ソン・ソヒ、前所属事務所との訴訟で敗訴…約3000万円を賠償

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写真=マイデイリー DB
国楽(韓国伝統音楽) 少女ソン・ソヒ(21) が前所属事務所との民事訴訟控訴審で敗訴して、3億ウォン(約3000万円) を支払うことになった。

ソウル高等裁判所民事8部(裁判長:ヨ・ミスク部長判事) は本日(21日)、ドギンメディア代表のチェ某さんがソン・ソヒを相手どった契約金請求訴訟で、原告に一部勝訴判決を下したと明らかにした。

チェさんはソン・ソヒ側に、契約金6億4700万ウォン(約6200万円) 余りを支払うよう訴訟を提起して、裁判を進めてきた。

2013年7月にチェさんとソン・ソヒ側は、2020年7月までソン・ソヒの活動によって生じた純収益を5:5で分配する内容の専属契約を結んだ。

だが2013年10月、所属事務所の職員でありチェさんの実の弟A氏が、所属事務所の歌手でありチェさんと事実婚姻関係であるBさんに向精神性医薬品であるゾルピデムを飲ませて気を失わせた後、性暴行した疑惑で起訴された。

2013年11月ソン・ソヒはこの事実をBさんから聞き、A氏を自身のマネジメント業務から排除することを要求したが、チェさんはこれを無視してA氏に引き続きソン・ソヒの車両の運転を任せた。

これに対しソン・ソヒの父親は、翌年2月にSHファンデーションという企画会社を作ってソン・ソヒの活動に直接関わったとし、ドギンメディア側は訴訟を提起した。

裁判所は、「所属事務所側がソン・ソヒを騙して専属契約を締結したという証拠がない」としてチェさん側に立った。チェさんが過去20年間、歌手などのマネージャーとして活動して多数のアルバムを企画・制作してきた点と、これをソン・ソヒの父親も知っていたという点も根拠にあげた。

記者 : シム・ミンヒョン