ついにデビュー!新人ボーイズグループ1THE9「声援に何倍も恩返しできるように努力します」

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MBC「UNDER19」で99日間の長旅の末に生き残った9人の少年たちが、“予備アイドル”という名を破り、ボーイズグループ1THE9でデビューする。若さと覇気、無限の可能性で重武装した1THE9に対する関心が高まっている。MBCは1THE9のリアリティ番組を編成し、メンバーたちはデビューや海外コンサートの準備に取り組んでいる。

――1THE9として初めてのグラビア撮影ですね。

シン・イェチャン:撮影現場に来るまでポーズの研究もして、頭の中でシミュレーションもしたんですけど、実際にカメラの前では準備したものをしっかりこなせませんでした。今度は残念な気持ちが残らないように、頻繁に表情とポーズを研究します。

チョン・ドヨム:自由な少年に変身できて本当に楽しかったです。「UNDER19」はオーディション番組であるため、ステージを準備して披露する姿しか見てもらえなかったのですが、グラビアでは自由に変身することができました。今回のグラビアを通じて1THE9の新しい魅力を発見していただきたいと思います。

――「1THE9」というグループ名の意味は何ですか?

シン・イェチャン:“驚き”という意味の「wonder」に、9人の少年が団結してチームを組むという意味が込められています。驚きの9人の少年たちが集まったグループです。

――「UNDER19」は、10代の男性を対象にしたオーディション番組でした。同年代同士の競争であるため、いつにもまして競争が激しかったんじゃないですか?

チョン・ドヨム:そうです。年齢が離れていると、実力が劣っていても経験が足りないから仕方ないと安易に思いがちですが、同年代同士の競争は経験のせいにすることができません。実力の差は努力すれば十分に追いつくことができると思います。だから、いつもよりも負けん気が強くなりました。

ユ・ヨンハ:学校に通う気分でした。皆同じ夢を持っているせいか、競争をしても友情が生まれて、仲良くなりました。お互いがお互いに対する良い刺激になりました。

キム・テウ:意見を出して、コミュニケーションすることは難しくありませんでした。近づきやすかったですし、すぐに共感できました。競争を過酷に感じる時もありましたが、準備する時だけは本当に幸せでした。

――「UNDER19」への出演を決心した理由は何ですか?

シン・イェチャン:数年間、練習室で1人で練習をしていると、自分を客観化するのが容易ではありません。自分は何が上手で、何が不十分か判断するのは難しいです。自分の実力を冷静に評価してもらいたいと思いました。

イ・スンファン:年齢は数字にすぎないと言いますが、練習生にとって年齢は無視できない要素です。1年が終わるたびに不安や心配に襲われました。切実だった僕にとって出演を躊躇するのは贅沢なことです。今でなければ、人々の前に立つ機会が永遠に来ないかもしれませんから。

ユ・ヨンハ:初放送されるまで怖かったですね。未完成の状態でステージに立つのが恥ずかしくもあり、そんな自分の姿が人々にどう思われるのか不安でした。この番組じゃなかったら、僕はこのような不安から抜け出せなかったと思います。振り返ってみたら「UNDER19」への出演は、僕の人生に必ず必要な挑戦でしたし、勇気を出した自分自身を誇らしく思います。

――「UNDER19」は、さまざまなミッションを通じて最終メンバーを選抜しました。最も厳しかったミッションは何ですか?

チョン・ドヨム:ミッションが回を重なるにつれて準備期間が短くなりました。4回目のミッションとファイナルミッションは、準備できる期間が一週間もありませんでした。ミッションによるプレッシャーより、与えられた時間で完璧なステージを完成しなければならないという負担のほうが大きかったです。

チョン・テクヒョン:お互いのパートを奪う“ジャッジメント・デイ”です。その人がパートを守るためにどれだけ努力したのか全部分かっていながら、自分が生き残るためには相手のパートを奪わなければならないというのを過酷に感じました。

キム・ジュンソ:サバイバルは過酷にならざるを得ないと思います。毎回脱落者が生じて、一緒に汗を流した友達と別れなければなりません。本当にたくさん泣きました。

――ボーカル、パフォーマンス、ラップのポジション同士でチームを組んでステージを準備したため、チームごとに大変に思った経験が異なるんでしょうね。

ユ・ヨンハ:僕はラップをする人同士が集まったチームでした。ミッションステージは、グループのラップ担当メンバーとして適切な実力を備えているかを見せる場だったので、ラップだけでなく、ダンスも上手じゃなければなりませんでした。ステージを準備する時にダンスの練習に邁進しました。短い期間でダンスの実力を向上させるのが難しかったです。

チョン・ドヨム:パフォーマンスチームは比較的、積極的な人が多かったです。斬新なアイデアを持っている人も多く、情熱あふれる人も多かったので、1つの動線を作る時もたくさんの意見が出ました。練習よりも意見を調整するのにもっと時間を使ったと思います。

チョン・ジンソン:ボーカルチームはバラードに強い人が多くて、ダンスを踊りながら歌う時、呼吸を整えることに集中しました。そして感受性が豊かなメンバーが多くて、練習しながら本当にたくさん泣きました。

――グループのリーダーは、どう決めたか気になります。

チョン・テクヒョン:1THE9のリアリティ番組であるMBC「WONDER LAND」を見ていただければ分かっていただけると思います。投票を通じてリーダーを選ぶのですが、詳細については放送を通じて確認してください。これまで見たことのない新しい姿を披露します。

――リーダーとして最も重要だと思っていることは何ですか?

