DREAMCATCHER、日本2ndシングルのMVで怖がる演技に初挑戦!一番怖かったホラー作品は「日本のアニメで…」
Kstyle |
異彩を放つ“悪夢コンセプト”とヘビーなロックサウンド、圧巻のパフォーマンスで世界でも注目を浴びている7人組K-POPガールズグループDREAMCATCHERが、日本2ndシングル「PIRI~笛を吹け~ -Japanese ver.-」を3月13日にリリース。Kstyleでは、リリースイベントのために来日したDREAMCATCHERにインタビューを敢行。日本語バージョンのリスニングポイントや、5月に日本を含めて開催されるアジアツアーへの意気込み、近況などをたっぷりと聞いた。
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DREAMCATCHER、大爆笑の笛吹きコーナーで才能を発揮!?スペシャルトークイベントをLINE LIVEで生中継
ジユ:歌詞に「ピリルブロラ(笛を吹け)」という部分があり、最初は「えっ? 笛を吹け? いきなり?(笑)」っていう印象でしたが、繰り返し聴いてみたら「私たちDREAMCATCHERだけが持っているシグナルを送る曲だからPIRIを吹くんだな」「特別な意味がある曲なんだな」と思いました。
――日本語バージョンは、いかがでしたか?
ダミ:個人的に、ラップがとても大変でした。すごく早くて口に馴染むまでに時間がかかりました。でも、苦労した分、後でモニタリングしたら、とてもよく仕上がっていたので満足です。
ガヒョン:最初に聴いた時、韓国バージョンと比べると発音の部分で違いがあったので、うまくできるか心配したのですが、結果的にまた違う魅力を持った曲になりました。
――「PIRI」でもDREAMCATCHERらしい、かっこいいダンスが見られましたが、特に「かっこいい」と思う振り付けは?
ハンドン:スアお姉さんのパートの時に、V字型になって前に出るところがとてもかっこいいと思います。
全員:うん、うん。そこがかっこいいね。
――MVの撮影秘話を教えてください。
ダミ:メンバー全員がユヒョンお姉さんの身長に合わせて立つシーンがありましたが、実際には身長がかなり違うので、背伸びをしたり、踏み台を置いたり、いろんな方法で身長を合わせたことが印象に残っています。
シヨン:私ははしごに腰かけるシーンがあったのですが、怖くはなかったけど、角がとがったはしごだったので、お尻が痛かったです(笑)。でも、痛くないフリをしてがんばりました。
――怖がる演技が一番上手だったメンバーは?
シヨン:みんなうまかったと思いましたが、スアお姉さんは声まであげていました。MVをよく見たら、映像でも確認ができると思います(笑)。
――どのシーンが一番怖かったですか?
ユヒョン:人形のシーンかな?
スア:監督が人形の首をカクッって折り曲げて驚かせるので、それが怖かったんです。
不思議の国に行けるとしたら?「京都に…」
――「PIRI」が収録された韓国4thミニアルバム「The End of Nightmare」は、これまでDREAMCATCHERが描いてきた「悪夢」シリーズを完結させるアルバムとのことですが、どう完結したのでしょうか?ジユ:「PIRI」のMVの内容を見ていただくとおわかりいただけると思うのですが、私たちが悪夢から抜け出そうとしても、結局は抜け出せなくて、繰り返されるというストーリーなんです。なので「悪夢」のストーリーは終わるけど、「悪夢」に終わりはないということなんだと思います。
――最後にメンバーが白い服を着て一列に並んで手をつなぐシーンがありますが、どういう意味が込められているのでしょうか?
シヨン:結局はひとつだったという意味です。
ダミ:メンバーそれぞれが怖い思いをしたけど(笑)、結局はひとつだったんです。
――「PIRI~笛を吹け~ -Japanese ver.-」のカップリングには人気曲 「GOOD NIGHT」「Wonderland」の日本語曲が収録されますね。
スア:「GOOD NIGHT」のラップの部分が、韓国語バージョンよりも低い音でレコーディングされたのですが、日本語の歌詞に合った、いいトーンに仕上がりました。より強い感じに表現されて、とても気に入りました。
ユヒョン:「Wonderland」も日本語の持つ情緒的な雰囲気とうまく合わさっているような感じを受けました。
――「GOOD NIGHT」のMVは「Chase Me」に続いて、俳優チョ・ドンヒョクさんが出演しています。一緒に撮影もされたようですが、当時のエピソードを聞かせてください。
スア:とてもジェントルで、私たちにすごく合わせてくれました。演技をするのが初めてだったのですが、私たちがプレッシャーを感じないようにしてくださいました。
ジユ:こんな質問は初めて受けましたが、(記者に対して)もしかしてチョ・ドンヒョク先輩の大ファンですか(笑)?
