨン監督と、ドラマ「ドラゴン桜」「ブレイン 愛と野望」「完璧な妻」などを通じて斬新な筆力が認められたユン・ギョンア脚本家が意気投合し、差別化された青春学園ドラマの誕生を期待させる。「風が吹く」の後番組として、韓国で22日の午後9時30分より初放送される。

記者 : キム・ミリ