イ・スンファン:メンバーたちを包み込むことができる包容力と、遊ぶ時は遊んで、集中する時は集中できるように、雰囲気を作るカリスマ性が必要だと思います。

キム・ジュンソ:強い精神力です。活動しながら初めての経験が多いのですが、リーダーが戸惑っていたらメンバーたちはもっと大変だと思います。どんな状況でもメンバーを引っ張ることができる精神力が重要です。

ユ・ヨンハ:メンバーたちの気持ちに早く気づいて、グループの微妙な雰囲気の変化を把握できるセンスが最も重要ではないかと思います。

チョン・ドヨム:リーダーは将来の活動に非常に重要な役割を果たします。リーダーは責任を感じて、グループの成長のためにたくさん考えなければならないです。

――ディレクターとして参加したEXIDのソルジ、CRUSH、Dynamic Duo、SUPER JUNIORのウニョクのアドバイスの中で、1番記憶に残る言葉は何ですか?

イ・スンファン:ウニョク先輩にチームワークを保つ秘訣を聞いたのですが、本当に明確な答えをいただきました。「自分の分だけちゃんと果たせば、チームワークは壊れない」と……その言葉が一番記憶に残っています。

パク・ソンウォン:ラップチームは低い成績のため怯んでいたことが多かったのですが、Dynamic DuoのCHOIZA先輩とGAEKO先輩にたくさん褒めていただきました。「笑顔がキレイ」「心が優しい」などの言葉が当時の僕にとってすごく慰めになり、おかげで元気を出すことができました。

――正式デビューに先立って、リアリティ番組「WONDER LAND」が放送されます。リアリティ番組を通じてどんな魅力をアピールしたいと思いますか?

シン・イェチャン:今まで練習して、ステージを準備して、公演する姿だけをお見せしてきましたが、リアリティ番組は日常生活が収められています。友達とじゃれあって、冗談を言い合ったりする新しい姿をお見せします。ぜひ「シン・イェチャンって面白い」と言っていただきたいです。

キム・テウ:宿舎生活が本当に楽しいです。会話が絶えませんし、ゲームもたくさんします。放送を見ると、9人全員が負けず嫌いだということがお分かりいただけると思います。

――1THE9のメインコンセプトは何ですか?

パク・ソンウォン:より良い姿を披露するために、今もずっと話しています。グループのコンセプトを一言で説明することはできませんが、確かなのは青春ドラマのような話を音楽で紡ぎ出す歌手になることです。

――魅力アピールのために準備したことはありますか?

チョン・ジンソン:「UNDER19」に出演した時、デビューしたら“キヨミ(可愛い人)ソング”を作って公開すると約束しています。僕だけのキヨミソングは完成したのですが、まだメンバーたちも見ていません(笑)。いつか必ず披露します。

イ・スンファン:新しいジャンルのダンスを学んで、ステージごとに新しい姿をお見せしたいです。主な種目は放送ダンスですが、ラテンダンスやジャズなど、さまざまなジャンルに挑戦するつもりです。

――1THE9の活動期間中に必ずしてみたいことは何ですか?

キム・ジュンソ:トークショーに出演したいです。練習生時代からデビューするまで、紆余曲折がありました。そんな自分の話を聞いてもらいたいです。

キム・テウ:SBS「ランニングマン」に出演したいです。走るのが速い方ではありませんが、上手に裏切る自信はあります(笑)。イ・グァンス先輩の後を継ぐバラエティセンスをお見せします。

シン・イェチャン:メンバーたちと一緒に、アルバムに収録しても遜色のない自作曲を作りたいです。自作曲でステージに立てる日が来ることを願っています。

――1THE9のメンバーに選んでくれたサポーターに一言お願いします。

パク・ソンウォン:未熟な僕を信じ、応援してくださってありがとうございます。こんなに大きな声援をいただいてもいいのかと実感が湧きません。声援に何倍も恩返しできるように努力します。

チョン・ドヨム: 「1THE9」という映画を見ていると思って見守ってください。ハラハラしたり、胸を痛めることがないように、何事にも最善を尽くします。

シン・イェチャン:サポーターの参加と応援のおかげで、9人の練習生が夢を叶えました。歌手としての生活を始められるようにしてくださり、心から感謝しています。良いアーティストとして成長します。

記者 : イム・ミエ