“BTS(防弾少年団)”効果!K-FOODもブレークの予感…欧州で大注目

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世界的人気を誇る防弾少年団のパワーに後押しされる形で、韓国の食品が欧州で大きなPR効果をあげており、人気に火がつきそうな勢いだ。

韓国農水産食品流通公社(aT)は防弾少年団の欧州ツアーに合わせて現地で伝統食品などのマーケティングを展開している。19日にパリで開かれた防弾少年団の公演では会場の一角にVIPラウンジを設け、フランス食品大手のバイヤーたちにキムチやミソ、しょうゆなどを紹介するとともに、韓国の発酵食品や食材を使ってフランス風にアレンジした料理を振る舞った。

通常、これら大手のバイヤーを広報イベントに招くのは困難だが、アルバムが2作連続で米ビルボード1位になるなど世界的旋風を巻き起こした防弾少年団の公演を鑑賞できるイベントとあって約40人が参加した。

aTの関係者は「防弾少年団が韓国というブランドを広く知らしめてくれたお陰で、我々の食品も恩恵を授かった」と話す。

実際、防弾少年団の欧州のファンは母親と共に公演会場を訪れるだけでなく、親子で韓国語や韓国料理に興味を持つことが多くなっているという。ファンたちは交流サイト(SNS)などで防弾少年団だけでなく韓国の文化も話題にする。

あるフランスの少女は「防弾少年団の影響でハングルと韓国語を学びたくなり、韓国料理を食べたくなった」と話す。

aTはこの勢いに便乗すべく、21日から25日までパリで開かれる欧州最大級の国際総合食品見本市「SIALParis」に出展して韓国の農食品を大々的にアピールする。

記者 : 聯合ニュース