――そういう意味で質問したわけではありません(笑)。では「Wonderland」にかけての質問ですが、みなさんが不思議の国に行けるとしたら、どんな不思議の国に行きたいですか?
ジユ:私はブラックホールに入ってみたいです。中がどんな風になっているのか気になります。
スア:「アベンジャーズ4」でアントマンが縮小し続けると入ってしまう、量子の世界に入ってみたいです。
ユヒョン:私は「ピーターパン」が大好きなので、ネバーランドに行ってみたいです。
ハンドン:「不思議の国のアリス」に出てくるシーンがとてもロマンチックで好きなので、その世界に入ってみたいです。
ガヒョン:考えてみたこともないです。ただ、気楽に過ごせる世界で暮らしたいです(笑)。
ジユ:ただの家(笑)!!
ユヒョン:現実的(笑)。
ダミ:北極・南極に行きたいです。氷が解ける前に。
ユヒョン:あ~、ペンギンが見たい!!
シヨン:京都に行きたいです(笑)。不思議な国ではないけど、あの風景を一度肌で感じてみたいです。
リリイベでの新しい試み「ゲームのキャラクターに…」
――「PIRI~笛を吹け~ -Japanese ver.-」のリリースイベントでは、個別コメントムービー会という新しい試みもなされましたが、やってみていかがでしたか?シヨン:恥ずかしかったです。ファンの方が見ている前で「おやすみなさい~」って感じで撮影するので、なんかゲームのキャラクターになった気分でした。
ガヒョン:最初はちょっとぎこちなかったですし、恥ずかしかったのですが、ファンの皆さんがとても喜んでくださったので、やってよかったと思いました。それで、同じセリフでもいろいろとパターンを変えて撮ったりもしました。
――4種類パターンがあったそうですが、人気のセリフは?
スア:私は「大好き」かな。
ダミ:「おやすみなさい」。
シヨン:私は「早く会いたいです」のリクエストが多かったです。
ジユ:あと1つは「いつもありがとう」でした。
――「PIRI~笛を吹け~ -Japanese ver.-」の、初回限定盤Bには昨年ラクーアで行われた日本デビュー時のイベントの映像のDVDが封入されますが、デビューイベントで印象に残っていることを教えてください。
ジユ:寒い時期なのに野外でプロモーションをすることが多かったのですが、それでも日本のInSomnia(インソムニア=DREAMCATCHERのファンの名称)の皆さんが寒さに負けないで、私たちを見てくださったのが、一番印象的でした。
――日本のInSomniaの皆さんがSNSで「DREAMCATCHERが、とてもファンによくしてくれる」「ファンを大切にする」と書いているのを見かけます。
シヨン:本当ですか? 嬉しいです~。私は本当に記憶力が悪いのですが、ファンの皆さんを、おひとり、おひとり覚えようと努力しています。お名前を呼ぶとすごく喜んでくださって、どんな些細なことでも「ありがとう」と言ってくださることに、私たちが感謝しています。
ダミ:プロモーションのたびに来てくださって本当に感謝しています。見慣れた顔を見ると嬉しいですし、「私たちを忘れないでくださっているのだな」と感動します。そして新しいファンの方々も増えているのを見ると、もっと努力しようと思いを新たに決意します。
――ダミさんは女性のファンが多いですよね。どんな話をしますか?
ダミ:ほぼ女性と言ってもいいくらい多いです。「(日本語で)ダミちゃん、かっこいい~」と言ってくださったり、ツーショット撮影の時は「ハグしてください」と言われるので、ハグしたり……。そんな感じが多いですね。
ハンドン:日本のファンの皆さんと会うたびに、とても癒やされます。大変な時でも、その気持ちが吹き飛びます。とてもありがたくて、大好きです。
「子供の頃、日本のアニメが怖くて…」
――これまで「悪夢」コンセプトで、ちょっと怖いMVを撮影してきましたが、みなさんが一番怖いと思ったホラー作品を教えてください。ユヒョン:子どもの頃、日本映画の「着信アリ2」を見たのですが、子どもだったから、すごく怖くて忘れることができません。
スア:私は「呪怨」です。考えるたびに怖くなります。現実的なものよりも、非現実的なもののほうが、想像してしまって怖くなります。
ジユ:韓国映画の「哭声/コクソン」が本当に怖かったです。日本の俳優さん(國村隼)も出ています。
シヨン:悪魔だ~。
全員:(爆笑)
ハンドン:子どもの頃に見た日本のアニメ「名探偵コナン」が怖かったです。
ガヒョン:コナンが??
