SUPER JUNIOR キュヒョン、新曲「Aewol-ri」MV公開…済州島で書き下ろしたバラードナンバー

OSEN |

写真=「Aewol-ri」ミュージックビデオキャプチャー
SUPER JUNIORのキュヒョンの繊細な感性が恋しかった。済州島(チェジュド)の春の海の香りを放つ「Aewol-ri」を引っさげ、彼が戻ってきた。

20日、各音楽配信サイトにはキュヒョンのニューシングル「The day we meet again」のタイトル曲「Aewol-ri」の音源とミュージックビデオが公開された。

「Aewol-ri」は繊細なタッチが際立つビンテージな感じのピアノ旋律に静かな雰囲気を与えるストリングを加え、より一層切なく表現したバラードナンバーだ。特にキュヒョンが直接作詞・作曲に参加し、さらに繊細に成長した彼の感性がうかがえる。

実際に「Aewol-ri」はキュヒョンが済州島涯月里(エウォルリ)に滞在した時に作った楽曲だ。歌詞には「片思いする人々」と「遠くなるのではないかと恐れる気持ちをあえて隠そうとするストーリー」が盛り込まれている。「激しい波の音でいっぱいな涯月里の夜の海」がこの曲の背景だ。暗い夜にきらめく船の明かりは、まるで話し手の心を慰めてくれるかのように見える。窓の外のきれいな花を見ても、愛する人を思い出すのではないか先に心配する片思いの切ない情緒がキュヒョンの歌声と調和し、より効果的に伝わる。

「愛すると言ったら、会いたいと言ったら、恋しかったと言ったら、君はどんどん逃げてしまうだろう / 風がいっぱいな日に僕一人だけの愛は今日もこんなに静かに」

「止めなければならない君への僕の切実な、小さな歩みが、寂しさを超えて鈍くなる時、恋した君を送ってあげる」

呼吸にまで集中させるほど深いキュヒョンの感性はリスナーの集中度を高める。これと共に公開されたミュージックビデオには済州の各地の風景がよく映っており、見る楽しさも与える。

誰にも片思いの思い出が一つぐらいはあるだろうという考えから出発した「Aewol-ri」。この曲の鑑賞ポイントも誰かを片思いし、焦っていた切ない感情への共感にある。

「Aewol-ri」をはじめ、先立って先行公開され、良い反応を得たアコースティックギターと温かいピアノサウンドが印象的なミディアムテンポの楽曲「Time with you」、キュヒョンが入隊前に発売した「Goodbye For Now」の次の話を込めた「The day we meet again」の3つのトラックが収録されている。

7日午後、ソウル城北(ソンブク)区東仙洞(トンソンドン)にある視覚障がい者福祉センターで社会服務要員として代替服務を終え、召集解除となったキュヒョンはtvN「カン食堂2」と「チャンネツアー」シーズン2を皮切りに、ニューアルバムの発売まで本格的なカムバック活動に乗り出す。バラエティと音楽の2つの分野でいずれも華やかな帰還を知らせたキュヒョンの新しい出発に応援の声が殺到している。

記者 : イ・ソダム