Outsider「チャン・ムンボク、昔の自分を見ているような気がする」

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写真=「bnt」
ラッパーOutsiderが娘ロウンちゃんと共にしたファッショングラビアを公開した。

Outsiderの「bnt」グラビアではKBS 2TV「ハッピーサンデー-スーパーマンが帰ってきた」でも見せたパパと娘の完璧なケミ(ケミストリー、相手との相性) を演出するかと思えば、彼が持つカリスマ溢れるグラビアも見ることができた。

最初のコンセプトでは、ラッパーらしくヒップホップのムードが充満するスタイルで、ロウンちゃんと幻想的な呼吸を見せた。続いたコンセプトでは、Outsiderならではのチャームポイントであるスーツファッション、ここにロウンちゃんとの可愛らしいワンピースの組み合わせで注目を集めた。

華やかなスポットライトの下、強烈な印象を残した最後のコンセプトでは、ヒョウ柄のシャツとデニムを合わせてスタイリッシュな魅力を披露し、ベージュトーンのローブをかけてラッパーとしての一面を演出することもした。

グラビアの撮影後、彼は「ハッピーサンデー-スーパーマンが帰ってきた」への特別出演を通じて、ロウンちゃんとさらに近づいたと話し、人生のターニングポイントになったという話と共にインタビューを始めた。「まず、ロウンをとても可愛く思ってくださった視聴者の方々に感謝する言葉を伝えたい(笑) 実は『スーパーマンが帰ってきた』の出演依頼に対して、とても悩んだ。父親と母親の判断で、子供がストレスでも受けることになれば心配じゃないですか。そして以前には結婚や子供に対する露出を反対した。だが、今はかえって見せようとする」と言って、率直な心情を伝えた。

続いて彼は、「現在の制作陣側とよい方向に話をしている。多分(僕たちの姿を) 見られるのではないでしょうか」として、番組出演への意思を間接的に明らかにすることもした。

Mnet「SUPER STAR K2」「プロデュース101」シーズン2を通じて、話題になったチャン・ムンボクに対して尋ねると、すぐに「ムンボクと一緒に住むということを、皆が不思議がった(笑) 考えてみると、妻が理解してくれた部分が最も大きくて、実際にムンボクも簡単ではない決断だったろうと思う。家族になってくれたことだけでも、かえってありがたい」として、チャン・ムンボクに対する愛情を表わした。

特に「SUPER STAR K2」以来、チャン・ムンボクと休むことなく縁を続けてきた彼は「軍隊除隊後、ムンボクが訪ねてきて、音楽をやりたいがどのようにしたらいいのか分からないと言って、自分を見る視線が怖いと言った。その時、僕もカムバックの準備に対するプレッシャーのために悩みが多かった時期だった。まるで自分自身を見ているようだった」として当時を回想した。

すでに色々な過程を通じて、チャン・ムンボクの才能を発見したOutsiderだ。すごい情熱を持ったチャン・ムンボクに対して、彼は「実際に昨年末ぐらいに我が家にアーティストらと集まって、ブルーマーブルというゲームをやったことがあったが、その時の罰ゲームにムンボクが引っかかった。その時、少女時代の『GEE』を踊ったが、思ったより上手にダンスした(笑) 一緒に住んで初めて見た。意外にセンスがよくて、女性らしい感じと中性的な感じもあった」として、「GEE」のダンスのおかげで「プロデュース101」シーズン2に出演したエピソードを説明した。

また「プロデュース101」シーズン2でのチャン・ムンボクの実力に対して、彼は「多くの方々が誤解をする部分が、3年間ムンボクと一緒に住んだだけであって、トレーニングをしたのではない。それでアイドルの練習生をした友達と同じ基準で評価を受ける時は、当然限界があるしかない」と話して、「ムンボクが内向的な性格で、社会性が若干不足する。子供の頃に一人でいたため、時々痛ましい時がある」という話と共に、心配な思いを伝えた。

本来の夢はラッパーでない作家であったとして、文章を書くのが好きだと明らかにした彼は、2009年に発売した2ndアルバムのタイトル曲「Loner」で韓国を沸きかえるようにさせた。「期待もしなかったアルバムが1位になって、一日にスケジュールが5~8件、6ヶ月の間一日休んだのに幸せだった(笑) その後はとても無理しすぎたのか、声帯結節までかかった」として、その時の幸せな記憶を想いうかべた。

それだけでなく、当時音源の売り上げに対する部分も堂々と公開した。「私が聞いたところでは、音源の売り上げだけ20億ウォン(約1億9000万円) 程度(?)。いずれにせよ、それぐいに多くの人気を得た。お金は重要でなかった。スケジュールが埋まることが、ただただ幸せだった(笑)」として、純粋な姿を見せることもした。

除隊後、「SHOW ME THE MONEY2」の審査委員で出演した彼。当時、複雑な状況ために準備があまりできなかったようだった伝えた彼は、「軍服務中であったため制限的なことが多かった。トレンドは何で、どんなヒップホップが好きなのか研究が不足した。そのような状況が重なってみて、ステージが不安定だった」として残念さを表わした。

「SHOW ME THE MONEY2」以後、「20sider」(ステージで20万ウォンしか稼ぐことができなかったため) というニックネームまで得たOutsiderは、「20という数字だけ見てもトラウマにかかって、途方もなく大変だった。動物を育てることになったきっかけもこのためだ」と理由を明らかにした。

1秒に17音節という速射砲ラップで多くの大衆の視線をひきつけている彼は、中学校在学当時に「シオッ(ㅅ)」という発音ができなかったと言い、「百科事典を買ってきて、一日に7~8時間ずつ発音練習をした。読むことだけ3年ほど練習したようだ。持って生まれたのもあるが、もちろん努力と練習がさらに多くならざるを得なくて、重要にならざるを得ない」として、努力と練習に対する重要性を強調した。

最後に娘のロウンちゃんが ラッパーをすると言えばどう思うのかという質問に、「絶対反対だ(笑)」と言って、意味深長にインタビューを終えた。

記者 : シム・ミンヒョン