ジユ:確かに、怖いかも。
ハンドン:一番怖いシーンは、コナンが鍵穴を覗いたら、そこに目があって!!(「盗賊団謎の洋館事件」)
シヨン:「ピングー」は知っていますか?「ピングー」も怖かったんです。ピングーの夢の中に出てきたトドが、ピングーをもてあそぶんです。
ジユ:たしかに。私は「美少女戦士セーラームーン」も怖かったです。夜に闘うのも怖いし、敵の妖魔も怖かったです。
ダミ:「プリースト 悪魔を葬る者」です。悪霊に憑りつかれた人が急に起き上がって豹変したりとか、そういうシーンが怖かったです。
ガヒョン:あまり見ないほうですが、私も「プリースト 悪魔を葬る者」が怖かったです。
日本のファンは“やさしいアツアツ”
――これから日本を含めたアジアツアーが始まります。ツアーで楽しみにしていることは?ジユ:新しい曲、新しいユニットを皆さんにお見せして、どんな反応があるのか楽しみです。
スア:アジアツアーは初めてなので、アジアのファンのみなさんとコミュニケーションをとるのも楽しみです。その国の言葉がどんなのだろうかとか、気になります。
――去年は、主に南米を中心にワールドツアーをされましたね。
ユヒョン:とにかく飛行機に乗っている時間が長かったことを思い出します(笑)。20時間!!
――長い時間に備えて、どんな準備をしましたか?
ガヒョン:ネックピローと楽なパンツは必須です。
ハンドン:休息時間とおやつも!!
ジユ:機内で聴く音楽や映画もダウンロードして。
ガヒョン:そして重要なのは、前の日に寝ないこと。
スア:そう、そう。疲労を準備していきます(笑)。
――自由時間はありましたか?
ジユ:1日ありましたが、ホテルのプールで遊んだり、近くのスーパーに行きました。
――2017年は欧米ツアーをしましたが、いかがでしたか?
ジユ:街がまるで童話の中のようでした。コンサート会場もルネッサンスという雰囲気で、街の雰囲気に調和していたのが印象的でした。
――ファンの反応はいかがでしたか?
ハンドン:欧米のファンも、南米のファンも、とても熱かったです。私たちのためにイベントも準備してくれました。
シヨン:アツアツです(笑)。
――日本のファンはどうですか?
ジユ:親切でとても熱いです。
シヨン:(日本語で)やさしいアツアツです。
ダミ:恥ずかしがりだけれど、内面はとても熱い。
ハンドン:感動を与えてくれます。
――がらりと話は変わって、ハンドンさんはチョコレートを食べるとくしゃみが出るそうですが、みなさんの「〇〇をすると〇〇になる」というものを教えてください。
ユヒョン:私は音楽を聞くと、自然に指先がピアノを弾くように動いちゃいます。
ガヒョン:絶対音感の持ち主ですか(笑)?
ユヒョン:違うけど(笑)、なんとなく動いちゃいます。変ですね。
シヨン:私もあります! 車に乗っていると横断歩道が見えるじゃないですか、それにキャラクターに見立てて、横断歩道があるたびに「トゥンイ」とか呼んでるんです。窓の外を見て、なにも考えずにそんなことをしています(笑)。
全員:なにそれ(笑)。
ガヒョン:私も、そんな感じの経験があります。窓の外を見て、木が並んで生えているのを見ると、木と木の間を通り過ぎるたびに、瞬きをしたりとか……。
ジユ:私も横断歩道の白いところだけを踏んで歩くとか、小学生の頃まではしていました。それから、重要な日は赤色のものを身に着けています。
ガヒョン:それなら、髪の毛の色が赤だから、毎日が重要な日だね(笑)。
7つの質問でメンバーの個性に迫る!
――これからは、各メンバーに質問していきます。ジユさんは美しい外見と正反対に、オヤジギャグが得意だそうですが、日本のファンにオヤジギャグを伝授してください。ジユ:「新しいティー(Tシャツ)を買ったんですね? どんなティーを買ったの? キューティー、プリティーだよ」……こんな感じです(笑)。ぜひ、使ってみてください。
全員:……(苦笑)
――スアさんは、カリグラフィーが得意とのことですが、どのように習いましたか?
スア:おばさんが絵がとても上手で大学の教授をされているんです。それで、中学の時におばさんから習いました。カリグラフィーとか絵を描いたりするとストレスが解消されるので、時間がある時に描いています。カリグラフィーをファンにプレゼントしたこともあります。
――シヨンさんはONE OK ROCKのファンだとのことですが、好きになったきっかけは?
シヨン:私が加入している音源サイトで推薦曲として紹介されたので聞いてみたのですが、声がとても素敵で他の曲も聴くようになりました。ライブもすごくいいので好きになりました。一番好きな曲は「Nobody's Home」です。
――ハンドンさんはミュージカルの歌が得意とのことですが、一番好きなミュージカルの曲は何ですか?出演してみたい作品は?
ハンドン:「キャッツ」の「Memory」が一番好きです。出演してみたいのは「マンマ・ミーア」ですね。ストーリーも曲もいいし、ソフィを演じてみたいです。
――ユヒョンさんはゲームが大好きで知られていますが、ゲームの魅力は?
ユヒョン:勝負欲はあまりなくて、勝とうとするよりも、ゲームをやることでゲームの世界に住んでいるような気分になることが好きです。だからシュミレーションゲームをよくやりますね。最近は時間がなくてやってないですが……。
――同じくゲーム好きなシヨンさんとどちらが上手いですか?
ユヒョン:一緒にネットカフェに行くのですが、ゲームは一緒にしないんです。好きなジャンルが違うので(笑)。シヨンお姉さんはロールプレイングが好きで、私はペグソリティアやアバター、シュミレーションが好きです。
――ダミさんは髪をショートにして、ますます王子様のように麗しくなりましたが、ファンの反応は?
ダミ:最初は心配したのですが、ファンの方々がとても似合うと言ってくれて、心配が消え去りました。今は長い髪よりもショートヘアがとても気に入っています。
――ガヒョンさんは「PIRI」でラップを披露して大好評でしたが、ラップにチャレンジしたお気持ちは?
ガヒョン:初めは心配して緊張しましたが、やってみたらファンの方々からの反応がよくて、自信が持てるようになりました。皆さんが好きになってくれているのを感じて、一生懸命にラップもがんばっています。ダミお姉さんもたくさんアドバイスをしてくれました。
――最後に読者へのメッセージをお願いします。
ジユ:日本にまた来ることができて、来るたびに皆さんと幸せな思い出を作ることができて、温かい気持ちになります。いつもありがとうございます! あっ! そして5月2日に東京、5月4日に神戸でコンサートをしますので、ぜひ、いらしてください!!
取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔
■イベント情報
「DREAMCATCHER Asia Tour “INVITATION FROM NIGHTMARE CITY in JAPAN”」
好評販売中
<東京公演>
会場:キネマ倶楽部(東京都台東区根岸1-1-14)
日時:2019年5月2日(木・祝)14:30/18:30
<神戸公演>
会場:神戸Harbor Studio(兵庫県神戸市中央区波止場6-3)
日時:2019年5月4日(土)14:30/18:30
【チケット料金】
全自由:プレミアムチケット¥10,800(税込)
全自由:¥8,400(税込)
※ドリンク代別途¥600(税込)あり
【座席種別】全自由(※整理番号付き)
【プレミアムチケット特典】
1部:リハーサル観覧+ハイタッチ
東京・神戸公演ともに、集合時間12:45予定、開始時間13:15予定。
リハーサルを約15分観覧後に、メンバー全員とのハイタッチ会にご参加いただけます。
2部:終演後のおつかれさま乾杯会
東京・神戸公演ともに2部の終演後に、メンバーからの挨拶の後、メンバー全員一人ずつと乾杯をする、おつかれさま乾杯会にご参加いただけます。
※未就学児入場不可。
※開場・開演時間は変更になる場合がございます。
■リリース情報
日本2ndシングル「PIRI~笛を吹け~-Japanese ver.-」
好評発売中
<収録内容>
◯初回限定盤A [CD+スペシャルフォトブックレット]:¥1,800[tax in]/PCCA.04759
[CD]M1. PIRI~笛を吹け~-Japanese ver.-/M2.GOOD NIGHT-Japanese ver.-
[スペシャルフォトブックレット]カラー24P
[封入] イベント参加券<初回限定盤A>orスペシャルチケット封入
◯初回限定盤B [CD+DVD]:¥2,300[tax in]/PCCA.04760
[CD]M1. PIRI~笛を吹け~-Japanese ver.-/M2.GOOD NIGHT-Japanese ver.-
[DVD]
・日本デビュー記念イベント@東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ【2018.11.24】
・「ALONE IN THE CITY」来日セルフカメラ【2018.10.23-29】
・「What-Japanese ver.-」来日セルフカメラ【2018.11.20-26】
[封入] イベント参加券<初回限定盤B>orスペシャルチケット封入
◯通常盤 [CD only]:¥1,200[tax in]/PCCA.04761
[CD]M1. PIRI~笛を吹け~-Japanese ver.-/M2.GOOD NIGHT-Japanese ver.-/M3.Wonderland-Japanese ver.-
[特典(※初回生産分のみ)]トレーディングカード1枚(全8種)
[封入(※初回生産分のみ)]イベント参加券<通常盤>orスペシャルチケット封入
■関連サイト
オフィシャルホームページ:https://DREAMCATCHER-official.jp/
記者 : Kstyle編集部